Kai

中学校での授業や旅での出会いを通して、教育の在り方に疑問をもつようになりました。 学校…

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中学校での授業や旅での出会いを通して、教育の在り方に疑問をもつようになりました。 学校とは何か。今後の学校はどんな形になるのか。子ども達が大人になる上で、身につけるべき力はどんなものなのか。 そんな問いを自分にぶつけながら、自分自身も成長していきたい!そんな風に考えています。

最近の記事

日本の教育の問題点

学歴モデルの現状と問題点 子ども達を不幸にする旧来の学歴モデル 非正規として生きることが簡単すぎて問題 次世代を担う新社会人への支援の必要性か 1.学歴モデルの現状と問題点 上位校と言われる一流大学を卒業したとしても、2、3割は非正規職員になり、正規職員になったとしても2、3割は3年以内に仕事を辞めてしまう。 つまり、仕事についていない状態を経験する人が半数出るということ。 その状態で奨学金という名の教育ローンを背負わされるというリスク。 このことを理解しないまま

    • どんどん成長する生徒達

      先日、ヨガをやっている最中に涙が出てしまった。 何故かというと、先週の放課後、生徒が帰り際に掛けてきた言葉を思い出したからだ。 「今までは誰かに聞いてばかりで、頼ってばかりだったけど、今日の授業で他の人のために動くことができた。すごく嬉しい。数学が楽しいって思いました。もっと他人のために動けるよう予習してきます。」 今年度、教科指導の中で目標にしていることは 「学びの面白さを取り戻す。」 こと。 一年生のこの時期に、しかも少人数でやっているから、授業で関わるように

      • 感動したこと②

        タイピングの練習にもなるので、授業の振り返りはロイロノートでやり、授業中はパソコンが開いてある状態。 授業中に分からないことがあれば、教科書やGoogle、学習ツールを使って調べるのが普通になっています。 昨日の授業は期末試験前最後で自習の時間にしていました。 その時の様子。 前回の自習から40日。さらに進化! 様々な教科をネット動画、ネット学習ツール、問題集だった40日前の自習の様子に加え、 ネット検索して応用問題をノートに解く生徒。 PDFにしてパソコン上に書き込む生

        • 感動したこと

          9月、分散登校が始まってから、生徒達に 「自分の学びをコントロールできるようにするチャンスだよ。」 「学び方を身に付けて、家でも学べるようにしよう!」 と話してきて、一斉指導型の授業をせず、そこで学び方を紹介し、各自に学ばせる形で授業を進めてきました。 そして今日、来週のテストに向けて各自の課題に向けて取り組んでいましたが、課題を設定せずとも、ネット動画、ネット学習ツール、問題集を各自で選んで、各自が課題だと思っている教科を学習していました。 その姿を見て、個別最適化され

        日本の教育の問題点

          コロナワクチン接種!

          ワクチン接種を早くしたい人って多いのでしょうか? 職域で優先されてラッキーと思っている人は多いのでしょうか? 大多数の人が接種することになるのでしょうか? 私事ですが、3年前に白内障手術をしました。32歳でした。 アトピー性白内障と皮膚科では言われ、ステロイドは直接的な関係は無いと言われました。 ただ、抑えるだけの対処療法でしかないステロイドでの治療。 アトピーと白内障の因果関係よりも、ステロイドと白内障の関係の方が濃厚だと思っています。 医者不信でもあります。 白内

          コロナワクチン接種!

          オンラインとオフラインを比較してみた。そして、学校は何をすべきか。

          臨時休業期間中に自分自身を見つめ直すとともに、たくさんのイベントに参加したり、本を読んだりして、素敵な人たちの意見や考えを聞いた。臨時休業が終わり、ようやく来週から生徒が登校することになった。だからこそ、これまでに自分自身が考えたことや、これからどうしたら良いのかを振り返りながら、考えてみた。 まず、オンラインとオフラインのそれぞれがもつメリットとは何なのか? どちらが良い、悪いの話ではない。その両方のメリットを活用しながら、子ども達の成長を支援していけることが望ましい。

          オンラインとオフラインを比較してみた。そして、学校は何をすべきか。

          子どもに関わる大人への問題提起。子ども達は自分から学びを作ることはできていたのだろうか?

          来週から学校が再開する。 そこで、こんな疑問を生徒にぶつけてみたいなと思っている。 休校期間中に感じたことでもある。 学校の勉強・課題に嫌々ではなく、自分の意思で前向きに取り組めた人がどれくらいいるのか? 「だらだら、してしまった。」 「課題に取り組めなくて、終盤になってから焦って取り組んだ。」 「学校から出されるもので、しょうがないから取り組んだ。」 そう感じながら過ごした人がどれくらいいるのか。 もし、多くの人がそうなってしまっていたら。それは、近くにいる大人・学校の

          子どもに関わる大人への問題提起。子ども達は自分から学びを作ることはできていたのだろうか?

          教育で大切なこと

          子どもはもともと、「学ぶ力」を備えもって生まれてくる。 先日、あるコミュニティーの中で、最近興味をもっているものは何ですかと聞かれ、すぐに答えることができなかった。考えていることは沢山あるけど、頭が悪いから考えている事をすぐに言葉に出来ないというのもある。 自分の中でも整理出来ていないのか。 今、自分が何故、教育にこんなに興味をもち、イベントに参加したり、本を読んだりしているのか。 そのきっかけは、まず数学の授業の中で、子ども達の意識に疑問をもったからだ。 ちゃんと理

          教育で大切なこと