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#1 現役大学生が送る: 「大学と父親から学んだ起業の極意」

内閣府 日本経済2020-2021より引用

皆さんこんにちは!
実際に経営者である父親から生まれた現役大学生Kです。

いきなりですが!このグラフは、日本の開業率と廃業率を他の主要先進国の比較したものです。

皆さんはこのグラフを見てどう思いましたか?
私は日本の開業率と廃業率の低さに愕然としました。「そりゃあ人口も減るわ」
事実、日本の開廃業率は著しく低い状態が続いています。

そこで!今回は、「起業」の基本的な考え方について、
大学の講義や、現に起業家であり経営者である実の父親から学んだことを発表していきたいと思います^_^

※こういう考え方もあるんだなという気持ちで、是非お楽しみください。💪

起業の基本的な考え方

①薄利多売の事業内容で起業すると失敗する確率が高く、「厚利少売」の事業内容で起業すると成功する確率が高い。

みなさんは「薄利多売」と聞いて何を思い浮かべますか?

マクドナルド? IKEA? スーパー?

実は、この世の中にあるほとんどの事業は「薄利多売」で行われています。

※薄利多売とは、たくさんの人にたくさんの商品やサービスや情報を安く売ることで利益を得る手法のことです。

では、「薄利多売」で起業してはなぜ失敗する確率が高いのでしょうか?

その理由は2つあり、
1つ目は、その分野で既に成功している大手起業からあなたの元へ、お客様が流れてきにくいから、
2つ目は、多額の初期投資がかかる上に、競合相手も多く、店を出す場所や人手や時間には限界があることから、競合相手からお客を流れて来させる工夫をし続けないと持続しないという特徴があるから
です。

重要な前提として、この世の中のほとんどが「薄利多売」の業態をとっており、既に成功したやり方を真似して自分も成功したいと考えている人は大勢います。
なので、結果的にあなたと同じようなことを考える多くの人が競合相手となるため、あなたは多くの競合相手に打ち勝たねばならないのです。

またもし、あなたが大手企業とは一味違うコンセプトの事業アイデアを思いついたとしても、起業したばかりのあなたにはお客様からの安心や信頼がなく、また大量の商品を売るだけの仲間もお金もないでしょう。

大手企業が薄利多売で成功しているのは、「億円規模の莫大なお金」と「働く人達とお客様からの安心と信頼」を既に持っているからです。
既に完成されていて信頼のおける商品と、ぽっと出の使えるかどうか分からない商品、どちらを買いますか?

やはり、信頼のおける方を買っておこうかな、となりますよね。

よって、「薄利多売」をすることで成功する事業アイデアは、起業には向いていません。

では、「厚利少売」で起業するとなぜ成功する確率が高いのでしょうか?

※まず前提として、「厚利少売」とは、少ない商品数に高い利益を乗せて販売する手法のことであり、
自分という媒体』に、お客様からの信頼や、賞状や資格などによる明確な評価や、大勢のフォロワーがいて初めて成り立つという特徴があります。

※『自分という媒体』とは、自分の身体を媒体にしたり、自分の脳内(考えや芸術性や知識)を媒体にしたり、自分の作る商品やサービスを媒体にすることを総称して『自分という媒体』と表しているものです。

「厚利少売」の事業内容での起業が成功しやすい理由は3つあり、
1つ目は、自分という唯一無二の存在を媒体に商品を生産するため、競合相手が少ないから、
2つ目は、商品一つ一つに高い利益を付与できるため多く生産する必要がなくなり、初期投資額も人手も少なくて良いから、
3つ目は、フォロワーが既にいるため、お客様となってくれる人々の目処が立ちやすいから
です。

やはり、自分にしかできないもの、少量しか作れないもの、一定地域でしか生産されないものには非常に高い価値を付けたとしても、人は買います。

YouTuberや芸人がお金をもらっているのも、金(ゴールド)の値段が高いままなのも、ミュージシャンのライブのチケットが高く設定されているのも、そのためです。

つまりは、人任せ、既存の商品任せ、既存の情報任せでは、どんなに良い事業アイデアであっても成功しないということです。

②お金だけ投資して後は全て任せるという事業内容で起業すると失敗する確率が高く、「起業家自身で最初から最後まで事業を完結できる」事業内容で起業すると成功する確率が高い。

お金に働かせるという言葉がありますよね。
誰しも、自分が働かないでお金が働いてくれたら良いのに!と思っていることでしょう。

しかし起業においては、お金に働かせて成功する確率は低いです。
結局は自分がその事業を最初から最後までできなければならないのです。

これは、たとえ任せる相手が、長年その業界で経営者を経験してきたプロであっても同じです。

では、「専門経営者に全て任せる」事業内容ではなぜ失敗する確率が高いのか?

その理由は、その任された人がいなくなった時に全てが回らなくなるからです。

人生には常に非常事態が付き物ですよね。その任された人にだって人生があり、何が起こるかわかりません。
もしその人が、一度風邪になったり、事故に遭ったり、はたまたこの世を去ってしまったりしてしまったら、売上はその一瞬でストップしてしまいます。

 そうなってしまっては、あなたは共に働く仲間たちにも、そして自分自身にも、さらには取引先の人達にも、お金も商品も渡せなくなり、信頼は一瞬にして失墜するでしょう。
そんな危なっかしい事業に誰が関わりたいと思うでしょうか?

そういった事態を防ぐためにも、起業家の事業内容は、『起業家に最初から最後までできること』である必要があります。

※ただし、自分の考えたアイデアの実現を、外部に委託して実現して返してもらい、自分で売るという事業内容であれば、委託を受けた人がいなくなっても代わりを探せば良いだけなので、基本に沿っていると言えます。

③やってる人が足りない分野の事業内容で起業すると成功する確率が高い。

価値観というものは人それぞれ違いますよね。
それと同じように、人の趣味・嗜好や、人が住んでいる場所の地理的特徴や、人が置かれている状況は人それぞれ違います。

例えば、人によって仮面ライダーが好きな人もいれば、プリキュアが好きな人もいます。
冬に雪山が大きくなって道路幅が狭くなり、交通渋滞が起きやすい場所に住む人もいます。
引っ越しも終わり心機一転、デザイン性の高い家具や置物を揃えようとする人だっているでしょう。

大企業は薄利多売を目標としているため、これら人々が普遍的に必要なものを提供しようとします。
ですが、普遍的なものでは満たされない需要も時にはあることでしょう。

そこで生まれる需要こそ「やってる人が足りない」からこそ生まれた需要であり、起業家にとってはチャンスです。

このように大手起業が立ち入りにくいニッチな需要を満たせるような、特定の人の需要に特化した事業内容で起業することは、ある程度の需要が見込め、競争相手も少ないのであれば成功する確率が高いと言えます。

-まとめ-
①薄利多売の事業内容は起業には向いていなく、逆に「厚利少売」の事業内容は起業に向いている。
②お金だけ投資して後は全て任せるという事業内容は起業には向いておらず、
逆に「起業家が最初から最後まで事業を完結できる」事業内容は起業に向いている。
③やってる人が足りない分野の事業内容は起業に向いている。


以上が、起業の基本的な3つの考え方になります。

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よろしくお願いします☀️

皆さん最後まで見ていただき、ありがとうございました❗️✋

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