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唐土の鳥
七草籠、という、たいへん愛らしく風流なものがあることを今年初めて知った。種々雑多、玉石混交の情報がとめどなく湧き出で、流れ去るSNSに身を置いて、玉を掴めたよいほうの経験である。
まあ見てごらんなさいよ。
小さなかごに設えられたちいさな畑、あるいは早春の野を!
だいたい、あの、七草セットの大根と蕪のかわいらしさと言ったらない。手のひらサイズ。ミニチュア。食品サンプル。我が心ときめく看板をいくつも背負っているではないか。
はじまりは、江戸も後期にはいっての頃、向島百花園に由来があるらしい。
今の自分と遠からずな思いで愛でていた可能性、おおいにあるな!