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需要は知れる時代になった

ツイッターをしながら、考えた。
私のツイッターに上げているレシピは、一体誰に需要があるだろうか?
料理に悩む若い子?
野菜を摂りたいけどなかなか野菜を使い切れないサラリーマン?
仕事終わりに料理を作るのもめんどいけど、家族のためにエンヤコラと
がんばるお母さん?


ただ黙々と自分の自己満足のようにレシピを上げていくのはいやだ。誰かのお役に立ったり、交流が生まれたり、ツイッターが楽しくなるようなレシピをあげたい。そう思っている。
そこで身近な友達にリサーチしてみた。
「食生活ってみんなどうしてると?』と、
几帳面な友人でも、結構適当。私も適当。
お腹は皆満たす、そして痩せたいからカロリーの低そうなものを選ぶ、
特に激しく意識をしている人でなければ、たいていこれくらいだった。


私自身は体力がそんなにある方ではない。
例えば野菜不足を起こすと、ニキビなどの炎症系と、お通じの不調が起きる。
それを防ぐにはまずは何と言っても出すこと。
デトックスと言われるやつだ。
そのためには食物繊維。単純明快。

それを防ぐための自分ルールの一つに、「野菜は煮炊きしたものを」というのがある。
それを投稿してみた。

すると、たかだか200フォロワーしかいない、私の投稿に17ファボついたではないか。
しかもこんなリプまで飛んできた。

切り干し大根と言うみんな知ってるけど、
実は活用法がマイナーな食材、についての質問が来た。

私はこういうの、大好き。得意。

学生時代、彼氏彼女に料理を作るべく模索中の学友たちから、

「これどうしたらいいの!!??」

と、レスキューをしょっちゅう求められていたからだ。

地元を出て、一人暮らしを始めて一人ぼっちでご飯を食べるのが寂しかった私は、そうやって友達が困っていれば飛んでいったり、バイトで帰りが遅くなった子の夕飯を作ってあげたり、ケーキの試作を手伝ったり、クラスの飲み会の料理役を買って出たりするのが楽しかった。

さて話を元に戻すと、このあと私は2つの切干大根のレシピをリプをくださったフォロワーさんにお伝えし、その後もちょこちょこ交流していった。

そして昨日、ツイッターの固定ツイートを自己紹介になるものにしようと思って、こちらのツイートをしてみた。

すると先ほどの質問をくださったフォロワーさんからとても嬉しい反応が届いた。

ありがたすぎて、びっくりした。

私が楽しんでお答えさせていただいていた料理についての会話は、
いつの間にかレパートリーを増やすというお役に立てていた、さらにこの交流が私自身を、人にオススメしたいと思ってもらえるツイッタラーにしていたことに。


私は食が大好きで、大好きだからこそ
好き勝手にやる楽しさを知っている。
しかし、三十路を迎えて、自分のメンテナンスをしないとうまく回していけない事情も出てきた。
そんな適当な中にも、必要に駆られて生まれたマイルールのようなものがある。

それを守れている時は、ちょっとやそっとじゃ、へこたれない。
子供の時に母が仕込んでくれた習慣のような、シンプルな料理との向き合い方だ。

簡単で、マイペースな。ウチご飯のあり方。その幾つかをお話しすることが、もしかすると私のできる需要への供給なのかもしれないと思い始めた。

少なくとも、いま私のツイッターはここ数日5〜10人ペースでフォロワーさんが増え続けている。たかだか200人程度。でも昨日からの伸び率で私は今最高にワクワクしている。


#エッセイ #食 #ツイッター



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