見出し画像

SOLO Performance ENGEKI『HAPPY END』

2021年2月20日(土)
2021年2月21日(日)
2021年2月23日(火)

タイトルに『SOLO』とあるとおり、ひとりしばい。贔屓の梅津瑞樹くんのひとりしばいです。わ~お。

御本人がどうおもっているかわかんないけど、ファンで、観客で、しかし部外者であるわたしから見たら、役者人生の重要局面に違いないと思われる作品。その時に立ち会えたことがまずは嬉しい。

1回目は舞台上で展開されるものごとの量に圧倒されて、あたまゆっさゆっさ揺すられて、2回目は展開がわかった分情緒に目がいって、3回目は没入。
3回目がいちばんいい席だったのは僥倖だ。

梅津くんを観にいくと、睨み付ける勢いでその目をみてしまうほどに、目の演技がすきだ。雄弁で繊細、そしてあの迫力。今作でも思う存分堪能した。共演者のいない、いわば架空の視線が実体になって何か伝えてくる。いないはずの共演者が見えたようにも、自分が共演者になったようにも、思えた。 

さて、上演からいとも簡単にひと月がすぎて、ようやっとこんな記事を認めているわけで。のろまちゃん。それに合わせて、ブックマークしてあったインタビュー記事を読んでみた。
わあ。あれってどうなんだろか?と引っかかっていた周辺のことについて、丁寧に答え合わせしてくれてる~。いやあ、素人のひっかかりなんてたかが知れてますな。

劇場でご一緒したお嬢さん方、過去の役のコラボグッズを身に着けてる方が多く、けなげだなあ、かわいげとはこういうものだなあと中也のような感慨に耽っておりましたのは私です。