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「見張り塔からずっと」をずっと追いかけて 前篇

ALL ALONG THE WATCH TOWER 見張り塔からずっとはジミ・ヘンドリックスを聴くきっかけになった曲。
筆者はこの曲はずっとジミの曲だと思っていた。
それぐらいドラマチックなスケールの楽曲がまさかボブ・ディランの原曲とは知らなかったわけだ。
しかしボブ・ディランの音楽も触れてそれは間違ってることに気づいた。
元々はアコギを使ってカントリーロック調のバージョンであったがそれも良しであった。

○ウッドストック1994年でのボブ・ディラン。
ジミがカバーしてから、ディランもそれに影響されたと何かの記事で読んだ記憶がある。
なぜかライブではエレクトリックバージョンが主で事実そうなのかもしれない。

○ジミ・ヘンドリックス
「エレクトリック・レディ・ランド」に収められたジミのバージョン。
ウォッチタワーをカバーする大半のアーティストがジミのバージョンをお手本にしてる。
カバーとは思えないドラマチックなサウンドに魅了される。

とにかくこの曲を聴いて以来、WATCH TOWERにはまることになる。
実際この曲をカバーしてるアーティストは多い。
以前動画で最高だと書いたフランク・マリノは割愛させて頂くとして、筆者が見た最高の動画をピックアップしてみる。

○デイブ・メイスン
エレクトリック・レディ・ランドにトラフィックのメンバーとして参加、ジミヘンと交流のあったメイスンにとってこの曲は必ずライブで演奏される定番だ。これは2013年のライブ映像。

○ニール・ヤング
ジミを信奉し、ディランを敬愛する彼もこの曲を必ずライブで取り上げる。
これは1993年に行われたボブ・ディランのデビュー30周年の映像から。
バックバンドにブッカーT&MGズを従え、轟音ロックを披露。


○U2
1987年ヨシュアツアリー・ツアーを追ったドキュメンタリー映画から。
このツアーは彼らの地元アイルランドからアメリカンミュージックのルーツを探る内容でもあった。
どちらかというとディランのオリジナルがお手本か。

○ブライアン・フェリー
他にもボブ・ディランやニールヤングの曲をカバーしており、こちらの影響だろうか?
しかしバンドの方はジミヘンバージョンを意識してるようにみえる。

○レニークラビッツ&エリッククラプトン
1999年の映像から。
いかにもクラプトン節になってしまってるバージョンだが、レニーにエレキを弾かせても良かったのでは?
シンディ・ブラックマンのドラムスのサポートも目立つ。

くどいようだが本当にカバーしてるアーティストが多い。
とても収まりきらないので後篇で取り上げるので乞うご期待!

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