見出し画像

仕事外プロジェクトチームは5人ぐらいがよい。 #一卓最強論

Twitterでこんなやり取りをしたので、 #一卓最強論 について書きます。

一卓最強論とは、飲み会をするなら1卓で収まる人数が良いという理論です。

飲み会で人数が多すぎると落ち着かない。

僕は、飲み会で人数が多すぎるのが苦手で、できればサシ飲みが好きです。じっくり話ができるし二人だと話題にストーリーができます。
もし、人数がふえても1卓ならば同じ様にストーリーがテーブル全体で共有ができます。

一卓にはいる6人以下なら、はじめての飲み会でも参加者の人となりがわかるし、一つの話をみんなで共有して話題で迷子になることも少ないです。
盛り上がるネタも一卓までなら全員で楽しく盛り上がれます。

ところが、これが例えば10人ぐらいになるとどうなるかというと全体で一つのテーマで話すことが難しくなります。
 話している時間よりも人の話を聞いて黙っている時間が明らかに多くなります。
結局、二人とか三人ぐらいのグループが流動的につくられて会話が進んでいきます。結局みんなで共有できたネタも局所的に消費されてしまいます。

その状態がちょっと落ち着かないんですね。

社外プロジェクトチームも1卓の人数がちょうどよい


僕は、企業の若手の人達を集めた勉強会のアドバイザーを10年ぐらいやってきています。
 毎年30〜40人ぐらいの多様な企業から集まった人たちがチームを作って各自のテーマに従って約9ヶ月に渡って研究を進めていくものです。
 テーマごとにチームが作られるのでチームの人数もばらつきがあり、少ないチームだと5人ぐらい、多いチームだと10人ぐらいになることがあります。
 もちろん会社に所属していながらの勉強会なので忙しい仕事の合間を縫っての参加になりますからスケジュール調整から始める必要があります。

そんな活動を10年間に渡って見てきて思うのは10人は多すぎるということです。

だいたい2週間に1回の打合せになるのですが、10人でスケジュールを合わせるのはなかなか難しい。

一つは単純にスケジュールが10人全員が合う時間がない。全員にこだわると打合せ日程の間隔が長くなりがちです。

一方で、集まれる人だけあつまるというのも罠があります。

1.話が迷走する。
毎回人が変わるので、議事録で共有されているとはいえ、新しいメンバーが入ることで話が戻ることがおおいです。
むしろ前回参加した人がだれも今回参加していないという状況が発生する可能性もあります。
結果、集まった人のその場の思いつきでいくため手戻りなど迷走します。

2.無責任になる。
  全員あつまれないとなると、だれかが来れなくなります。
ものすごくやる気のある人がスケジュールの都合だけではずされるとどうしてもモチベーションが下がります。
 一方で、もともとやる気が少なかった人はあえて少ない候補のスケジュールを提示することでフェードアウトをしていこうとします。
 結果、責任を持って継続する人が減っていってしまいます。

3.分割するとチーム間の調整が必要
一つの解決策は5人のチームに分割することですが同じテーマで進める場合にはどうしてもあいだの調整が必要になり余計な工数がかかります。

こういう状況でやる気がある人もやる気がない人もだんだん参加率が落ちていくという不幸になります。

だから5人でプロジェクトチームを組む

5人ぐらいだとスケジュール調整が格段にしやすくなります。
また、たとえばスケジュールの都合上3人でやると決めた場合でも、前回と今回で継続するメンバーが必ずいますので話のストーリーが継続できて手戻りや迷走が少なくなります。

また、5人しかいないと自分が脱落すると他のメンバーに対してのインパクトが大きく無責任な態度が取りにくくなります。
過去に、遠くに転勤したにもかかわらず迷惑がかかるからという理由で上司に掛け合い、参加を継続してくれた人もいました。
それは極端な例ですが5人ぐらいだと人数に余裕がないため自分しかできない役割がうまれるので、責任からプロジェクトチームが推進できるようになります。

というような理由から、社外プロジェクトチームは5人がいいです。

とうことで、 #一卓最強論 のフレーズをもらったところから書いてみました。




最後まで読んでいただいてありがとうございます! ビールを1杯奢る感じでサポートいただけると嬉しいです。