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ワールドカップ予選 Window4 イラン戦🇮🇷(感想)

AWAY での イラン戦!

結果には満足しています。

日本代表チームはよくやったと思います。

しかし、得られるものは少なかったかなと思います。

まだまだ今のままでは世界を相手に勝つことは出来ない。
その事実を再確認できただけです。

ここに八村選手や渡邊雄太選手、帰化選手が加わったとしても、チームとしてやりたいバスケットが全員で遂行できないことには、男子日本代表のバスケは変われないでしょう。

女子と比べるのは違うかも知れませんが、
女子にはずっと代表チームをスキル的にも精神的にも支えている、ぶれない中心選手たちがいます。
悔しい経験を何度もしてきた、、、それでもコートに立ち続ける、ベテラン選手たちが チームを支えています。

男子にはまだそういうカルチャーが浅いです。
本来ならば代表チームの中心になるべき選手たちが、未だに一度もチームの練習に参加していないという事実もあります。

寄せ集めのドリームチームで戦い、世界の強豪国から勝利を収められるほど、日本のバスケットボールは強くありません。

あきらかに、チームでいろんなことを乗り越えて、階段を一段ずつ上がっていく…、チームを作っていく…という『経験』が足りません。

今回のイラン遠征で、チームの指揮官が佐々さんに変わったというだけで、また Bリーグの寄せ集めチームみたいなバスケットをしてしまいました。
やっぱり戦い方が、『個』の力に頼ってしまう、昔の日本代表の戦い方に戻ってしまいました。

もう一度しっかりチームを組み直し、選手の役割を整理し、システムで辛抱強くプレーしていかないと、ちょっと今の日本代表には進化が見られないかなと思います。


具体的には、

試合前に注目していたイラン戦の「観点」より、


システム的で粘り強い、タフな平面ディフェンス(特にインサイド!)

日替わりヒーローの出現

コンタクトから逃げないプレー


に、注目していて、

①は、インサイドディフェンスをチームですごく頑張ってできていたと思います。井上選手、吉井選手がいいディフェンスをしてくれました。
その分、ヤクチャリ選手がオンファイアしてしまい、イランの周りの選手もそれに感化されて、いいプレーを続けていました。
ヤクチャリ選手の火を早めに消せる「経験値」が、日本代表にも必要だったかなと思います。
悔やまれます。


それは③にも繋がっていて、
やはり悔やまれる2Q、、、

ああいうシーンで「コンタクト」から逃げてしまっては、相手との接戦(我慢比べ)に持ち込めないんですよね。

そこでもやはり「経験」があって、「リーダーシップ」が取れる選手の台頭が 求められるシーンでした。

2Q、スタートで出場し、立て続けに得点を取られてベンチに下がってしまったシェーファー選手には、まだまだ経験値が足りません。
プレーの判断力も、スキルも、まだまだ代表レベルには至っていません。
これは実感しました。

その分やっぱり「経験」のある永吉選手は、局面局面で 自分でプレーを判断して、体をその位置、その強度に動かせます。
バスケットボール選手としての「経験」の差だと思います。
永吉選手の同期、張本天傑選手にも同じことが言えるでしょう。

シェーファー選手はまだ若いです。
おごらず、あぐらをかかず、辛抱してバスケットボールを続けていくことで、いい選手への階段を登っていけると思います。
焦らない!😊

…、😏

外野はアヴィのことをいろんな風に持ち上げますが、

アヴィはSNS全盛期世代の若い選手なので、
外野の期待に踊らされてしまっているのかもしれませんね。

地に足つけて、バスケットボール選手としての覚悟や、人生を懸けた泥臭さが、アヴィから感じることが出来た日に、もう一度アカツキジャパンでプレーできるチャンスが来るかもしれません。

腐らずに。
前へ進めるかな?、、、🏀🌄🔥



そして最後に②、
日替わりヒーローの出現、ということで、

昨日のイラン戦だったら、やっぱり須田侑太郎選手を使ってほしかった。
比江島選手にこだわったのは、何か周りの視線を意識した佐々さんの意図だったように思います。
トムさんだったらもっと、須田選手や西田選手の出場時間が増えたと思います。

こればっかりは仕方ない。
それだけAWAYのイラン戦は難しい試合だったということです。


はい、

とりあえず以上になります!


また代表については、思ったことを書いていきたいです。

本日は、ここまで。👋


2022.8.26 金 11:00 いろどりでした。