オーストラリア国立大学に来て3ヶ月経った。そもそもなぜオーストラリア国立大学を進学先として選んだのか。

選択肢はあればあるほど迷います。僕は幸いにも国際バカロレアを取得していたので、世界中の大学でどこにしようかと迷いました。(ここに至るまでに高校二度中退)

複数の候補から選んだ大学がそう
「オーストラリア国立大学」通称ANU

この大学を選んだ理由その1
比較的インターナショナルとの噂があったから。

オーストラリアの大学事情、これから進学を考えている人は絶対に知っておくべきこと第一位!それは華僑勢が考えられないほどいることです。
シドニーやメルボルンなども候補にはありましたが、学生の半分以上が中国人なんてことはよくあり、ビジネス系のコースに行けば、グループワークやディスカッションが中国語で進むこともよくあるそうです。
それは嫌だな、、と思ったため、首都なのに田舎のキャンベラを選びました。
ANUの学生は半分が交換留学だそうで、毎日キャンパスを歩いてるだけで知らない言語がたくさん聴けます。

その2
日本人の交換留学が盛ん。

今年だけで30人もの交換留学生がANUには来ています。(正規学部日本人は知ってるだけで自分以外に2人だけ)
しかも東大やら早慶やらと、日本の大学を知らない僕にとってはとても新鮮な話ばかり。皆日本の大学でこんなに勉強したことはないと言っているのは非常に気になります。
僕は留学やインターナショナルに場に行くと、まずは日本人を探します。(今もそうです。)人の繋がりはまた新たな繋がりを齎すと考えています。
なので、よく
留学に行ったら日本人と話さないようにする〜とか
日本人とも英語で話すようにした〜とか聞きますが、長期留学の場合は逆です。
できるだけ日本人との繋がりも意識し、共に異文化の中で成長していく。といったマインドになります。
スーパーマリオのゲームも一人でプレイするより複数の方が楽しいですよね。
日本人の友だちの外国人と友達になるなんてこともよくあります。

その3
世界ランキング

ANUはQS世界大学ランキングでは30位、THEでは53位と、オーストラリアではトップを争っています。
僕はランキングやブランド思考などは嫌いです。
しかし、世界中の人が同じ指標を見て大学を選んでいると考えた時に、国のトップだったり、世界ランキングの高い大学には志の高い生徒が集まっていると考えました。
大学は仲間を作る場所だと考えています。
3年間の日々を共に歩み、成長していく。楽しいことも辛いことも共有し、頑張った先に夢があると思っています。なので、視座の高い世界を見渡せるような仲間が欲しいとの想いからこの大学を選びました。

この仮説は当たっており、
タイの社会問題を解決するために社会起業を起こしたい(すでにプロジェクトは進んでいる)
日本で政治の境に入り、もっと上手く円滑に外交問題を解決したい。
韓国で、、
などなどたくさんの夢を持った仲間に出会うことができました。

その4
豊かで平和な生活を体感してみたかった。

日本にいると東西南北、敵に囲まれているような、常に狙われているような感じがします。日々のニュースでは北方領土、ウクライナ振興、テロ、暗殺未遂、尖閣諸島、竹島、などなど外交問題だらけです。
他にも、上がらない賃金、自給率、円安、少子高齢化、暗記型教育、優秀人材国外流出などマイナスなニュースもやまない日々。

僕が都内の高校を辞めた理由は満員電車でした。最初の頃はみんなあんな嫌そうな顔して何でわざわざ満員電車なんて乗るんだろうと面白がっていたけど、一年も満員電車に乗り続けると、いつのまにか自分もその景色の一部になっていて、こんな高校生活は嫌だと思い始めるようになりました。

それに比べオーストラリアは資源国、周りに敵国がいない、賃金が高い。など日本にはないものがたくさんあります。

実際に、オーストラリアにいるととても平和ボケします。ミサイルなんか落ちてこないし、皿洗ってるだけで25オーストラリアドル貰えるし、満員電車で味わった嫌な空気はどこにも流れていません。

ここまで、自由に思ったことを書かせてもらいましたが、これらは全て親や周りの大人のおかげです。

ここまでの生活費や学費など多くのお金を費やしてきたと思います。多くの同世代と話すと、自分は相当恵まれていると最近実感するようになりました。
急にカンボジアに行くと言っても何も言われません。オーストラリアの大学に行きたいと言っても学費は何とかするといい、応援してくれました。

多くの大人がサポートしてくれていることにも感謝しなくてはなりません。数え切れないほどのアドバイス、見たこともないような世界を大人の人たちは経験を通して教えてくれます。

サポートしてくれる人がいることに感謝し、少しでも世の中に幸せを還元できるよう、これからも精進して参りたいと思います。

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