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野草のせっけん

春から
ゆっくりと仕込みに入っていた野草のせっけん。
できあがりました。

家の周りに生えている
すぎな
よもぎ

どくだみ

4種類の野草を使って作ったせっけんです。


春、家にはえてきたスギナ。
今年は他の草をよく刈っていたからかな?
ニガイチゴ(私のアイコンになっているイチゴです)の下にたくさん生えてきました。

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スギナは 
やわらかいみどり色。
春の色です。
天日干しにします。

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おとなりにはタンポポの根っこ。


そしてこちらも春の色。

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よもぎのふわふわした 出たばかりの新芽。
こちらも天日干しに。

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おとなりはタンポポの花。
たんぽぽせっけんの仕込みの時期とも一緒でした。
      たんぽぽせっけんの記事はこちらです → 

天日干しした スギナと よもぎは オリーブオイルに浸けこみます。

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オリーブオイルをひたひたになるほどいれて。
時間をかけてスギナのよもぎの成分を
オイルにうつしていきます。

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桑の新芽も
摘みます。


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こちらは天日干しのあとにすりこぎで細かくします。

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パウダー状にして、型入れの時にいれるための準備。


薬草のブレンドせっけんにしようと思って、
どくだみが咲くのを待ちました。

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花が咲き始めるのはこのあたりでは7月頃。
つぼみの触感と色がすきです。

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こちらも天日干し。
種とりのために干している「ごせきしんとりな」(だったかな?)の、おとなりで。


晴れの日が多い地域なので、
毎日いろいろと干しています。

自分のまわりの野草を生活にとりいれると、
私にとって、ぐーんと生活が楽しくなります。


その土地に昔から生える植物を
同じ場所で生活しながら生活に取り込めるのは
私にとってはとっても心地よい。

周りには昔はあたり前に食べられてきたもの、
使われてきたものがたくさんある。


土地に根差した生活のスタイルは 
見直されつつもあるけれども、
それ以上のスピードで なくなっているし、
自分の周りに住む生き物のことを
考える人はかなり少なくなっていると思う。


半径100mくらいの中での生き物の観察、
新しい発見、勉強になることが山のようにあります。
それはきっと町の中だったとしても。
植木鉢一つでも。

大事にしたい時間だなと思う。


私の身近な野草をたくさん詰め込んだせっけん。
よかったら使ってみてください。

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kakapoせっけん
<野草SOAP> 季節のマルセイユ 
中 ¥650 税込  大 ¥1,150 税込



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今回摘んだ野草は、せっけんにもするけれども、
他にもいろいろと使うので 少しご紹介。


よもぎはよく 薬味風につかいます。
ころもにまぜて使うことも多いです。

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お肉とも。 

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おじゃがとも。
よくあいます。

お酢につけて ペーストにしておくと
これまたいろいろ使えます。

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よもぎは虫よけでも使われていたりするので


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よもぎの蚊取り線香も試してみたけれどなんだか火の付き方が
うまくいかず。。。 
またこんどやってみます。
知っている方いらしたら 教えてもらえたらうれしいです。

桑の実 は よくサラダの使います。
すぐりものっけたり。

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せっけんにも使った野草に加えて、笹の葉、畑の麦やいんげんもいれたり。
お茶への利用は 王道です。

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ちなみに、飲むときはだいたい、一度さらっとお湯を捨てます。
自然のものは いいものっていう、イメージをもつ人も多い気がするけれども、そこらの草! タヌキやキツネ、ネコ、ネズミ・・・動物たちや鳥、そして昆虫などなど、いろいろな生き物が触れています。だから私は、最初の一杯は捨てています。 なんとなし。

生野菜も、ものによってと躊躇します。
いろんな想像が頭をめぐる。
ふふふ。
農薬よりましな気もしつつ、けっこういろいろ歩いていたりしますよ~




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