ドラパルトバレット
※この記事は全文無料で読めます。もし良ければ最後まで読んでいってくださいm(_ _)m
1.ごあいさつ
こんにちは、かいとなです。
今シーズンの大型大会がほぼ中止となり、悲しい限りです。自分が頑張って考察していたデッキが晴れ舞台で使えないとなると中々くるものがありますね....
ということで今回は、CL京都前から使用デッキ候補として考察していたドラパルトバレットというデッキを供養という形で公開しようと思います。面白いデッキなので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!!
2.構築経緯
新弾リスト発表後、その中で明らかに目立つポケモンがいました。それがドラパルトVmaxです。
このカードのパワーはやはり高く、直近で開催されたskypeポケカ大会ではドラパルトVmaxのデッキタイプが多数上位入賞していました。
この時点で予想していたTier表は以下の通りです。
私も早速ドラパルトVmaxのデッキを組んで回していました。確かにかなり強いデッキでしたが、使用する上でまず感じたのは「火力不足」ということでした。それ故にミラーマッチが先に殴れた方が勝ちのじゃんけんになっていたり、マオ&スイレンへの耐性が低かったり、タッグボルトGX+を打たれやすかったり色々な問題が出てきて、それにより三神ザシアンやピカゼクといったデッキに不利をとる可能性があると感じました。
そこで、ドラパルトの低い火力を補うサブアタッカーの採用を検討し、その結果出来た初期案の構築がこちらです。
※レインボーエネ=オーロラエネ
ダイファントムとの相性が良いイベルタルGXとガブリアス&ギラティナGXに加え、環境デッキの弱点を突く札を採用してドラパルトの火力を補った構築です。
しかし、環境デッキと対戦している中で予想以上に弱点を突く札が刺さり辛いのと、ミュウツー&ミュウやマーシャドー&カイリキーでスタートした時にドラパルトVmaxに対してほぼ負けが確定する割にその2種でのスタート率が高いことから環境デッキに対する勝率をあまり高く出来ませんでした。
そこで構築をもう一度見直すことにし、その中で環境のデッキに勝つにはガブギラとイベルタルで火力を補うだけで良いという結論に至り、デッキが完成しました。
3.デッキレシピ
ポケモン 18
ドラパルトVmax 2-2
このデッキの主軸。ダイファントム+カラミティエッジで戦うのが基本。1試合に1ライン使う程度なのでこの枚数。
ミュウツー&ミュウGX 1
ドラパルト相手にスタートした時に弱いが三神ザシアン相手に直撃弾+デスカウントGXの動きを決めやすくするために1枚採用。
ガブリアス&ギラティナGX 2
ドラパルトの火力を補うカード。ダイファントムのお陰でプランを立てやすいのが◎。
このデッキにおけるコンセプトがダイファントム+カラミティエッジを軸とした動きをすることで火力を出すというものであり、このカードがサイド落ちするとかなり戦い辛くなってしまうため2枚採用とした。
ウルトラネクロズマGX 1
ダイファントムではなく直撃弾から動いて戦った場合、終盤に相手のポケモンにダメカンが乗っておらず勝ちきれないという場面が多かったため青天井枠として採用。こいつのGX技を使うことも意識して戦う。
イベルタルGX 1
ドラパルトの火力を補うカード。デスカウントを打つまでなるべく隠しながら戦いたい。
ダイファントムからだけでなく直撃弾からも繋がるため後攻からお守り三神を倒すことにも一役買う。
デデンネGX 2
サーチできるデッキを回すドロソとして採用。ボスの指令を取りにいきたい場面がそこそこあるので3枚目を検討しても良い。
ギラティナ 1
ギラティナループによって非GX・Vに強く出ることは勿論、このデッキにおいては相手のベンチをカラミティの圏内にすることも大きな役割。特性で前にダメカンを乗せることはできないのでダメカンを乗せるタイミングをよく考えてプレイする。
カラマネロ 3-3
このデッキのエンジン。とは言ってもドラパルトが手張り2回で起動するためダイファントムまでに1体立てばカラミティエッジが間に合うのでそれを目標に立てる。
グッズ 17
ミステリートレジャー 4
クイックボール 4
プレシャスボール 1
ポケモン通信 1
ポケモンの必要パーツが多くなるのでサーチカードは厚めに採用。前身の超MMではプレシャスボール2枚だったがドラパルトやカラマネロを持って来るために1枚をポケモン通信に変更した。
リセットスタンプ 1
ボスの指令登場以降評価を上げたカード。従来の新レギュ環境では呼び出しの手段がキャッチャーであった為、終盤に使っても博士→キャッチャーと復帰され敗北することがそこそこあったが呼び出し手段がサポートへと変化したことでその要求を上げている。
ポケモンいれかえ 4
ふうせん 2
後1直撃弾→デスカウントやサイコリチャージをし易くするために厚めに積む。入れ替えは大事に使い、残り枚数を意識してプランニングする。
大きなおまもり 1
三神ザシアンの260+10〜20をタッグチームが耐えるように採用。
サポート 12
博士の研究 4
現環境最強ドローソース。4投しない理由がない。
マリィ 2 シロナ2
最初はマリィが4枚だったが、使用後の手札の枚数や、オーロット&ヨノワールGXが入っていないことを加味して2枚をシロナに変更した。
ボスの指令 3
呼び出し札。基本的にデスカウントorカラミティエッジで1回、最後の詰めで1回使えればいいので3枚。
スタジアム 2
混沌のうねり 1
サンダーマウンテンやそらのはしら等、相手のスタジアムを割るために採用。1枚で2枚スタジアムを剥がせるお得カード。枠の都合上1枚。
エネルギー 11
オーロラエネルギー 4
このデッキにおいて序盤からこのカードが必要になることが多いのでフル投入。博士やデデンネで結構消えていくので4枚あるとは言え大事に使う。
基本超エネルギー 7
トキワの森無しでも手札に十分に回ってくる枚数。
4.不採用カード
・ゲンガー&ミミッキュGX
GX技で1ターンを作ることができるカード。しかし従来の超MMと違いこのデッキにおいての基本の動きは手張り2回という低い要求で済むためホラーハウスGXを使った場合のバリューをそこまで感じれなかったことと、デスカウントにGXを切りたいことも多いため、不採用とした。
・オーロット&ヨノワールGX
ナイトウォッチャーによって相手の手札を狭めながら打点を出すことができる。十分にパワーが高いカードなのだが、コンセプト的にダイファントム→カラミティエッジ・デスカウントや直撃弾→デスカウント→カラミティエッジ・フォトンゲイザーなどのプランをとることが多く、このカードが必要な場面が少ないと感じ不採用。ただ、リザードンVmaxがエネを全て割られることに対して耐性が低めであったり超エネルギーだけでそこそこの打点が出る技マシンとしての採用は検討できる。
・アーゴヨンGX
上技によって170点の狙撃が可能。しかしボスの指令の登場でベンチ狙撃の重要度が高くないと感じ不採用。あったら便利だと感じた試合はそこそこあるため、採用することで詰めのパターンが豊富になる。
・ズガドーン
不採用カードの中では1番採用を検討できるカード。直撃弾+デスカウントのプランをとった場合にダメカンをばら撒ける量が少ないことを感じ、ウルトラネクロズマGXを採用したが、このカードがあるとタッグチームやVmaxが倒された後にダメカンをばら撒けるため、発動条件を満たしやすく、カラミティエッジを決めにいきやすくなるため、ウルトラネクロズマGXとの選択で採用できる。
5.各デッキに対する立ち回り
・三神ザシアン 微有利 先6:4 後5.5:4.5
先行の場合
①ドラパルトVに手張り
②ドラパルトVmaxでダイファントムを三神、ザシアンに当てる(ばらまく)。(ジラーチを殴りながら三神、ザシアンに4,1でばらまけるとラッキー)
③オルタージェネシスGXの返しにカラミティエッジやデスカウントを当てて三神を取る。
④ブレイブキャリバーの返しにザシアンを取る。(スタンプを絡めながら取れるとなお良い)
⑤カオスオーダーやボスの指令で最後の1枚を取る。
後攻の場合
①直撃弾を三神に当てる。
②デスカウントorカラミティエッジで三神を取る。(ここで破れた扉を裏のザシアンに当てたい)
③カラミティエッジでザシアンを取る。
④カオスオーダーやボスの指令で最後の1枚を取る。
・ピカゼク 五分 先5:5 後5:5
先行の場合
①ドラパルトVに手張り。
②ドラパルトVmaxでダイファントムで次の番にピカゼクを倒せるように調節する。
③ピカゼクをカラミティエッジで取る。
④ライライをカラミティエッジorフォトンゲイザーでとる。
❹前に出てきたコケコorパルスワンをフォトンゲイザー等で取る。
❺カオスオーダーやボスの指令で最後の1枚を取る。
後攻の場合
①ベンチのドラパルトVに手張り
②ドラパルトVmaxのダイファントムをピカゼクに当てながらカラミティエッジを通しやすくなるようにばら撒く。
③ダイファントム2回目でピカゼクを倒しつつばら撒く。
④ライライをカラミティエッジorフォトンゲイザーで取る。
❹コケコやパルスワンをフォトンゲイザーorカラミティエッジで取る。
❺カオスオーダーやボスの指令で最後の1枚を取る。
・ドラパルトVmax 微不利 先5:5 後4.5:5.5
先行の場合
①ドラパルトVに手張り。マーイーカを1体置く。(エール団のしたっぱで剥がされるため。)
②ドラパルトVmaxでドラパルトVに130点当てるor40点ばら撒く。
③カラミティエッジで130点乗ったドラパルトVmaxを落とす。
④デスカウントGXで40点乗ったドラパルトを取る。(イエッサンがある構築は通らなそう)
❹ジラーチ等、非GX・Vを取る。
❺カオスオーダーGXで取りきる。
後攻の場合
①ドラパルトVに手張り。マーイーカを2体置く。(ダイファントム+かんしゃくヘッドで取られるため)
②ドラパルトVmaxでドラパルトVに130点当てるor40点ばら撒く。
③カラミティエッジで130点乗ったドラパルトVmaxを落とす。
④デスカウントGXで40点乗ったドラパルトを取る。(イエッサンがある構築は通らなそう)
❹ジラーチ等、非GX・Vを取る。
❺カオスオーダーGXで取りきる。
・リザードンVmax 微有利 先6:4 後6:4
先行の場合 ※リザードンVmaxデッキの性質上ほぼ先行は取れると想定します。
①ドラパルトに手張り。
②ダイファントムでボルケニオンを取りながらエネが多く乗ったリザードンVに4点乗せる。
③デスカウントGXでリザードンVmaxを取る。
④デデンネGXやリザードンV等を取る。
・小ズガドーン 有利 先6.5:3.5 後6:4
先行の場合
①マーイーカを並べる(1〜2)ギラティナに手張り。
②ギラティナループで殴る。(マリィスタンプを挟みながら)
③カオスオーダーGXで取りきる。
後攻の場合
①マーイーカを並べる(1〜2)ギラティナに手張り。
②ギラティナループで殴る。(マリィスタンプを挟みながら)
③カオスオーダーGXで取りきる。
※オドリドリGXをウルトラネクロズマGXで取るといった2:2交換を挟んでも良い。
6.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
このドラパルトバレットはオフシーズンのおもちゃ程度にに遊んでいただけると嬉しいです笑
そこそこ楽しく強いデッキなので是非組んでみてください!
このデッキは自分が作ったデッキの中では1番良くできていたと思ったのですが、CL京都やCL宮城という活躍させる場がなくなって残念でした....
しかし!これからもガンガン良いデッキを作って来シーズンからも頑張りたいと思っているので、応援よろしくお願いします!
※質問等は私のDMにて受け付けますので気軽に質問してください〜!→@kaitona_ptcg
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