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「模型の楽しみ方について語る」

あまり長文にならないように模型の楽しさについて語り尽くしてみる。
初めて「模型」を組み立てたのは三歳の頃の記憶。青い魚の形をしたオリジナルデザインの潜水艦が、それだった。
模型と一言で言ってもそのジャンルや形態は様々で説明しきれないが、根底に流れるのは「組み立てるだけで自分の欲しい形が手に入る」に尽きるわけであり、これは読書などで「読むだけでその人が描いた世界と同化できたり知識を得られる」ことに近い気がする。文字で表すのか立体物で表すのかの違いだ。

心理学のNLPでは、視覚、聴覚、体感覚をバランスよく使えるようになることを求められる。難しい説明は割愛して、模型は言わば体感覚の体験で在ると僕は考える。触って楽しめる物体を掌の上で作り上げていく楽しみ。世界にひとつだけの傑作が生まれる満足感。うまくできてもできなくても、手塩にかけて生み出した作品は世界のどこにも売っていない宝になるだろう。

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