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#4 競争に勝ち続けるための基本


あなたがどれだけ成功していようと、
競争に勝ち続けるためには、自身の過去のやり方や感性を過信してはいけません。

※感性とは、”感じる”能力のことです。
“感じる”能力には3つの種類があります。
1つ目は、人が欲しているものや気持ちなどの人の内なる心の声を感じ取る能力です。
2つ目は、技術や好まれるデザインの動向など世界の流行り廃りの流れを感じ取る能力です。
3つ目は、世界が新しい方へ動いた理由を感じ取る能力です。

なぜなら、どれだけ過去に成功していようと、どれだけ自分が過去に感じてきたことが正しかったとしても、

これから先も成功し続ける理由にはならないからです。

例えば、今や世界的な化学メーカーであるデュポン社も、一時は自身の感性や過去のやり方を過信しすぎたが故に、
事業売却を考えなければならない状況にまで陥りました。

1866年、ノーベルがダイナマイトを発明した時から、デュポン社はその時まで得意としていた火薬生産技術の存在を薄いものとさせ続けていました。

それなのに、デュポン社はダイナマイトの危険性を恐れ、頑なにその生産を承認しようとしませんでした。

しかし時代の流れは正直で、このように新技術への取り組みに保守的だったデュポン社は、1902年には経営の危機に陥いりました。
(その後、亡くなった4代目社長の甥3人が継承し、新技術開発に全面的に乗り出したりして、デュポン社は建て直された。)

新しいダイナマイトに怯えて、過去の成功方法にすがりついていても、
デュポン社のように、その先には衰退しかないのです。

人は変わります。

人というのは、今まで求めていたものが達成されれば、また新しいものを求めるものです。

その変化に対応してこちらも変化しなければ、
人は離れ、頑固者と揶揄され、遂には誰も付いて来なくなるでしょう。

・・・

では、具体的にどうしたら勝ち続けられるのでしょうか?

競争に勝ち続けるためには、①②③の3つの流れに沿って考え、行動に移すことが必要なのです。

① 自分の外にある当たり前を分析して、自分のスタイルに取り入れられるところを取り入れる。

例: カーネギーは製鉄業の起業時、当時鉄道経営業界では当たり前であった固定費削減の基本方法を、製鉄業にも取り入れて、他を圧倒した。

※カーネギーは、19世紀のアメリカで鋼鉄王と呼ばれた成功者。

② 新たに登場した勢いのある人の持つこだわり、傾向、特徴を分析して、自分のスタイルに取り入れられるところを取り入れる。

例: カーネギーは製鉄業の起業時、その頃イギリスで発明された効率的な製鉄方法を分析して、効率的に鉄を生産する方法を編み出し、新工場に取り入れた。

③自分のこだわり、癖、傾向、自分じゃなきゃダメな理由を、実際に他者に聞いたり自己分析して、そこは変えずに貫き通す。
例: カーネギーは製鉄業の起業時からずっと徹底してコスト削減にこだわり、1870年代初頭で1t100$だったのを1890年代までに1t12$にまで、ぶれずに引き下げ続けた。

この3つの流れが、
競争に勝ち続けたるための基本のサイクルなのです。

-まとめ-
競争に勝ち続けるために必要な基本とは、
・人は変わるものだとして、過去に成功したやり方や自身の感性に過信しないこと
・自分の外にある当たり前を分析して、自分のスタイルに取り入れられそうなところを取り入れること
・新たに登場した勢いのある人の持つこだわり、傾向、特徴を分析して、自分のやり方に取り入れられそうなところを取り入れること
・自分しか持っていないオンリーワンの強みを実際に聞いたり自己分析して、そこをぶれずに貫き通すこと
の4つのサイクルを回し続けることである。

いつまでも心を学生のままに、1から学び、取り入れる姿勢を続けて、勝つ楽しさにワクワクしたいものですね!

私は、たくさんの人達に学問としての基本をお伝えして、日本を将来的に、大人も子供も週末にはスポーツや体を動かす遊びができる程の時間に余裕のある国にしたいと思っています。

2023年5月31日までにフォロワー100人を目指しています‼️

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