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返信がきた日

5月13日 返信の封筒が返ってきた。
ポストにそれを見つけるといたたまれない気持ちが大きくて、ひとまずバックにしまい込む。
短歌の作品の直しが師匠から返ってきたとき、はじめのころは鋏で開封するのももどかしくてびりびりと開けて読んでいたけど、いまは気持ちを整えてから自分のいいタイミングでなければ読めなくなった。どうしてかな??
たぶん期待しすぎた気持ちがぺしゃんこになるのが怖いのかも。誤解されてはいけないけど、怒られるようなことはもちろんないし、とてもおおらかに直してくださって毎回
「こんなふうな言葉があったか」
と思ったり、言葉を入れ替えてくれただけで世界ががらっとかわることに驚くのだ。(最初のころはずいぶん褒めてくださっていたけれど、あれはサービスだったのだろう。)自分の持ち味がよくわからないしいつも自信がない。好きなことを好きなようにあふれるように歌うことも大事なんだろうと思う。


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