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【月刊 テーブス海通信🏖️】滋賀のポイントガード🏀2022年9月

9月になり、プレシーズンゲームが何試合か行われました。バスケットLIVEで配信された3試合、長崎、A千葉、大阪戦は私たちファンにも公開されています。そこでは新チームとなった滋賀レイクスで、誰よりもプレータイムを勝ち取り、メインガードとして戦うテーブス海選手の姿がありました。

印象としては、ポイントガードとしての「経験」がまだまだ少ないプレイヤーだなと感じました。似てるなと思ったのは、滋賀に来て1年目の齋藤拓海選手のような感じ。まだレイクスを自分の(統率する)チームに出来ていない、浮いている状態。やっぱりチームメイトとの連携の部分でのターンオーバーが多かったり、細かいプレーの調整や意志の疎通が上手くいっていないと感じました。でも、これは仕方のないこと。控えにキーファーラベナ選手や柏倉哲平選手が控えていると思うとめちゃくちゃ心強いですし、何の心配もいりません。テーブス選手にはたくさん経験を積んで、フィジカル的にもメンタル的にもタフに、強くなってほしいなと思います。

ある記事で、滋賀は宇都宮に琵琶湖を置いた感じだとおっしゃっていましたが(笑)、滋賀と宇都宮でのチームとしての大きな違いは、勝ち数よりも圧倒的に負け数の方が多いチームだということです。同じプロチームでも光と闇の部分。テーブス選手は、負け試合が続く中でもプロ選手として、バスケットボールプレイヤーとして、どんな行動がとれるか、どんな言葉を発することが出来るか、どんなチームを作り上げることができるか、、、そういう経験も滋賀ではたくさんすることになると思います。


今年のレイクスはどんなチームか、メインはテーブス選手とラベナ選手のツーガード。テーブス選手をラベナ選手や柏倉選手がフォローしながら、第一ポイントガードとしてはテーブス選手で、シーズン通して戦うことが予想されます。そういう意味でもラベナ選手の残留はめちゃくちゃ尊くて、決して当たり前のことではなかったのです。こういう選手の思いとチームの思いがピッタリ重なった時に強いチームは誕生するのだと思います。本当に今シーズンは凄い奇跡の集結したチームだと思いますし、簡単に負ける訳にはいかない、勝負の一年だと思っています。

そして、チームのエースはイヴァンブバ選手だと思います。インサイド、ローポストでは安定の仕事をしてくれるだろうと期待をしています。しかし彼は完全なるフィニッシャーです。チームでの攻撃が最後は彼のシュートで終わる、そういうプレイヤーです。個の能力は非常に高いですが、相手からすると対策が打ちやすく、守りやすい印象があります。彼からアウトサイドへのキックアウトがあったり、もう一本彼からのパスに合わせる選手が出てきたりすると攻撃の幅が広がって、止められないチームになると思うのですが、どうでしょうか?

あとは、今年のレイクスの強みは「リバウンド」になるんじゃないかなと思っています。リバウンドを取りきる能力のある選手がすごく多いという印象を受けます。「取れる能力があるのに取らない」のは完全に気持ちの問題ですし、チームとしての意識の問題だと思います。
リバウンドが取れると、シンプルに失点が減ります。そして、そこから走るというのがレイクスの一番体現したいバスケットなので、こちらもシンプルに得点が増えるだろうと予想できます。だから、今年のキープレーは「リバウンド」です。リーグNo.1のリバウンドチームを作ってほしいと思います。
個人としては、ブバ選手を筆頭に外国籍選手らにはリバウンドランキング1位を狙ってもらって、、、ラベナ選手やテーブス選手のガード陣にもリバウンドへの意識が非常に高く、能力のある選手が揃っていると思っています。
鍵となるのは、川真田選手、森山選手、杉浦選手の3選手。このポジションの日本人選手が「リバウンド」という点でブレイクできるかどうか、その結果がそのまま今年のレイクスの順位に影響してくるんじゃないかなと思います。彼らのライバルは、日本代表だと吉井選手、井上選手、佐藤卓磨選手らです。その差は何なのか?、、、返せない差ではないと思います。


開幕前、ざっくりと感じているレイクスの印象、テーブス海選手の印象はこんな感じです。
とにかく「リバウンド」を断固死守して、そこから「走る」。一試合の失点を「75点以下」に抑える。これがギルHCの望むチームの形だということです。
どんなチームになるかなぁ?楽しみにしています。


そんな感じで、今回はここまで。
ありがとうございました。

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