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「子供は他人!!」だけど、大人ではないってことに気付いた話


日頃、子供は私とはまったくの別人格であると思って子育てしています。「自主性を大事にしている」といえば聞こえはいいですが、放任主義でもあります。美味しいごはんと、可愛い洋服と、清潔な生活する場所はもちろん無償で提供しますが、重たいものを運ぶなど子供の能力的に難しいだろうなと思うこと以外は私はあまり手伝いません。

これは私の生い立ちも関係しているかもしれませんが、フルタイムワーママだった母は特に何かをしてくれたことはないように思います。どこかで買ってきた美味しいごはんと2週に1度ぐらいのペースで掃除されるそれなりに清潔な場所はあったし、成長にあわせた適切な環境には預けてくれたけど、一人で行けるようになるまで習い事もしていなかったし、野外活動もどこかの団体に入れられてたな。。。友達のお母さんの作ってくれたお菓子は食べたことがあっても、自分の母がお菓子を作ってたとか母親っぽいことは記憶にないです。

「出来ていても出来ていなくてもどっちでもいい、自分のことは自分でして」時間のない母はそんな感じだったんだろうなーと思います。

そんな風に育った私は自分の子供に対して、基本的な生活のことが出来ているならなんでも好きなことをしてくださいという姿勢でいます。時間はあるので子供が好きなことをするための手伝いはします。次女は最近バレエを習いたいというので、YouTubeで見せて家で躍らせています。


先日、次女の幼稚園の個人懇談に行ってきました。「お着換え、順番などのルールの理解、食事など、このまま年中に上がっても何も問題ありません。おうちでもキチンとされているんですね」

と褒めていただきましたが、とんでもない。。。。

「多分お姉ちゃんの影響もあってなんでも出来るんですが、幼稚園ではできたことはなんでも褒めるので、褒めるとすごくうれしそうな顔をするんです。そういうところが年少さんだなーと可愛く思います」

と言われて、気付いた。。。


子供は褒められると嬉しいらしい。


普通に考えたらそうなんだけど、日常では共同生活者ぐらいの感覚で子供と接していたので、そうか!!褒められると嬉しいんだ!と思ってビックリしました。

そういや、次女はまだ4歳だった。大人ではないな。すっかり忘れてた。


日常で慣れていると、大事なことを見落としてしまいます。「大人だって一緒だよ、そうやって怒られたら傷つくよね」みたいな文章を読みすぎて、大人と一緒だと思っていたのかもしれませんが、子供は他人だけど大人ではないようです。それに「大人だって褒められると嬉しい」っていうのも当てはまるような気がします。じゃあ一体子供と大人は何が違うんだろう??
これ、またいつか同じ落とし穴にはまりそうだな。。。


覚えている間は意識して、良いところを見つけたら子供たちに伝えてあげようと感じた懇談でした。子供が良いところを自覚して自信をつけたら、夢の「さかなくんルート」いけるかもしれない。。。と、ちょっとだけ期待もしています。期待するってことは、厳密には他人じゃないのかな??

子供に対して過度に期待しすぎも良くない、放任過ぎて興味を持たないのもよくない。難しいなー。


ちなみに、私は「子供は他人である」とか言ってますが、夫、祖父母、叔母は目に入れても痛くないぐらい子供たちを溺愛していますので家族としてのバランスは取れているんじゃないかなと感じています。劇甘っぷりはまた違う記事を書きたいと思います。


フルタイムワーママだった母の話を書いています。お時間あれば読んでください ↓


記事マップ作りました。他にどんな記事書いてるのかなと気になったら覗きに来てください。



最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!