AI英語学習教材:ELSA Speak


前回のDMM英会話の際にも記載したが、発音や抑揚といったものの強制は、ネイティブの先生に教えてもらった方が良いが、オンライン英会話では先生および生徒のネット環境に音質が左右されるため、難しい面もあると思う。
発音・抑揚のみをトレーニングするなら、最近はAIが自分の読み上げた発音とネイティブの音声を比べて、判定をしてくれるようなツールが無料で提供されている。様々なものがあるが、最もReview数が多そうだったELSA Speakというものをダウンロードしてみた。今回はELSA Speakの使い勝手についてレビューしてみようと思う。立ち上げると、ホーム画面が下図のように立ち上がる。Practice Daily Lessonをタップすると、今日のLessonを行うことができる。

ELSA Speakのホーム画面

Practice Daily Lessonsを選択すると、1から7のレッスンが現れる。7つのレッスンを全て行うと、約20分くらいになる。

7つのLessonが自分の苦手分野に応じて出題される

Lesson横の記号は、「発音(pronunciation)」や「文章内での強調(intonation)」、「語句内の強調(Word Stress)」、「文章全体の流暢さ(fluency)」に対応している。Lesson 4と5は発音やintonation, fluencyを複合的にテストしている問題になっている。

「発音(pronunciation)」、「文章内での強調(intonation)」、「語句内の強調(Word Stress)」、「文章全体の流暢さ(fluency)」についての課題を選択することも可能
緑の語句は正しく読めていて、赤の語句は改善の余地がある箇所

レッスン中、AIから上図のような、指摘が入る。最終的に発音、イントネーション、word stress、リスニング、流暢さについて、レベルが判定される文全体を読み上げる時の、強弱や長さについて、AIからのアドバイスがある。

Lessonの出来から判断した、自分の弱みが判定される

ELSA Speakをとおして、気づいた私の弱みはまず発音と長い文章を読み上げるときに、舌足らずになるところだ。特に苦手な音についてはAssessment Testで教えてくれるが、/ð/ と /θ/, /ə/のようだ。長い文章を読むときのイントネーションも改善の余地がある。

個人的には、自分の苦手なところと進捗状況を、自動でトラッキングしてくれるのが、とても気に入ってELSA PRO 1Year Membershipというのを購入した。もしかすると有料のサービスと無料のサービスの紹介が途中で混合しているかもしれないが、参考にどうぞ。

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