経済学と文脈が大事な他の社会科学分野の勉強方法の違い

私は昔から、文脈を読むのが得意で日本史や現代社会、英語、現代文は得意だった。一方、システマティックなパターンを見つけて、覚えている公式や法則を当てはめるというのは不得意だった。(数学や物理・化学など)

大学院で経済学を勉強することを決め、克服しなければならなくなった。ただそれでも修士の時は、他の科目の予習等で手一杯で、いつも期末直前に不安でいっぱいで詰め込み勉強をして、なんとかやり過ごしただけだった。

今思うと、数学や物理・化学のアレルギーは日々の接触が不可欠で、ギリギリに勉強をするというのは、(同じ勉強量だとしても)焦りが加わって非効率だったと思う。数学などの覚えている知識を出し入れしてする科目では、焦りは禁物。常に触れていて、精神的ハードルを徐々に低くするのが大事だ。思えば、高校時代、英語は日常的に英単語のテストが毎週行われていて、電車で暗記をするのが習慣化されていたが、数学は中間・期末しかテストがなく、毎日勉強していたとは言えない。物理や化学もそうだった。

日本史や現代社会は文脈で覚えるというのが、自分の得意分野だったため、何とかなったが、同じパターンで勝てるものとそうでないものがあるということを理解しないといけない。

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