吉凶同会を、生き抜くために(3月後半のメッセージ付き)

今日も、陽氣堂の龍宝として、メッセージを書いてみます。


3月の大きな流れについては、この記事でも触れましたが、ますます社会全体が混迷を迎えています。


1.今の世の中の変化について

たまたま、仕事上で官公庁とのお付き合いがありますが、ただでさえ人事異動の時期で忙しい中、突然襲ってきた混迷に巻き込まれ、決まるものは決まらず、計画は頓挫し、頭を抱えておられました。

また、民間でも、本来あるはずの仕事が急になくなってしまったり、今はまだ大きな影響が出ていないものの、これから起こりうることに不安を抱えている事業者さまのお話も多くうかがいます。


労働者側の心理も、この状況をうけて見え隠れしていて、特に時給で働く方は生活のために休むに休めず、何かあっても黙って隠して働く、というのは当然の心理だと思います。


これまでの決め方、これまでのルール、これまでの働き方の変革が、否応なしに迫っています。


世界中を覆う恐怖から、人間のある意味、本来の姿が明るみになってきています。


一方で、この状況を逆手にとって、先手を打とうとしている人も多くいます。

これまで、サブ商材としてみていたものを、メインの商材に切り替えたり、販売手法について新たに見直したり。

先日の経済ニュースでも獺祭を提供する旭酒造が、オンライン飲み会を開催するなど、この状況でできることを見出そうとしていました。

この状況で、大いに商売が繁盛している方がいるもの事実です。

ピンチはチャンスといいますが、強かに生きていく、人間の可能性も、また感じます。


2.混迷のときにいきる古来の知恵

今与えられた状況を、吉とみるか、凶とみるか。

吉凶同会とタイトルに書きましたが、おみくじであらわされる吉と凶が同時に存在しているような様相を目の当たりにします。


先日開運行事で訪れた水戸の偕楽園前・千波湖の上空でも、晴と雲が同会して、天からも教えを受けているかのようでした。龍のようなものまで、見ることができました。

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予測不能なことが興った時、古来から活用されてきたものが易経(あえて平たくいうと占い)です。

古来、易経は、君主が未来を見通し、正しい決断をするときに使われてきたといわれます。

令和の時代にも形をかえながら、生き残ったことが、その効力を表しますが、判断に迷う混迷の世にこそ、参考になるひとつの考え方であり、生きるヒントにも活用できます。


私は、易経をはじめ占いについて大事なことは、当たるあたらないだけではないと考えます。

未来の視点から考えて、今どう生きていくのかを決める、生き抜くための決断につなげることが本質と考えています。


今の状況から、こんなときは神頼みだ!と神社に参拝され、おみくじを引く方も多いのではないかと思いますが、何気なくひくおみくじも、ある意味、同じですよね。

おみくじは、未来への暗示ともとることができますが、それを受け取ってどう生きるか、です。


吉と引いて、やったー!と浮かれ、伸びゆくままに進むのか。
凶と引いて、意気消沈し、決断したものをやめるのか。


今、目の前に現れるものを捉えて、何を受け取り、決めるのかはとても重要です。


私の運命学の師は、こう教えてくれました。


吉の時こそ、驕り高ぶらず、勝ちすぎず。
凶の時こそ、問題を真摯に見直し、先手が打てる。


吉凶は常に、表裏一体で存在し、状況を少し捉え直すだけでも、今を生きるヒントに繋がります。


社会の変革をとらえて、自分が今こそ改めるべきは一体何か。

変えられないものを不安がるよりも、変えられるものに焦点をあてたほうが希望を持てることもあるかと思います。

私も、自分自身の行いやこれからの在り方をしっかり見直してみたいと思っています。


3.3月後半のメッセージ

最後に、3月後半の易を立ててみました。
ご参考にしてみてください。


火地晋という卦が出ました。

意味合いとして、地上から太陽が昇っていくがごとく、明るく照らされ、勢いが増す卦です。


この明けない夜に感じられる今からすると、待ち望んだ日の出。

ただ、その太陽は、まだ上がりきっておらず、雲に引っかかって隠れているような状態です。

これを現世に例えるなら、これから、世界の全容がわかり、見え隠れしたものがより顕在化すると思われます。

気持ちの焦りが出てきている中、今の状況のみをとらえて行動するよりは、
もうちょっと気持ちの余裕をもってから、行動するほうがよい結果に繋がりやすいのではないでしょうか。

そして、気持ちの余裕を持つためには、ネガティブな情報に振り回されず
自身の心の炎を守りながら、直感を大事にする必要もあると考えます。

明けない夜はありませんが、もうちょっとの忍耐が、心身を護るときですね。


また、話題の的となっている東京オリンピック。

今朝、IOCの正式見解として、予定通りとの方針でしたが、私が易をたてた内容としても、しっかりと実施に向けて雛を温めている様子が感じられました。そのため、延期はあっても中止という選択肢は、もうないのかもしれません。


やるならやるで、閉塞感や恐怖に苛まれている世界に、希望を届ける祭典であってほしいと心から願います。


それでは、みなさまの日常が、陽であふれるものでありますように。


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