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圓子(Kaisla Metsälä)
2023年11月3日 20:34
読んだ本の数:4冊■地獄絵ARTBOX加須屋誠/講談社「地獄に堕ちろ」といわれたこの著者、いったいなにしたのか気になる序文から始まる一冊。各作品の成立当時は、人間が痛め付けられる様、身体が朽ちてゆく様は、かなり身近にあったのだろうと想像させる迫真の描写の数々だ。人を痛め付けることへの人の想像(創造)力の豊かさにもおののく。舌を引っ張り出して杭で打ち付けるとか…行灯の芯で竹の根を掘らせる