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アニメから学ぶ撮影テクニック

みなさん、こんにちは!!

アニメを見ながら「この映像技法すごいな」って思ったことありませんか?

アニメの中には写真や動画制作のヒントがたくさん隠れる事にふと気付いたんで思ったことを書いていきたいと思います!!。

アニメで使用されているテクニックは、写真撮影はもちろん、Vlogや組写真にも応用できるものが多いと思いました。


レンズワーク

アニメを見ていて最初に気づいたのが、そのダイナミックな画面展開です。広角から望遠、そしてまた広角に戻るなど、めちゃくちゃメリハリがあるんです。
これ、実際の動画撮影でも使えるテクニックだと思いません?

個人的にこんなレンズがあれば、アニメの撮影ができそうだなと思いました。

・20mm:街並みや広大な自然など、広い場所を一気に収めたいときに最適。迫力のある画を撮れます。建物の内部や狭い場所で人物も入れたい撮影にも使えそう。

・35mm:人間の目に近い画角で、日常的な雰囲気を自然に表現できます。人物に焦点を当てながら少しだけ景色を入れたい時に使えそう。

・85mm:人物をキレイに撮れる、いわゆる"ポートレートレンズ"です。人物の会話やその主役を際立たせたい時に使えそう。

この3本さえあれば、アニメみたいな画角の表現が可能になりそうだと思いませんか?

構図の上手さ

アニメの画面構成をよく観察すると、三分割法や日の丸構図、額縁構図がバッチリ決まっているシーンが多いことに気づきます。

例えば、人物を撮影するとき、画面を縦横それぞれ3等分するグリッド線の交点に目や顔を配置すると、バランスの取れた構図になります。
アニメではこの法則がしっかり守られていることが多いので注意してみてみると面白いですよ!!

アニメを見ながら、意識的に構図の使い方を見てみることで、自然と構図力が身に付いて撮影する時の引き出しが増えそうだなと思いました。

Vlog撮影のお手本

動画の構成って、結構難しいですよね。
特に初心者にとっては「どんな順番で撮ればいいの?」「1カットをどれくらいの長さにすればいいの?」なんて悩みどころがたくさん。
この悩みは普段動画を撮影しない私の悩みでもあります笑

アニメのカット割りを参考にすれば、そんな悩みも解決できそうです。

アニメの特徴を Vlog 撮影に活かすと、こんな感じになります:

・メインの映像と、ちょこちょこ入るサブカット:
例えば、料理のVlogなら、調理の様子をメインに撮りつつ、食材のアップや調理器具のカットをサブで入れる。

・1カット数秒程度の短い映像の連続:
長々と同じアングルで撮り続けるのではなく、どんどんカットを切り替えていく。

・広角と望遠を行ったり来たりするダイナミックな展開:
例えば、街歩きのVlogなら、広角で街並み全体を見せた後、すぐに人の表情や見せたい箇所をアップで撮る。そしてまた広角に戻る。こんな展開です。

これらのテクニックを使えば、面白い Vlog が作れそうだなと思いました。アニメを見ながら「ここで広角...ここで望遠...」なんて考えてみるのも面白いですよ笑。

写真や動画への応用

これらのテクニックは、Vlogだけでなく、写真のスライドショーや組み写真にも活用出来そうです。

例えば:
・全体→部分→サブカットみたいな流れ:
風景写真なら、まず広角で全景を見せ、次にそこにいる人の表情や見せたい箇所アップ。そしてまた違うカットに戻る、といった具合で写真数枚でその景色を撮影した背景や周囲の景色を共有することで観る人への問いかけが出来る。

・広角と望遠を交互に使う:
街の雰囲気を伝えるなら、広角で街並みを撮り、次に望遠で人々の表情や看板の細部を撮る。これを交互に繰り返すと、街の全体像と細部が上手く伝えられる。

・1枚1枚の写真は短く見せて、テンポよく進める:
スライドショーを作るときは、1枚あたり0.5〜2秒程度の表示時間にして見る。アニメのテンポのいい展開を真似ることで、見る人を飽きさせないスライドショーが出来そう。

さらに、アニメではよくスローモーションや早送りの技法が使われます。これも写真や動画に取り入れてみると面白いかもしれません。
例えば、スローシャッターや高速シャッターで動きを表現したり、タイムラプス動画の挿入。

アニメは単なる娯楽ではないなと改めて思いました。
撮影技術を学べる素晴らしい"教材"なんです。
レンズワーク、構図、編集テクニック...アニメの中には技術がたくさん詰まっています。

次にアニメを見るときは、ストーリーを楽しむだけでなく、
「撮影者の目線」
で見てみてください。
「このシーン、どんなレンズで撮ったんだろう?」「この構図、どうやって決めたんだろう?」なんて考えながら見ると、新しい発見がたくさんあるはずです。

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