お客様との出会い、大切なのは、まずここでしょ‼︎

暑い…暑すぎる…
家事代行サービスのお仕事に向かう道中
きっとお顔は茹でだこのようだろう…

先日の“マツコの知らない世界”は
ななななんと！！！
“家事代行サービスの世界”
えーーーーーっ！！！！
あの番組に取り上げられるなんて！！！

私が働き始めた頃はまだ周りにも利用者はおらず、“家事代行サービスで働いてます♡”なんて人、今だにナチュラルには出会えてない！笑

そんな家事代行サービスが…
現在日本国内4000社以上
国内市場は8000億円
え…ヨクワカラナイスウジデスネ。

しかし世界と比べてみると
家事代行サービスを利用する人は、日本が圧倒的に少ないというデータに驚きました。

日本の家事代行利用枠のグラフ…ちっさ！！！！！泣

このデータの理由の一つとして
【未だ残る“昭和のお母さん像”の呪縛】
があげられていました。

炊事洗濯家事全般をこなす肝っ玉母さん。
病気はほぼせず、誰よりも早く起きて誰よりも遅く寝る。
夫は外で働き、子育てとお家のことは妻の役割。
朝一番に起きて身支度を整え、台所からはトントン包丁でネギを切る音…ほわーんとお味噌汁の出汁や、焼き魚が香ばしく焼ける匂いと共に
“朝ですよ、みんな起きて”の優しい声…

って、んなわけ！！！！笑

できている方が凄いんです…普通はそんなお母さんなんてできないもん。

子供とともに飛び起きて、身支度も整えぬままバッタバタと朝ごはんを出して、3人分の荷物のある無い、あーだこーだ！
“洗濯物出しといてって言ったでしょ！！”
“図工の材料なんて朝言われたって用意できるわけねぇだろ！”と怒号が飛び交う…

そんな朝です。←すみません正直で笑

そんな昭和のお母さん像の呪縛から解き放たれ
自分の時間や、家族との時間確保のため
自分のエネルギーの注ぎどころをもっともっと“得意”や“心地よいく発揮できるところ”へ。
そんな方が少しずつでも増えていったら素敵だなぁ…と家事代行サービス側の私は考えます。

サービスを受ける側も
サービスを提供する側も
今かなりアツイ視線を注がれていることを実感する“家事代行サービス”。


さぁ、ちょっと依頼してみるか！


ここで共通して考えられるのが
“どんな人に来て欲しいか”というところ。

今回は“サービスを受ける側”のお客さま視点で考えていきたいと思います。

いざ頼もう！と思っても気が重い
【他人を家に入れる】ということ。
マツコさんも、そこがネックだと話していました。

色々な業者さんが家を出入りすることってあると思います。
私も先日、エアコンのクリーニング業社の方にお掃除をお願いしました。
“エアコンが綺麗になればOK”と思いながらも

・挨拶の感じ良さ
・清潔感(匂いなどなど)
・質問をした時の対応
無意識に観察してしまう自分がいました。
約2時間、家の中に“いつもと違う何か”が侵入するのって…なかなかハードルが高い。

お客様は一体、どんなひとだったら…どんなものを感じ取れたとしたら
“頼んでみようかな”と思えるんでしょうか。


先日の家事代行の現場にて。

このお客様は、タスカジさんに所属していた時、まだ口コミはモニターさん1件のみだった日も関わらず、私を選んでくださり、初回のお伺いから定期契約を結び、もうすぐ4年になります。

先日ふとご主人と
“なぜナツシオちゃん(私のタスカジさんname)を選んだのか、そのポイントは”という話題になったそう。
(とても気になる…気になりすぎる)

すると奥様はひと言。
『プロフィールの文章から“相手への気遣い”を感じられたから』と仰ってくださいました。

プ、プロフィールで既に私のことがわかってくださったなんて！！！

そこから色々な方のプロフィールをチェック。


私は〇〇が得意です！！！！
〇〇に力を入れてます！！！！！
事前に〇〇をご用意ください！！！！


自分のストロングポイントを理解していて素晴らしいと思います。
しかし、果たしてそれを本当にお客様は求めているんでしょうか。


水回りがめちゃくちゃ得意！
大好き！どれだけ時間がかかっても苦じゃない！！！！徹底的にやります！！！！！
という家事代行さんがいたとしても…

お客様は“すべてのお部屋をさっとキレイにして欲しい”というご要望かもしれません。
作業時間は限られているので、水回りだけピッカピカに仕上がったとしても…他のお部屋に手が回らず終了してしまったら満足度は低い可能性があります。
だからこそ、ヒアリングが大切。


これはすべてのお仕事に共通する事なのではないかなぁと感じます。

私ならばそのストロングポイントに
“もしご興味があればお気軽にご相談ください”
“ドシドシリクエストして下さい！”
と添えて、お客様がどのような作業を本当にお求めなのかをヒアリングします。

ストロングポイント＋お客様へのご配慮
これが私流の組み合わせ。

そしてもう一つ伝えていただいたお言葉。
それは…
“文章から明るいお人柄を感じ取れたから”。
(この方が明るい雰囲気をお求めだったということです。)
私はどちらかと言えば明るい性格なので、そのままが出せたということだと思います。

家に何者かが数時間滞在する…
その何者かが“ズーーーーーン”とか“イライラ”とか“ブツブツ”とか…私はちょっとハラハラして落ち着かないかもなーと。

無言でやる事をきっちりやって
サーーーーッと去る！
それが心地よいお客様ももちろんいらっしゃるはずです。
でもそれは、“そうして欲しい”と感じ取った時にそうすれば良いだけの話だと私は思っています。

空気のように気配を消していて欲しい
楽しくおしゃべりがしたい
一緒にお掃除やお料理がしたい

そのご希望に、自分自身が苦なくお応えできる範囲でご希望を叶えられればOK！


私はプロフィール等の文章を書く時に、普段の会話のように、人に話しかけるように書くことを意識しています。(今となっては自然にですが)
飾ることなく、カッコつけることもなく、できること、できないことを正直に書く。

まだお会いしたことのない方に読んでいただくのだから、やっぱりプロフィールは大切に。

お客様のお宅では
“どんな自分でいられたら心地よいか”を意識しながら過ごさせていただいています。

“なんか抵抗がある”
家事代行サービス利用の第一歩。

“この人ならお願いしてみようかな”
と思っていただけるプロフィールを大切に考えてみませんか。