見出し画像

初めてのひとり暮らし【入居手続き編】

住みたい部屋が決まったら、入居のための準備が必要です。

まずは不動産会社と契約をする必要があります。
契約時には入居審査があります。

審査でチェックされるのは、支払い能力の有無、保証人の有無、勤務先や学生なら実家の連絡先の確認等です。
この入居審査に問題がなければ、晴れて本契約となります。

本契約では契約書を取り交わすことになります。
契約書というのは相手と約束した内容をまとめて文書にしたもので、一度合意した内容は双方ともに順守する義務を負うことになります。

そのため、契約時にはきちんと条件などを確認することが大切です。

入居前にやること

・住民票の移動手続き
引っ越し前に住んでいる地域の役所に出向きを【転出証明書】をもらう。
引っ越す場所が同市区町村なら【転居届】を提出します。
引っ越しの2週間前から手続きが可能です。

・郵便物や宅配便の転送手続き
郵便物なら郵便局で、宅配便はそれぞれの宅配業者で転送サービスがあるので申し込みをしておく。

・公共料金の開始手続き
電気、ガス、水道の公共料金の開始のための申し込み手続きは、早めに申し込みしておけば、引っ越し後すぐに利用できます。

・インターネットの回線開始サービス
工事が必要な場合もあり、繁忙期は混雑するので、事前に申し込みしておくと便利です。光テレビや光電話を利用する予定なら、こちらも早めに申し込みが便利です。

・引っ越し業者への予約
単身の小さな引っ越しでないなら、引っ越し業者を利用したほうが良いです。いくつかの業者に見積もりをとってから決めると良いでしょう。
こちらも繁忙期には混雑が予想されるので、早めに動きましょう。

入居後にやること

・住民票の転入手続き
新しい住所地の役所に出向き【転入届】を提出します。
引っ越し前の役所でもらった【転出証明書】が必要になります。

保険証、国民年金、マイナンバーカードなど、役所で手続きが可能なのものがあればこの時に同時に行います。

・運転免許証の住所変更
最寄りの警察署、運転免許の試験センターで手続きが可能です。

・その他の民間サービスの登録情報変更手続き
任意保険、銀行、クレジットカード、携帯電話、通販など、登録情報の変更手続きをします。

・近隣への挨拶
これは引っ越し作業が始まる前に行うほうが良いでしょう。
当日忙しければ、事前に挨拶だけ済ませておくのも一つの方法です。

また、女性の一人暮らしなどで、直接会うことを避けたい時には、500円程度の手土産とともにポストに投函しておくという方法をとっても良いでしょう。

・足りない家具や家電の購入
事前に準備をしていても、入居後に必要となるものが出てくることも多いです。これらは引っ越し後に徐々に買い揃えてもよいかもしれません。

まとめ

このように、引っ越しは事前準備をし段取りよく進めていったほうが、新生活にスムーズに移行ができます。

転居後は何かとやることが多くなりがちなので、早め早めに準備することを心掛けましょう。

初めて一人暮らしを始める時は、何もかもが生まれて初めての経験となるケースも多いでしょうし、何かと心細くなりがちです。

引っ越し先の近くに相談できる場所を早めに作るということも大切です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?