見出し画像

自信の持てない奴に「自信持てよ」って言ったって無駄なんだよ

初めまして。かけちです。

あなたは自分に自信って持ってますか?

これを読んでるあなたはもしかしたら自信を持てないと思っているかもしれない。

・子育てに自信を持てないママ
・モノを売る自信のない営業マン
・取引先にビクビクするサラリーマン

きっと色々いるはず。

かくいう僕も自信があるように見せて、本当は周りにビクビクしているような人間だ。


自信がない方なら数えきれないほど言われた言葉に共感してくれるだろう。

「もっと自信持ったら?」

何回言われただろう。
自分でもわかってるんだ。
自信を持ったら何もかもがうまくいくことを。

こんな僕だけど元々は「海外プロサッカー選手」
をしていた。

1年ポルトガルでサッカーをしていた。

ポルトガル語で話しかける自信もない。
サッカーの自信もない。

毎日毎日僕は泣いていた。
毎日泣いてる海外サッカー選手なんて僕くらいだろう。

母に弱音は言わないタイプだったけど、
「おかあ、帰りたい、やめたい、、」と泣いて電話した。
忘れもしない23才の冬だ。笑

そんな僕もなんとか一年シーズンを戦い、全ての試合に出てリーグ優勝にも貢献した。

この一年を振り返ってみると僕は
「自信があるように見せていた」一年だった。

僕はあなたに「自信を持て」なんて言うつもりはない。

もし「自信を持てない」ことに悩んでいるのなら読んでみてください。

何をやっても自信を持てない日々

練習では力を発揮するけど試合では発揮できない。

僕はそんなタイプだ。

忘れもしない。
あれは海外でサッカー選手として契約して初めての公式戦。

僕は日本人というもの珍しさと、練習では無双してたのでサポーターや仲間から超期待されてた。

言葉なんか通じなくても期待がヒシヒシと伝わってきたくらいだ。笑

記念すべきデビュー戦キックオフ。

ファーストプレー。
僕にパスが来た。普通のパス。
僕は見事にトンネル(ミス)をして相手にボールを奪われた。

普段ならあり得ないミスだ。

開始10秒で大ピンチ。
僕は慌ててスライディングをした。
ピーッ。
ファウルだ。イエローカード。

そして絶好の位置からのフリーキック。
「外せ。外せ。」

そう願う僕の頭上を綺麗な弧を描いて超えていった。
スパッ。
決められた。

「終わった…」

チームメイトやサポーターの失望やため息が聞こえてくる。
会場から「この日本人なんだよ。ザコやん。
と言っているようにさえ感じる。

言葉が分からないとはこんなに怖いことなのか。

開始1分で僕はこのフィールドから逃げ出して日本に帰りたくなった。

その後もミスを引きずりあり得ないような凡ミスを連発。

空回りした挙句…

コケて膝から大量に血を出し、スパイクの紐が切れ、靴を交換しようと外に出たら
そのタイミングで交代させられた。

僕の海外デビュー戦はこれ以上ないほどにカスだった。ウンコだった。

完全に自信をなくした僕はその後の試合もウンコだった。

あるYouTubeとの出会い

こんなウンコサッカー選手をしていた僕。

元々弱かったメンタルは当然のようにズタボロだ。

母に電話した。
「おかあ、もう帰りたい、やめたい、、、」

母は僕に言った。
「やるだけやったなら帰ってきなさい。後悔だけはするな。」

どこかのドラマで聞いたようなセリフだ。

そこからはあまり覚えてないが電話を終えた。

鮮明に覚えているのは大号泣している僕をチームメイトが見つけて、大爆笑してきたことだ。

外国には「空気を読む」という文化はどうやらないらしい。

僕は「怒り」よりも人の目を気にしないという「憧れ」を感じた。

ひとまず、やるだけのことはやってみようと思った。

とりあえずYouTubeで「自信を持つ方法
と検索した。

これが出た↓

引用:https://youtu.be/cvlqLDKtQ-4


これが僕の人生を変えた気がする。

一言で言えば、
「自分がすごい奴だと物理的に言い聞かせる」
という自信の付け方。

ぜひ見てみて欲しい。

これをみて僕がやったことはこれだけ。

・俺は自分に絶対的な自信を持っている
・俺は誰かを幸せにして生活している
・俺はスーパーなサッカー選手だ

「この3つを毎日朝昼晩と鏡の前で3回唱える」
という方法。

この中の言葉は自分なりに変えていい。
あなたがなりたい自分だ。

たったこれだけだ。
でもたったこれだけのことを1ヶ月毎日やり続けた。

人間って不思議だ。
「自分は絶対的な自信を持ってる奴」だと脳が勘違いし始めるのか。
わからんけど。

本当に感覚的なことだけど、
「根拠のない自信」とでも言うのか。

自分のプレーが変わり始めた。

チームになくてはならない存在になり始めた。
というより自分の本来の実力を100%出せるようになった。

鏡の前で、しかも1日に3回も。
これがポイントな気がする。

嘘でも鏡の前で何度も言ってるとなんだかニヤけてくる。
自分はすごい奴なんじゃないか。
そう思えてくる。

この光景をチームメイトに見られて、また大爆笑された。

鏡の前で真似してきた。

「日本人はクレイジー」だと思われてるのかもしれない。

俺からしたらお前らの根拠のない自信を持ってて、人目を気にしない人格の方がよっぽどクレイジーだよ。

そんなこんなでサッカーは順調に行ったが、そこで僕はサッカーを引退せざるを得ない病気をわずらう。

それはまた別の話。
興味ある方はこちらに書いてます。

話は逸れたけど、、
ぜひやってみて欲しい。

僕は今でもやってる。

それでも自信を持てない時ももちろんある。

「営業マンは自信持った方が売れるよ」
何度も言われた。

あなたもきっと言われただろう。

「もっと子育てに自信を持って!」
「恋愛は自信と余裕だよ!」
「もっと気楽に生きていこうよ!」

うるせえ。
わかってんだよ。
でもできねえんだよ。

だから僕は鏡の前で唱え続ける。

「俺はスーパー営業マンだ。
 俺はスーパー営業マンだ。
 俺はスーパー営業マンだ。」





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?