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【遊戯王OCG】2021.5ver 先行表裏サイバードラゴンのデッキ紹介

2021/5/15に発売された遊戯王ストラクチャーデッキ「サイバー流の後継者」。多くの人を魅了するサイバードラゴンデッキに、また新たなカードが追加されました。
元々サイバードラゴンが好きで遊戯王を始めた自分にとってはテンション爆上がりです!

そこで自分なりに表裏サイバーのデッキを紹介したいと思います。
もうすでに多くの方がデッキ構築に答えを出していると思うので、ここではこれからサイバーを組む人や対策を講じたい方向けに簡単に紹介していきます。

※この記事は5月〜7月にかけて書いたものです。予めご了承ください。

目次
・最終盤面
・デッキ構築
・展開
・余談
・強い点、弱い点
・対策
最終盤面

勿体ぶらずに結論から言います。

妨害3つか2つ。

これだけです。

目指す着地点としては、攻撃力4000+αの鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴンに装備モンスター2つ+サイバネティック・オーバーフローを構えた状態が最善と思います。

デッキ構築

なるべく事故りにくい構築にしていますのでウララ増Gは割愛してます。
各々で枚数は調整していただけると幸いです。

EXデッキも最低限これだけは欲しいかなっていうものを採用してますので、残りは自由枠です。
リンクモンスターを増やすか、ノヴァインフィニティorランク4か。ここら辺はかなり自由度高いので個性が出ると思います。

展開

さぁお待ちかね。どうやって妨害3つも用意するんじゃって話に入るわけなのですが…

サイバーダークネスドラゴンを融合召喚する訳ですから、もうお気づきでしょう…そう、

無理やり墓地に「サイバー・ダーク」モンスターを5体以上肥やす!!

その為の展開ルートとなっております。

しかし、手札によって展開ルートが若干変わるので、要所のところをピックアップ。悪しからず。

❶「サイバネティック・ホライゾン」を何としてもサーチ&発動させる。

手札にあるなら発動OK。なければ「サイバードラゴン・コア」か「サイバー・ダーク・クロー」でサーチ。
それすらもなければ「エマージェンシー・サイバー」か「サイバーダーク・ワールド」でコアorクローをサーチする。

ここで落とすカードは手札に左右されます。闇属性を捨てたならデッキから「サイバードラゴン・ヘルツ」、光属性を捨てたなら「サイバー・ダーク・カノン」"以外"を落とす。
このデッキ構築なら「サイバー・ダーク・キメラ」でも落として構いません。

そしてサーチ対象も手札によって変わります。
クローがなければクロー、コアがなければコア、両方すでにある場合は「サイバードラゴン・ネクステア」か「サイバー・ダーク・カノン」をサーチしてください。

EXデッキから落とすカードは「鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン」一択です。

❷「サイバーダーク・ワールド」をサーチ&発動。

カノンを墓地に肥さないのはこの為にあります。
発動処理でサーチするカードは、"おおよそ"カノンをサーチします。というのも、もうすでに手札に持っていたり、ホライゾン発動のためにコストでカノンを墓地に捨てた場合は事情が変わりますので、要注意。

しかし重要なのはサーチではなく、②の効果。


❸「サイバー・ダーク・キメラ」をサーチ&召喚

手札にあるならモーマンタイ。
大体はカノンでサーチする対象になります。

召喚するにあたって、必ず「サイバーダーク・ワールド」の②の効果を使うこと。

召喚が通れば起動効果も発動しちゃいましょう。
コストは魔法罠なら何でもいいです。
幸い、サイバーのデッキには3枚必須カードが多い割にターン1制限のある魔法が多いです。被ったエマージェンシーサイバーなどを捨てて、「パワーボンド」をサーチ。

❹ユニオン・キャリアーをリンク召喚。

ここまでの間に、どのタイミングでも良いので「サイバードラゴン・コア」を召喚しましょう。
コアの効果で「サイバネティック・オーバーフロー」をサーチするのがベストですが、ホライゾンサーチのためにすでに召喚していた場合は致し方無しです。

そしてキメラとコアでリンク召喚。ユニオンキャリアーを出します。

これにより、キメラの墓地効果で適当なサイバー・ダークモンスターを墓地へ肥します。
(だいたいキール君になりますね…)

❺「パワーボンド」発動。


サーチしたパワーボンドを発動すれば、墓地のモンスターを除外することで融合も可能にします。(キメラの効果)

墓地にはサイバーダークモンスターが、ホライゾンで2…クロー、カノンを何遍なく使えば4…キメラとキメラの効果で合計6体となります。

冒頭で伝えた通り、ここでサイバーダークモンスター5体を素材にしてサイバーダークネスドラゴンを融合召喚します。



❻「サイバーダークネスドラゴン」の効果とユニオンキャリアーの効果を発動

ダークネス自身の特殊召喚時の効果で1体墓地からモンスターを装備します。
墓地にサイバーダークモンスターがいるなら「カノン」か「クロー」、どちらでも構いません。
他に「サイバードラゴン・ヘルツ」がいれば、そちらも装備は優先してもいいかもしれません。

そしてユニオンキャリアーの効果でデッキからサイバーダークモンスター、「カノン」か「クロー」の片割れを装備。

これによりダークネスの攻撃力は2000(元々の攻撃力)×2(パワーボンド)+1600(カノンorクロー装備)+1000(ユニオンキャリアー効果)の6600!

そして妨害札がターン制限なしの2回!

以上!

余談

墓地にサイバーダークが5体いれば良いので、ホライゾンのEXデッキからの墓地肥やしを他のサイバー融合モンスターにしても有りです。

たとえば「サイバー・エンド・ドラゴン」を落とせばダークネスの攻撃力は+4000となるので
2000×2+4000+1000で、なんと9000!!

雑つよー…
エンドドラゴンの装備の優位性はまだあります。

出せるなら、出してあげましょホトトギス。

ターンが回って来た時、サイバーエンドドラゴンがまだ装備された状態のダークネスをコイツに変えるだけで一気に詰みまで持っていけるはず。

ダークネスが除去されても、何らかの方法で蘇生して再度エンドドラゴンを装備すれば出てくるチャンスは多い。

このカードならコアでサーチが出来るので個人的にオススメです。

強い点、弱い点

強い点❶

話を戻して…

このデッキの強い点、それはなんと言っても最終盤面への安定感。

↑に貼ってあるデッキレシピは"事故らないように"を意識して組んだ(2021.5に考えた)ものなので、安定感あるのは間違いないのですが、こと対人戦となると話は変わります。

これが今現在(2021.7月)、自分が使っているデッキレシピ。
↑のレシピより色々省いて「ウララ」や「魔鍾洞」を追加した構築となっています。

この状態でも割と安定します。

試しにニューロンで5回だけドロー結果を撮りました。
2枚目のは流石にどうしようもできない事故ですが、メタバースからの魔鍾洞で生き残れるはず(汗

初動がホライゾンかコアかクロー。それにコアサーチ用にエマージェンシーサイバーもそれぞれ3枚ずつ積んでいるので、実質12枚体制。
体感8割で安定しています。

サイバードラゴンデッキのくせに安定感とか、これマジ?(デッキ使用歴約10年の古参厨気取り←)

強い点❷

他にも強い点は、手札回収能力の高さ(ココ重要!)

ご存知の通り、サイバードラゴンデッキにはデッキor墓地からサイバードラゴンを手札に回収する能力を持ったモンスターが存在します。

まずはコイツをホライゾンのコストで落とすことによってサイバードラゴンを回収。

そして盤面がダークネスに「ヘルツ」と「クロー」が装備されていれば、相手ターンで妨害したとしても、墓地へ送られたヘルツとクローの効果でまたモンスターを手札に回収できる、という利点。

相手ターンに満遍なく効果を適用した場合、相手の手札は3枚に対してこちらは4枚になっていたりする。強い。

強い点❸

これは何としても伝えなければならないとこ。
それは…

サイバードラゴンデッキであること!!

何を言っているんだコイツと思われるかもしれないけど、事実そうなんです。

サイバードラゴンの特徴を長年築き上げてきたモンスターたち。

もう言いたいことが分かったと思いますが、サイバードラゴン自体は元々機械族メタなのです。
これはどの環境になっても変わらず一定の活躍は期待できます。

現環境を語るならこの「アーゼウス」は欠かせません。Xモンスターの救世主というかコナミのオリカ()とまで言われたカード。
コイツを相手にサイバードラゴンを特殊召喚します、と唱えるだけで相手は効果を使わざる得なくなります。
「キメラテックフォートレス」の存在さえ気付かない人も最近では多いので、おもむろに融合!と叫ぶとその反応が面白くて楽しくて辞められません笑

他にはリンク主体のデッキなどにも強く出られる点も大きいです。

ダークネスを倒す為に大体のデッキに入っているであろうモンスター。

しかしダークネス自体攻撃力がパワーボンドの効果で最低でも4000打点はあるので大抵決めきれずにターンがこちらに返ってきます。

そこでサイバードラゴンを特殊召喚すれば「キメラテックメガフリート」を融合召喚できつつ相手のEXゾーンのモンスターを除去できます。

強い点❹

ニビルが効かない。

通称「隕石」と呼ばれるこのモンスターは、サイドデッキに差し込まれることがまぁまぁあるカードです。

しかし、このデッキではコアの召喚、キメラの召喚、ユニオンキャリアー特殊召喚、ダークネスの融合召喚と、計4回で終わるため、このカードには刺さらない点は大きな利点と言えましょう。

弱い点❶

ここからは弱い点を紹介。

ウララなどの手札誘発による妨害に恐ろしく弱い。

どのデッキにも言えることですが、このデッキはそれが如実に現れます。
サーチカードが多い分、どこを止められても展開が大幅に下がります。
さらには「ホライゾン」にウララなど打たれると残り手札が余程良くない限り止まってしまいます。

ほかにもサイバーダークキメラの効果に「無限泡影」などにも弱い。

弱い点❷

1枚1枚丁寧に除去されること。

意外ですが、これも一つです。

このデッキは先行でダークネスを立てるデッキですが、相手ターン初手6枚のうち3枚でダークネスを除去されると後はほぼガラ空きになってしまいます。

その隙にワンキルなどされれば一環の終わりです。

弱い点❸

3ターン目以降のリソースが少ない。

初ターンでほぼリソースを使い、返し2ターン目で決めきれなかった場合、以降は未知の領域です。
リソースが多くいデッキや、しぶといデッキなどにはジリ貧で負ける事があります。

ドローソースや蘇生手段の確保。それか2ターン目で決め切るための手段を確保するのが今後の課題とされるだろう。

弱い点❹

サイバードラゴンに恐ろしく弱い。

↑で機械族には強いと書きましたが、このサイバードラゴンデッキも弱い点はサイバードラゴンに弱いのです。(何言ってるか分からなくなってきた)

ダークネスの妨害はあくまでカードの発動に対して無効にし破壊なため、特殊召喚するだけのサイバードラゴンには刺さらない。
そして無惨にも融合素材とされるのです。

対策

ここからはサイドチェンジを含めた相手側に立ってサイバーダークデッキの対策を考案していきます。

❶ドロール&ロックバード

現環境下において、ドライトロンという儀式召喚をメインとした機械族のモンスター群がいます。

その対策として用いられるのがこのカード。
そしてこれはそのままサイバーダークのデッキにも刺さります。

ホライゾン→クロー→ダークワールド→カノン→etc.
とサーチが続くのがこのデッキの中核なため、このカード1枚で何も出来なくなります。

❷アーティファクト-ロンギヌス

キメラの効果で融合素材を墓地から除外することができる。その除去を封じるためのロンギヌスです。

昨今、このロンギヌスの活躍は多いと感じられますので、サイドチェンジから差し込んでおくのはオススメです。

❸溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム

場にはユニオンキャリアーとダークネスの2体が並ぶのであれば、このカード1枚で除去が可能。

同じような効果のモンスターなら「壊獣」シリーズもオススメです。

最後に

初めてのnoteの投稿で意気込みつつも、結局だらだらとストラクチャーデッキが発売されてから2ヶ月が経ってしまいました。

拙い紹介ではありましたが、これで「サイバー流の後継者」が発売されてからのサイバーデッキの紹介を終わります。ご参考になれれば幸いです。

あと感想やコメントは好きに書いちゃってください!
展開ルートやお役立ちカードがあれば是非とも共有したいと思ってます!

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