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より快適にkakei+を使うには!? 記帳に慣れてきたら、自分らしくカスタマイズをしてみましょう。

 家を引っ越したときに、皆さんがまずすることは何ですか? 家電を配置したり、ベッドの置き場所を決めたり、荷開けをして収納家具に収めたりしますよね。食べることと寝ることができれば、とりあえず新居の生活を開始できます。生活が落ち着いてきたら、インテリアを調えたり、クローゼットの中を使いやすく工夫したりすると、より快適に暮らせますね。

 家計簿も、つけ始めは記帳を続けることが目標です。できるだけ毎日記帳すること。「お金を使ったらkakei+(カケイプラス)に入力する!」と肝に銘じて、お金の収支をありのままに記帳することを習慣化します。記帳が軌道に乗ってきたら、インテリアを調えるように、kakei+の設定を自分らしく「調える」と、日々の記帳が時短でできたり、より快適に記帳ができるようになります。

 今回は、自分らしく「調える」、つまり設定のカスタマイズについてご紹介します。

内訳名をカスタマイズすると、オリジナルの自動アシスト機能が作れます

 kakei+には、「内訳欄」に入力すると、費目、項目が自動的に選択される費目アシスト機能があります。「ほうれんそう」と入力すると、副食物費→青菜類と自動で入るのが、この機能です。ただ、これは一般的によく使われる用語が用意されているものの、ユーザーごとに個人的によく購入するものまではカバーできていません。
 そこで、ユーザーご自身で「内訳の追加設定」を行うことで、kakei+を使いやすくカスタマイズすることができます

【追加設定におすすめの内訳名】
・通院先のクリニック名・薬局名(〇〇医院、△△薬局など)
・習いごと(〇〇スイミング、△△書道教室など)
・よく購入する食料品(地場の魚や野菜の名称、お気に入りの市販品など)
・近所の行きつけの店名(外食、テイクアウトでよく利用する店)
・固定費で毎月支払うもの(〇〇保険、給料明細で天引きされるものなど)

 内訳を追加設定すると、記帳画面の内訳欄にその言葉を入力したときに費目、項目の自動アシスト機能が作動します。

※内訳の追加設定は、kakei+にログイン後、メニューの中の「費目」設定画面でできます。詳しい設定の手順は使い方マニュアルをご覧ください。

【費目アシスト機能についての説明はこちら ↓ ↓ ↓ 】

カスタマイズのメリットは?

 ユーザーのオリジナルの内訳名を追加で設定しておくメリットは、記帳するたびに費目と項目を選択する手間が省けること、同じ内訳名は同じ費目・項目分けを適用できるので、より正確な家計簿記帳ができることです。

 通院先のクリニック名や薬局名を内訳に設定しておき、記帳していると、「検索」機能を利用して、病院ごとに支払った医療費の合計額をすぐに出すことができ、医療費の確定申告をするときに便利です。

費目、項目のカスタマイズは? 名称追加のほかにも「非表示」設定ができます。

 費目、項目も、内訳と同様に追加設定ができます。「ペット費」「家庭菜園費」など、オリジナルの費目名がほしいときに便利ですね。
 教育費、自動車費などが必要ないという場合は、「非表示」設定にすると、記帳画面や集計画面で非表示にすることができます)。そのほか、費目と項目には「並び替え」の機能もあります。

 ただし、費目、項目も一度作成すると削除できない仕様になっています。kakei+を初めて使われる方は、まずは、初期設定の『羽仁もと子案家計簿』の費目分けで記帳をしてみることをおすすめします。費目や項目を「非表示」にすると、それらに紐づく費目アシスト機能が出なくなってしまいますから、ご注意ください。

まとめ

 kakei+をより快適に使うためのカスタマイズの紹介はいかがでしたでしょうか? インテリアを調えるように、kakei+も自分仕様に調えると、より記帳しやすく、より分析しやすくなります。とりかかる時間のあるときに、ぜひおためしください!


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