2020年4月節入り後の運勢について
はやいもので、今日が年度末最終日。
自粛要請をうけて、私もほとんどの仕事を在宅で実施していますが、改めて、いつもの普段通りに生活できることのありがたみ、仕事ができることのありがたみ、家族が健康であることのありがたみを感じています。
そして、いつものタイミングよりも少しはやめですが、こんな世の中、少しでも道先案内となればと思いまして陽氣堂の龍宝として4月の運勢のことについて書いてみます。
4月の運勢は、気学の世界では、4月4日16時38分から5月4日の時点までを指します。
それまでは、前回書いた3月の運勢をご参考になさってください。
１．九星気学の考えでは？
今年は、七赤金星の年ですが、4月は六白金星の月となります。
※年月日、それぞれに九星があります。
先月は、月も七赤金星ということで、良くも悪くも、七赤金星の特徴である、金融にかかわる変化や、口の象意として、デマや論争も起こりやすかったのではないでしょうか。
4月は、もちろん年としての七赤金星のエネルギーも残るのですが、同じ金星同士、やはりお金に関する話題はこと欠かないでしょう。
どちらかというと、生活の基盤となる資本金に関する意味合いが六白金星は強いので、為替に一喜一憂というよりも、根本的な生活や事業の存続について、目がより一層向けられると思います。
そして、十干十二支では庚辰の月にあたり、昇りゆく龍のように勢いがあるエネルギーが4月を支配し、躍進しようとします。
ただ、このエネルギーの根本は、現状を変えたい、今を抜け出したいという
臆病な気持ちや置いて行かれる恐怖が根底にあり、勢いが強すぎて義理や人情を欠いたりします。
今年のテーマである「冷静さ」を一層忘れずに、道理や礼節をわきまえた行動をとり続けることが、身を助けるのではないでしょうか。
もうひとつ、気にするべきは、春の土用が、4月16日22時6分から、5月4日まであること。
土用は、季節の節目にあわせて、次の季節への移行期間としてやってきますが、土の氣が荒れて、何事も乱れやすく、新しいことは控えるべきといわれています。
土いじりや、引っ越し、新規事業、転職など、大事な決断にあたるものは、
なるべくこの時期は避けたほうがよいです。
春の土用は、季節の変わり目特有の疲労感や、新生活への緊張なども相まってどっと疲れてしまって、人を気遣えず、つらく当たってしまったりもします。病気を持っている方は、一層の自愛が必要となります。
ただ、土用の氣がこの期間、私たちの生活を支配していることさえ知っていれば、冷静さを忘れずに、無駄な争いを避けたりできるかと思います。
２．易だとどうなった？
今月、どんなことに注意したらいいか、筮竹という由緒ある方法で占ってみました。
出た内容は、風山漸の初爻という卦でした。
簡単にいうと、激しい向かい風はあるものの、物事はゆっくりと、ただ確実にすすんでいくという意味です。
そして、まだしっかりと飛び立つまではいかず、無理せず安全な場所で、今しかできないことをやって、力を蓄えるとき、です。
4月のエネルギーも相まって、どうしても何かを変革を起こしたいという気持ちになりがちですが、外側にエネルギーを向けるよりも内側にエネルギーを向けるときなのかと思います。
特に、家族や家業とは、存分に向き合うべきです。
今年は、子の年ということもあり、十二支の最初、スタートラインとなります。子のエネルギーをうまくつかって、巣穴のなかでコツコツと新しいものを準備をする。それくらいの覚悟のほうがいいのかもしれません。
３．カードだとどうなった？
オリジナルのオラクルカード、陽のカードも引いてみました。
「変身」「行動」の2枚が出ました。
ある意味、今がさなぎの状態で、脱皮を控えている時期なのではないでしょうか。
いやでも飛び立つ必要が出てきたときに、どれだけ、その羽は自由の風を掴めるのか。
飛んでいるときだけが、すべてではありません。
何を乗せて、何処に向かって、飛んでいくのか。
今だから、考えてみてはいかがでしょうか。
４．まとめ
3月の運勢の延長線にあるような内容でしたが、それだけ、今この時に飛び立とうとすることは、リスクがあることなのかもしれません。
一方で、この風が強いときにしっかりと力を蓄えよと、自然が教えてくれているようにも思います。
日々の生活がこれからどうなるか不安を感じる方もいるかもしれませんが、この時だからできることや、この時が教えてくれることに焦点をあてて学ぶ姿勢を持てば、きっと将来違った形で、人生の豊かさにつながると思います。
なお、生まれた年月日時によって、個人ごとの運勢は変化しますので、
あくまでご参考としてとらえてみてください。
私の見立てがご参考になれば幸いです。
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※4月は回数を増やす可能性がありますがまたお知らせします。
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