岩川弥生さんCCインタビュー

Kakedasに登録頂いているCCの方にインタビューをさせて頂きました。

今回ご紹介するのは岩川弥生さんです!

終始魅力的なお話の連続で、キャリコンとしても参考になるお話を沢山して頂きました。岩川さんがキャリアコンサルタントを目指されたきっかけやKakedasへの想いなどをお話しいただきましたのでぜひご覧ください!


岩川さんプロフィール

成り行きからスタートしたキャリアコンサルタント業でした(笑)


ーーキャリアコンサルタントを目指されたきっかけを教えてください

けっこうアウトローなんですよ

キャリコンを目指したきっかけは、成り行きです。
それを言ってしまうと身も蓋もないのですが、ホントです(笑)
成り行きというか、必要に迫られてといったほうがいいかもしれません。

私の職業人生は、子育て、介護を経て、36 歳から。プラント関連の設計会社の CAD オペレーターと某スクールの CAD インストラクターを担当しつつ、受講生の就職支援を行ったのがキャリアコンサルタントとしての人生のスター トです。

人と同じことをしていても仕事は掴めない 

 その頃、600 万する 3DCAD の教育に関わっていたんですね。
そうなると受講料も半端なく高いのですが、そのスキルを身につけようと転職希望者が人生掛けてやってくる。
ただ、大阪では未経験での求人は少なく、そんな中、受講生の相談事が増え、覚悟を決めて就職支援を始めまし た。それが、成り行きです。

まず、求人開拓から始めました。 全部、持ち出しでした(笑)。変なところに受講生さんを送り込むわけにはいかないので、面談について行くとか(笑)。代表や、営業の方とかの やり取りもかなりこまめに行いました。 ブラックな会社もあれば、代表が元設計士で若者を育てたい!という会社もあり。

求職活動のサポートをしたことがなかったので、ツテを頼り某企業の人事部長さんのアドバイスを受けながらやりとりしていました。それが功を奏したのかキャリアコンサルタント?としての仕事も入り始め、人と同じことをしていても仕事は掴めないと実感したのもこの頃です。結構、これが面白く、スクールと企業とのタイアップ的な企画もあがりこれからというところでリーマンショック。

リーマンショックによって状況は一変。

オセロのコマがコロコロと変わるように、仕事が殆ど飛んでしまいました。企業の教育はすぐなくなり、ある日電話が繋がらないとか。私の人生は大きく変わりました。それはいいのですが、契約切られた人から連絡が入り始め、メールを開くのがとても怖かったのを覚えています。ここで、しっかり勉強せねばと、キャリコンの資格を取得し、心理の勉強を始めました。2009 年の話です。

色々ありましたが、あるご縁でCC 養成団体と契約をし、キャリア相談や、就職支援、講師業。CC養成講習にか かわりながら、キャリアの企画。セルフキャリアドックにも関わり、大阪の企業を回っていました。気が付けば 10 年以上試行錯誤しながら続けています。

キャリコンの仕事は自分で作るもの。そしてそれをどのように社会のインフラに乗せていくか。

ーーKakedas にはどのような想いで関わっているのですか?

 私は、キャリコンという仕事はミッションがあると思っています。グローバル化でフラットな世の中になり、企業も、個人も腰据えて考えないといけない。 企業でキャリア面談をさせていただいていても、潜在的な意識が、少し顕在化されてきているように思います。 特に、このコロナの時代においてはより明確に感じます。

これからは、無くなる仕事が出てきて、新しい仕事が登場する。キャリアの仕事はキャリコン自身がつくるものであり、それがこれからの社会に必要だと考えています。その中で、キャリア面談を行えるインフラを整えたい!そういう想いでKakedasに登録しました。

ーーKakedas でキャリアコンサルティングをしてみての感想を聞かせてください 

システムは、使いやすいと思います。 要望に応えていただいていて、どんどん使いやすくなってきています。

最初、オーダーがメールで入り、ログイン後、CLさんの情報や相談内容が見れるようになっています。 相談詳細のカテゴリーも色々分かれていて、CLさんの状況が何となくわかるのも助かってます。

チャットでCLさんから連絡が入り、やり取りがスタートします。 その時、すぐにオンラインの日程調整よりも、少しチャットでやり取りするほうが、事前に色々準備ができるかなと思います。個人情報のやり取り無しに、スムーズに進めることができる仕組みは助かっています。


ーー最後に岩川さんにとっての「人生の主人公」とは何でしょうか?
「人生の主人公」で思い出すのが、以前、師匠に教えてもらった「世界-内-存在」。 ハイデッガーという哲学者の言葉です。

世界の中に人がいるという考え方ではなく。世界は、私の中にある。そう捉えると、自分の世界の主人公は自分以外の何物でもなく、「人生の主人公」は私の中でとても親和性がありました。

本気で、社会を変えると元気に飛び回っているKakedasのメンバーは、私のストーリーの中でとても魅力的に登場しました。Kakedasのストーリーの中に、私が登場しているシーンもあるのかなと思うとワクワクするところもあり(笑)。理屈ではない出会いという時間を大事にしていきたいです。

ーー最後に

いかがでしたでしょうか?
私はインタビューをしながらまさに計画的偶発性を体現されている方だなと感じました。
「キャリアの仕事はキャリコン自身がつくるもの」
これも深い、そして岩川さんが言うからこそ重みが増しますね。
私も岩川さんを見習って目の前の仕事プラスアルファで仕事をしていきたいです!

インタビュアー 中村 健悟

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