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別居婚と出稼ぎ


一人めの夫は、31歳の時に心筋梗塞で死亡
二人めの夫は、52歳の時に再婚した。

今の夫とは付き合ってから事実婚の期間も10年ほどあり、その後は別居して入籍して3年目になる。夫はアスペルガーなのだが、それに気がつくのが遅れた(笑)
たくさんの我慢と押し込めた感情が、苦しくなりカサンドラの症状が出たときに、「このままでは私は生きていけない」とはじめて気がついた。
今は、別居婚というやつだ。
夫は一人で暮らすことに何にも不便も寂しさも感じない。毎日同じルーティンのなかで暮らしていくことが安心なのだから。

冬は山で住み込みで働き、春からは海で住み込みで働く。合間に少し家に帰る。
この半年間で家にいたのは、20日ほど。

結婚しようか?と言われ、なぜ?今さら?と聞いたら。
事務手続きと税金対策
といわれた私としては今の状態が最善かと思う。

夫は自分のテリトリーが守られていれば優しい。
別居してても、少しの生活費は振り込んでくれるし、田舎では買えないものなどもすぐ送ってくれる。
一緒に暮らしていても、一緒に食べるわけでもなく(毎日同じものを彼は食べるから)、楽しいことを一緒にするわけではない。そんなことは彼にとっては必要なことではないから、苦痛なだけなのだ。

だから、お互いに今の暮らし方はそれなりにうまくいってると感じている。

こんな暮らしもありますよ。
こんな結婚もありますよ。

私が寂しいと思っても仕方ないと諦めればまた違う世界が開けてきましたよ。

#別居婚 #アスペルガー #カサンドラ症候群 #熟年夫婦 #出稼ぎ #アドレスホッパー

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