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勝手連につづく

沿線の籔刈りや菜の花の種まき、養老渓谷駅前の逆開発。勝手連と一緒
に様々な取り組みを行なってきた小湊鉄道に、観光資産創造室という新
たな部署が設立された。どんなことをしていく部署なのか、どのように
沿線とか関わっていくのか、室長である佐々木洋さんにお話を伺った。

小湊鉄道を選んだワケ

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開宅舎 小深山( 以下Kと示す):佐々木さんは2021年に小湊鐵道に転職したと伺いました。小湊鐵道へ転職するきっかけってなんだった
んですか?

佐々木さん(以下Sと示す):私は秋田出身なんですが、千葉に住み始めてから千葉という地域に愛着が湧いたんですよね。前の会社だと東京めてから千葉という地域に愛着が湧いたんですよね。前の会社だと東京思っていたときに、鐵道やバス、ゴルフ場といった地域根ざしているに通勤する可能性もあったので、これからも千葉で生きていきたいと思っていたときに、鐵道やバス、ゴルフ場といった地域根ざしている小湊鐵道の求人を見ました。それまで小湊鐵道に乗ったことがなかったのめてから千葉という地域に愛着が湧いたんですよね。前の会社だと東京で、実際に乗りに来たんですが、電車からの景色を見たときに、心が洗われたんですよね。もともと田舎出身で田舎の空気が好きだったので、これはおもしろそうだなと思って、転職することに決めました。

K:そうだったんですね。小湊鉄道は創立100年のベンチャー企業と言わ
れていますよね。

S:次は200歳に向けて、何をすべきなのかを日々考えております。小湊鐵道の歴史を振り返ると、諸先輩方々は大変な苦労を重ねてこの鐵道を開通させたのだなと感じます。先人たちが今の我々の姿を見ても恥ず湊鐵道の歴史を振り返ると、諸先輩方々は大変な苦労を重ねてこの鐵道かしくないように、夢や情熱を持って邁進していきたいと思っていまかしくないように、夢や情熱を持って邁進していきたいと思っていま
す。
す。


沿線との連携

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K:12月4日(土)、小湊鐵道の馬立駅以南の各駅で、1日限定のコーヒースタンドが出現するイベントをやらせていただきました。佐々木さんが担当になっていただいたおかげで、スムーズに準備することができ、本当に感謝しています。

S:今回のイベントに関わってくださったみなさんは、南市原で根を張っていくぞという若い人たちでした。そのような若い人たちと繋がっていくということは、とても重要なことだと感じました。若い人が育たないと先細りしていってしまうので、若い人たちと協力しながら、地域と一緒に成長していきたいと考えています。

K:佐々木さんがいる観光資産創造室は、これからどんなことをしていく予定なんですか?

S:南市原の里山で、普段から頑張っている人たちと都市部をつなげる役割を小湊鐵道が担っていければと考えています。例えば、今回のコーヒーイベントのように駅を使うことや、里山でイベントがあるときに鐵道では行きにくいところを小湊バスを使ってスムーズに里山まで行けるようにできたらいいですよね。小湊鉄道として、もっと市原の里山の原風景を発信していきたいです。

K:確かにそれは小湊鐵道にしかできないですよね。

S:小湊鐵道としても、南市原里山連合の人たちにはとても感謝しています。弊社の社長も、里山連合の会長の松本さんからのメッセージをいつも大事にしています。里山連合の人たちのことを勝手連合や勝手連(かってれん)と呼んでいますよね。自らの地域を自ら守る。自分たちでやったことを威張らない。そんな勝手連の人たちの考え方が、私もとても大好きです。


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