見出し画像

2回目の緊急事態宣言はどのような内容でなぜ出されたのか?

・緊急事態宣言とは

2020年は新型コロナウイルス感染が拡大し、4月7日から当初は5月6日までの計画でしたが状況が収まらないため25日までに延長しました。宣言は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて政府が行い、国民の生命や健康に著しく被害を与える恐れがあり全国的かつ急速な蔓延で国民生活や国民経済に甚大な影響を及ぼす恐れがあるために出される仕組みです。

・出された背景とは

新型コロナウイルス感染者が東京都において2020年の年末に1300人を超え、日々更新されていくように増加するためです。2回目の適用期間は2021年1月8日から2月7日までで、東京都のほか神奈川県、埼玉県、千葉県が区域になります。今後はほかの地域も感染状況に応じて付け加えられる可能性もあり、常に最新の情報を確かめ危機感を持って生活をすることが大事です。

・出されたらどうなるのか

出された場合は住民に対して不要不急の外出を自粛させ、飲食店は営業時間は20時までになり酒類の提供は11時~19時になります。事業者においてはテレワークやローテーション勤務を推進し、時差出勤や自転車通勤などを強化させます。イベントは開催時間を20時までに制限させ収容人数を5000人以下にし、学校に関しては感染防止対策を行った上で臨時休校は求めないようにします。移動は感染防止対策の徹底と大人数の会食を控えさせ、成人式に関しては延期またはオンラインでの開催を徹底させ新年の挨拶まわりに関しては自粛するようにしています。

今後の展開

2回目は1回目のように商業施設や飲食店の臨時休業もなく、危機感を持って対応しないといつまでも終息することは難しいです。今回は東京都や埼玉県、神奈川県、千葉県で対応が異なっています。今後は大阪府など感染者数が多い都道府県も緊急事態宣言が出される可能性もありますが、早く終息させるように住民が意識して取り組まないとさらに長引くため油断ができない状況です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?