オンラインカジノの不正について

オンカジに限らず、ギャンブルある所にイカサマありってなもんで、大抵のギャンブルにはイカサマはつきものである。

では、
オンカジは不正をしているか? 

この議論は昔から多くされているけど、結局どの議論も不正がある派とない派がお互いの考えをぶつけるだけで結論は出ていないのて、ギャンブルにどっぷり漬かってきた私が結論を書いてみようと思う。

まず、なぜ『カジノ』ではなく『オンカジ』にしたかというと、我々日本人にとっては現場のカジノよりもオンカジのほうが身近だからね。現場で行われるカジノとオンカジの不正は方法が違っていて、オンカジはオンラインというのを利用したイカサマが行われています。しかし、バレると証拠が残って廃業が決定的になってしまうので、現場のカジノよりも胴元が不正を行う場合はかなり慎重にやっていると思います。

それと、大事なことだけど、オンカジはイカサマをしてる派の「ありえないくらい負けた!おかしい!絶対にイカサマしてる!」という意見は無視する。こういう事言う奴はそもそも数字が苦手だと思うし、ギャンブルに向いていない。自分が負けたらイカサマと騒ぐ幼稚なやつには用はない。期待値が100%を切るギャンブルで客が負けるのは、空中にあるリンゴが地面に向かって落ちるくらい当たり前のことだと理解してから出直してこい。

あと、ルーレットで赤が15連続来たから とか、バカラでプレーヤーが20連勝したのを見た とかでイカサマを疑うような人もこれを読んでも理解できないと思う。
頻繁にそれが起こるならまだしも、イカサマってそういうもんじゃないからね。


 まずオンラインカジノは利用者が多く、プレーヤーが多いので大数の法則による恩恵を受けやすいのでイカサマ自体をやる必要がない。というのは頭に入れておかなければならない。
さらにイカサマは大きく分けて、使用する道具に仕込むパターンと、ディーラーに仕込むパターンがあるけど、そのどちらも大金が必要になる。
道具に仕込む場合は不具合が起きないようにメンテンナンスは頻繁に必要だし、不正道具使用に関わる人間から情報がバレないように根回しも必要だ。
ディーラーに仕込む場合も同じで教育するのに金がかかるし、ディーラーが外部に漏らさないように口止め料は必須だろう。辞めたディーラーが証拠を持ち出してゆすってくる可能性だってある。
カジノ側は何も不正しないで客にプレイさせてれば、安全に必ず利益が出るうえに、もしも不正がバレたら大金を使ってオープンしたカジノが営業できなくなるのでまったくイカサマをしても損得のバランスがとれないので基本的にイカサマはやらない。
これから書くカジノ側のイカサマ方法はあくまで

「やろうと思えば出来る。その可能性はかなり低いが、0ではないかもね…」

くらいの感覚で読むのがいいだろう。

まず、カジノの王道ルーレット。
芸術的な確率ゲームで、一般的に攻略法は無いとされている。
が、過去には何度か同じ方法で攻略された例がある。
有名な所だとゴンザロ・ガルシア・ペライヨという人物がいる。

・彼はカジノにあるルーレットの出目をひたすらに記録し始めた。
そのカジノには6台のルーレット台があったが、3万ゲームほど記録を取ると、出目に偏りがあることに気づき、実際にプレイしていい感触を得ると、家族や親せきと協力して本腰を入れて賭け始めた。
統計的によく出現して期待値のプラスになる数字にひたすら賭け続けるという単純な方法だが、統計で出した偏りは正確で瞬く間にカジノを出禁になるほどに勝ちまくった。 その後出禁になるたびに場所を移し、数年間勝ち続けた。
新天地でもやる事は同じで、まずひたすらに出目を記録して台ごとに期待値がプラスになる出目を探す。そしてひたすらにその数字に賭け続ける。 それだけだ。
なぜこんな攻略ができたのか?
答えは簡単で、単純にルーレット台がわずかに傾いていたからだ。それは台ごとに個体差があり、当時は特にカジノ側も気にしていなかったようだ。
この親族ぐるみで大勝ちしたペライヨよりも100年前にも同じような賭け方で短期的に大勝してスパっとギャンブルを辞めたジョセフ・ジャガーという人物もいた。
彼らは大金を勝ったので有名になったけど、たぶんその偏りに気づいて出禁にならないように上手く立ち回っていたギャンブラーは凄くいっぱいいたと思う。

しかし、このゴンザロ・ガルシア・ペライヨの件でルーレット台の偏りが注目されることとなり、現代の台は高性能になり、機械で偏りを感知し、出目に偏りがないかを常にコンピューターで管理されるようになった。

さて、では現代のルーレットで店側が仕込めるイカサマはあるか?

簡単である。目では分からない傾きで特定の出目が出やすくなるなら、そのゲームで1番胴元が得する出目に傾ければいいのだ。 
ネット経由で一斉に賭けられる → コンピュータで瞬時に胴元が得するナンバーを計算 → そのナンバーが出やすいように台を傾ける。
たったこれだけで本来の期待値よりも店側は有利になれる。客は気付かない。 完璧である。

・あと、これは余談だが数年前に登場したEvolutionのインスタントルーレットとかいう12個のルーレット台が置いてあるこれ

これはかなり怪しいと思う。ベットしてスタートボタンを押すと12台の中から、今結果が出そうな台が選ばれてすぐに結果が決定する仕組みで、プレーヤーはゆっくりベット出来て、スタートしてから結果が出るまでが早い。12台も動いてるので、よりランダムな数字が決定されるというメリットがある と言うのが表向きだが、カジノ側が操作しようと思ったら凄く簡単にそれが出来てしまう仕組みでもあると思う。
私の実体験だが、前に結構な金額を入金して、このインスタントルーレットで追い上げで2ヶ所のカラムベット(3分の2で当たる、約66%)賭け方をしたが、なんと13連続で外れてしまった。 そして信じられないことに、翌日も同じ賭け方をして3分の2が12連続で外れてしまったのです。ちなみに賭けた場所は変えていない。つまり、同じ横一列が連続で来たことになる。 気になってネットで調べたら過去のネット投稿で同じようにインスタントルーレットで私と同じ賭け方で13連続で外れたという書き込みを見つけた。
大事なのは同じ台で33%が13連続きたわけではない。このインスタントルーレットの12台は正常に周り続けている。
カジノ側はハズレ目が出るルーレット台を選ぶだけで負けさせたいプレーヤーを簡単に確実に負かすことができる。ライブ映像を5秒遅らせるだけでそれが可能になるのだ。
そんなの偶然でしょ? と思うかもしれないけど、私もこれが5連敗とか10連敗なら偶然と納得できるけど、33%が13連続でしかも複数回来るのは異常な確率と言える。
確率ゲームの王様『bustabit』で見てみると、何百万ゲームも試行されているこのゲームでの連続で33%、つまり3倍以上が連続で来た最高回数は13回。しかも現在調べたところ、33%が13回連続来たのは約400万ゲーム前である。33%が13連続で来るのはほぼ限界値に近い確率なのです。

bustabit

この一件以来、インスタントルーレットが怪しいと私は思うようになった。ま、ただの偶然かもしれないけども。


 では、理論上プレーヤーが勝つことが出来ると言われているブラックジャックはどうだろうか。
オンカジのブラックジャックは8デッキもカードを使い、4/1ほど残して1セットが終わるので、ブラックジャックの有名な攻略、カウンティングがほぼ意味を持たなくなった。よりカジノは不正をしなくてもよくなったわけだ。
だが、プレーヤーの勝ちが長く続きすぎたり、大口プレーヤーに大きく勝たれて逃げられるのが続くとカジノ側のダメージはでかいので対策をしているようだ。

まず、この動画を見て欲しい。

この動画の信ぴょう性は問題ではない。理解度の低さも目立つしたぶん嘘だけど、事実もある。
確定してることは、プレーヤーに開示される前にカジノ側はシューターにどのカードが並んでるかを把握しているってこと、それは確実だ。数年前にとあるオンラインカジノ業者のブラックジャックテーブルのディーラーによるイカサマの動画が話題になった事がある。もう動画は見つからなかったので説明すると、
・あるディーラーと客1:1の高額卓で、10以上のカードが出てしまうとバーストしてしまうプレーヤーがヒットがスタンドで迷ってる場面、
・ディーラーは視線を左に寄せて何かを確認。
・プレーヤーがヒットを選んだ瞬間にディーラーがシューターの一番手前のカードを中指で弾いて2枚目のカードをオープンしたのだ。
・結果は絵札でバースト。大勝負のプレーヤーは負けたが、その録画動画は瞬く間に拡散されてそのディーラーは解雇され、信用を失ったそのオンカジ業者は2か月後に廃業となった。
通常、オンカジの公平性を見る第三機関がライブ会場にはいて、シューターなどのカードが並んだ順に提示されなかったり、何かしらの不正が行われないように見張ってるはずだけど、そのオンカジ業者のオリジナル卓で開店したばかり、もしかしたら正規のルートで営業されてなかったのかもしれないし詳しいことは分からない。ただ、事実としてそんなコスいことをした業者がいたことは事実であり、そのイカサマの方法からシューターに並んでるカードをカジノ側は把握しているということは確実だ。

あとブラックジャックテーブルの一部は、プレーヤーのヒット、スタンドの選択の早い順番に追加カードが配られる卓がある。その卓では簡単に上の動画で言われているオーダーとかコマンドを出すことができる。
そして、通常の右のプレーヤーから順番に配られる卓でもカジノ側が操作できるプレーヤーを同卓させればある程度はそれが可能になる。
それをされてはディーラーの勝率は理論値をはるかに超えて高くなってしまい、プレーヤーの勝ちの目はない。
上記の廃業したライブカジノ業者は特異な例だろうから、高額卓のディーラーと1:1の卓では基本的にはイカサマは仕込まれることはないと思われます。


 では最も人気なカジノゲーム『バカラ』はどうだろうか?
はっきり言ってバカラのイカサマはほとんど聞かない。
ゲームの特性上ディーラーが技術介入する要素が少なく、たぶんイカサマは無いと思う。
カジノ側からしたら、最も客付きが良く、ベット額もでかい。大数の法則の恩恵を受けまくることができるバカラはイカサマせずに淡々と回数をこなす方が利益を生むと思われているのかもしれない。
プレーヤー目線で見るとバカラは安心して遊べると言える。
だからバカラはカジノの一番の花形なのです。


ちなみにたまに大きい倍率が出現することで人気のあるクレイジータイムとかのパーティーゲーム系は、イカサマがどうとかの前にあれはスロットに近いものだと理解してない人がけっこう多いね。
クレイジータイムとかで、バグで先に倍率が表示された とかのネット投稿を見るけど、イカサマがどうとか客がどうこうするというより、内部的にはビデオスロットと同じような感じなのでその辺は理解してプレイしたほうがいいだろう。


と、イカサマについて書いたけど、カジノにとってイカサマをやるメリットはほとんど無いので、基本的にイカサマはありません。怪しそうなのは触らないようにして、気にせずに楽しくプレイするのが吉です。


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でわ


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