蕎麦屋巡り(2軒目)

2022.03.20
蕎麦屋No.2
《そば処 蕎麦がき屋》(初)
奈良県桜井市粟殿641-2
・天ざるそば(初)

天ざるそば

お蕎麦屋さん巡り2軒目。
初めて十割そばを食べてから
色々調べてちょっとは蕎麦の知識が身に付いた。
お蕎麦屋さんでの蕎麦の食べ方も把握できたし、
今回は少し余裕の面持ちで入店。

とにかく天ぷらが食べたかったので
おすすめにもなっている天ざるそばを注文。
揚そばがきも気になったけど、「そばがきってどんなん?」
という感じだったので今回はお預け。

おしながき

初めにそば茶が登場。
そば風味がとても美味しい。
どうやらここのお店はそば菓子は無いみたい。

そば茶


お茶をすすりながらしばらく待っていると
先に天ぷらが運ばれてきた。

天ぷら(海老、ピーマン、茄子)


えび天2本と野菜天2種(ピーマンと茄子)。
衣はサクッと揚がっていて、
海老はぷりぷり、野菜も甘くて美味しい。

間もなくお蕎麦も登場。

ざるそば(十割)


色は濃いめ。
麺は細さは普通くらいか?
初めて食べた十割そばとは見た目が違う。

まずは何もつけずにそのままで。
しっかり歯応えがあって、コシも強め。
ほんのり蕎麦の香りがする(気がする)。

続いてお汁だけ飲んでみる。
結構濃くて辛口。

お汁に蕎麦を3分の1程つけて食べてみる。
これくらいでちょうど良いかも。
あまりつけすぎると
お蕎麦の風味が消えてしまうように感じた。

薬味をつけて変化を楽しむ。

まずは葱と一緒に。
葱によって風味が増したつゆにつけて食べる蕎麦はまた違う美味しさ。
のど越しの良い蕎麦に
葱のシャキシャキ食感も加わり
食欲がどんどん増す。

続いて大根おろしと一緒に。
瑞々しい大根おろしが濃いめ辛口のつゆを薄め、
少しまろやかな口当たりに変化した。

最後にわさびを乗せて。
わさびのツーンとする感覚が苦手なので
今まで蕎麦に限らずお寿司でも何でも
わさびはつけずに食べてきた。
でも今回、せっかくなので
意を決して食べてみたら
これがかなり美味しかった。
蕎麦の香りは消えてしまうように感じたけど、
刺激のない蕎麦、つゆ、葱、大根おろしの
組み合わせで食べた時より
はるかにメリハリがあって、
この刺激具合が頭をスッキリさせる。
ツーンと鼻に抜ける感じが、
不快に感じることなく、むしろ癖になる。笑

食べ終わる頃に蕎麦湯が運ばれてきた。

蕎麦湯

まずはそのままで。
とろっと感が強めな印象。
蕎麦の香りがしっかり感じられて
とてもマイルド。
体も心も温まる。

つゆと割って飲んでみる。
つゆが濃いめなので、
蕎麦湯は結構入れた方が飲みやすい。
つゆと蕎麦湯1:3ぐらいが好みかも。
美味しくてあっという間に完飲。

そば茶も蕎麦も天ぷらも蕎麦湯も
とても美味しかった。
「石臼挽蕎麦 かおく」さんの蕎麦との違いも感じられて、
同じ十割そばでもこんなに違うのかと実感。
蕎麦屋さん巡りは始まったばかり。
まだまだ未知の世界。
次はどんなお蕎麦屋さん、蕎麦に出会うのだろう。
ワクワクが止まらない。

外観①
外観②

(食べログ)

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