ささやかな楽しみに物申す話①

タイトル通りである。たまにみる「日々の生活をより楽しくするには」みたいな意識高い系ライフハック記事。いやあるよ、すごい、洒落てて、そんな考え方あったん?!スゲー!やろ!みたいなのも沢山ある。ただ、中には当たり前のことをお洒落風に言ってるやつとかある。たとえば「とにかく寝てみる」「積読していた本を読む」「夕方に堤防を散歩する」とか。なかには「ジャンプしてみる」とかあった。こういうのは一瞬「確かに、もう一度考えてみよう。あれは素晴らしいことなのかも…」と思わせる。いや、いいよ?ジャンプ、楽しいもんね。いや楽しいか?!いやいやいやいや!そういうんじゃないねん私が知りたいんは!!もっとこう自分が思いもよらんライフハック思考回路を読ませて欲しいんやって!!いいけど!ジャンプ!あんましいへんし!!!

社会人になると忘れてしまう
なるべく気楽に生きる意識

じゃあお前が考える日々の楽しみ方とはなんぞやとなる。前述で色々言ってしまったが、これに関して「意識の仕方を変える」というは同じだ。つまり、当たり前のことにもう一度目を向けるというのは変わらない。ただ、自分は日頃から本も読むししんどくなったら寝るし散歩もかねて少し遠いスーパーに行ったりもする。ので、もう一段階上の、たまにちょっとだけお金もかけて、やるか!と少し気力を持ってでしかできない、でも返ってくる充実感も大きい方法を探した。社会人を始めて二年目、"できるだけストレスなく、毎日をなるべく気楽に生きるために意識していること"をいくつかメモしていく。長くなりそうなので多分この記事が①になるかも。てかなる。

1.Todoリストを使う

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これは自分の使いやすいアプリを見つけるのが一番なのだが、とにかく仕事プライベート関係なく、やるべきことをどんどんストックすること。社会人一年目、心配性・責任感過多・超慎重という三拍子揃った性格だったため「明日の仕事を責任持って漏れなく時間内に終わらせられるか」に押しつぶされそうになり、帰宅後も「あれとあれをやって…」「いやでもこっちの方が先が見えないから全部確認して…」を考えストレスMAXでマジで病んでいた。そんな時に上司に言われたのが、Todoリストに全てのタスクをブチ込み頭に残さないことである。朝出社してこのリストでやるべきことを確認すれば、常に仕事のことを考えなくてもよくなる。ただし注意すべきなのは、タスクが発生した瞬間にリストに入れるのを忘れないこと。内容はスケジュールを確認する、不明点をまとめる、素材集め、など細分化することで達成感が得られる。あとはやりたいことや気になることを書き留めておけば、暇だなという時に役に立つ。

2.小難しい名前の料理を作る

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料理をする、これは多少気を奮い立たさなければならない。そして小難しい、とはまあ聞いたことあるけどどう作っとるんか知らん料理、の意である。最近作ったのはラタトゥイユ、シュトーレン、マリネ、栗きんとん。たとえ23時に帰ってきたとしても、ちゃっちゃと風呂に入り1時間作ってつまみ食いしながらだらっとして2時までには寝る。これはまあ10時出社のサイクルなので、個人で調整しなければならない。帰って寝てまた会社、という所謂毎日同じことの繰り返しという負のサイクルから、料理というアウトプットにより抜け出せる。他に、ケーキだったり漬け込む系だったりちょっと面倒なものにチャレンジするのも「今日」という日を「毎日同じ日々」の列から外すことができる。最近は、ワンプレートで雑多感のあるご飯にハマっている。あれなぜかお洒落に見えるんよな。

3.季節が変わったら花屋に行く

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季節によって花や植物を買うのもいい。そろそろ暖かくなってきたな、と思ったら花屋をのぞき、気に入った瓶をいくつか用意して生ける。部屋が明るくなるし、たまに水をあげたり様子を見るという行為は自分を救うことにも繋がる。小さな木なんかは冬に葉が落ちてしまっても、春に新芽がでることもあるので根気よく見守るとよい。また、風水的によくないと言われるドライフラワーだが、可愛いし多忙でお世話のできない人におすすめだ。なんかお洒落っぽい人も家に吊るしてるし。あとは季節に合わせて、というのが個人的推しポイントである。この延長線上にあるのが、次の4つ目だ。

4.年中行事を本気でやる

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今年度、人と開催した行事は11月に鍋会、12月にクリスマスと忘年会、2月に恵方巻会である。個人開催で七草粥会を考えていたが、多忙すぎて来年に持ち越した。あとは冬至に何かしらしようと思いこっちもできなかった。(そしてTodoリストへ…)季節を重んじるのが好きなので年中行事となってしまうが、なんでもない催し事を本気で計画するのもいい。学生時代は今日遊ぼ!とできたが、住む場所も生活リズムも違う社会人はなかなか難しい。だったらあらかじめ予定を組んで、どうせならフライヤーとか作っちゃったりして、なんならお品書きとか考えたりして、狭い部屋に知り合いを全員呼んで、今年はどっち向き?と言いながらみんなで恵方を向いて黙って食べる。(この時は恵方にテレビがあったので全員マジック番組を観ていたが…)せっかくの行事、自分の持てるスキルとユーモアを活かして最大限に楽しもう。


「毎日同じことの繰り返し」は
小学生の時からすでに始まっていた

よく考えてみると幼少期から私たちは毎日学校へ行き、帰ってドラえもんやしんちゃんをみて、夕飯何?と聞き、ちょっと宿題して寝る、という日々を送ってきた。高校大学だって毎日同じでつまらないと思ったことがない。社会人になっていきなりそう思うようになったのはなぜだろう。それは今まで何かを学ぶ、という受け身のままインプットできた環境から、仕事というアウトプット(人によっては楽しくない)だけの生活となったギャップについていけてないからではないか。24歳になって何かを楽しむにも学ぶにも、自らが動いてやらねばならない。一見面倒くさいなあと思うが、別の見方をすればなんでもできるということだ。やりたいことや好きなこと、馬鹿だなと思うことだって、己の決断と経済力で実現できる。そんな中で、毎日の日々を少しだけ豊かにできたら、という思いでこの記事を書くこととなった。解凍地帯のこのシリーズはもう少し続く予定なので、興味のある方はのんびり待ってくれるとありがたいです。


5.Google マップにピンを立てる

次回、ささやかな楽しみに物申す話②へ!







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