不謹慎系YouTuberや、不謹慎ツイートに対して心を傷めた人へ

有名人が亡くなると、不謹慎系のYouTuberや、不謹慎ツイートを目にすることがあると思う。
それに対して「なんでこんな事言うんだ」「酷すぎる」「炎上商法だ」「わざと不謹慎なことをして注目を集めている糞野郎だ」と、思うことがあるだろう。

ネットで不謹慎なことを言って注目を集めることは昔から行われているけど、それがかなり可視化され、注目されるようになったのはニコニコ動画だと思う。
私はニコニコ動画の初期の頃からそういう不謹慎系ライバーを見てきたし、立派な不謹慎人間ソムリエと自負している。

【これらを目にして心を傷めてしまった人に、彼ら不謹慎人間がなんであんなことをしているのかを伝えたい。それで少しでも心が和らげばと思います】


まず、なんで彼らはあんな不謹慎なことを発信するのか、発信できる神経を持っているのか?
結論から言うと、彼らは「境界知能」なのです。
境界知能とは、簡単に言うと知的障害者まではいかないけど、一般人には劣る知能を持っている者のことです。知的障害者とは違って普通に生活はできるけど、知能が低いので一般社会にはイマイチ参加できてない人たちです。

少し前に読んだ記事でこんなのがありました。
子どもを産んですぐに殺してしまった風俗で働く女性が捕まったという記事なんだけど、この女性は境界知能でそれがいけないことという感覚が薄く、風俗で体を売ることに対しても特に抵抗がない。
そもそもなんで風俗で働いてるかと言うと「セックスをしたら自分が女だって認識できるから」と発言したのです。境界知能の人はこういう短絡的な思考が得意なわけです。

さて、では題目の不謹慎系の発信をしてしまう人の思考はどうなっているのか。
あれは、簡単に言うと共感するという能力がないわけです。
知能が低いと周りに共感することが困難になります。これは子供と大人を比べれば分かりやすいですが、子供は周りの空気を読めずに、騒いではいけない場所やイベントで騒いだりしてしまいます。普通は成長するとだんだん周りに共感することができるようになり、自分にとっては悲しい事でなくても相手が悲しい感情になっていると認識できるようになってくるのです。

じゃあなんで不謹慎系の人は、あんな行動を取ってしまうのか。
それは、子供が虫を掴んで大人に向けたりした場面を見たことがあると思いますが、あれと構図は同じです。
その時の子供は虫を大人に見せたいと言うよりは、虫を向けられた大人が「うわ、気持ち悪ー!」と騒いだりするリアクションが楽しくてやっています。自分の行動で周りがリアクションするというのが快感なのです。
普通の人は、まわりに共感して会話ができるので自分の発信により周りがリアクションすることは日常であり、特別なことではありません。
しかし、境界知能の人はその経験を日常生活で体験できず、または体験してもそれに気づかない。常に疎外感のようなものを感じているのかもしれません。きっとそれは歳を重ねるたびに周りに溶け込めなくなり増していくことでしょう。


不謹慎系の発信をする人はまさにそれで、有名人が亡くなったのに喜んだりして注目を集めたいとかではなく、自分が不謹慎なことを言ったことで周りが怒ったりするのが楽しくてやっているのです。むしろそういう事でしか周りに気にしてもらえないので彼らはその行為を辞めようとも思いません。
そして共感できないので、有名人が亡くなろうが、そのファンや関係者がどんなに悲しんでも、それに気づきません。

これが不謹慎な発信をするやつらの思考です。

彼らは、他人の気持ちに共感する知能が“物理的”に足りてないのであんな酷いことを言える。
その行為で周りが反応するのが、自分の発信で周りがリアクションするという事が快感でやってるだけなので、炎上させてどうしようとか深い考えは全くなく、その行為を悔いることは一生ありません。一生有名人がシンダー!と喜びます。
つまり、彼らに腹を立てるのは無駄なのです。
そもそも目的もなく、周りがリアクションするのを見たいだけなので、一般的な知能を持っている私達にはどうしようもありません。

境界知能の愉快犯に心を傷めても本当に無駄しかないので無視する。それ以外に方法はありません。
「境界知能が楽しそうにやってらー」くらいに思って見て見ぬふりしましょう。解決されることはないですから。
15年くらい前からそういう奴らを見てきましたが、反省したり、後悔してる姿は一度も見たことありませんからね。



ちなみに、私の大好きな映画の『フォレスト・ガンプ』の主人公フォレストは境界知能という設定ですが、めちゃくちゃ良い奴です。境界知能だから全員ダメなやつではないという前提は当然持ち合わせて生きていきましょう


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