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大阪42日目は、ハンケイ500m

京都に徹底して地域にこだわったタウン紙がある、と何かのラジオ番組で聞いたことがあった。|

ハンケイ500m

京都岡崎の蔦屋書店を冷やかしてる最中に見つけた。そうだ、そんな名前だった。半径はハンケイと書くのか。

コンセプトがふるっているので冊子に書いてある文章を抜粋すると、

——私たち編集部は、京都の土壌における「職人」というキーワードに着目し、あるバス停から半径500mの円内をくまなく歩きます。そして、独自の哲学、ポリシーを持った「職人」気質の方々を発見し、取材して巻頭で特集しています。このコンセプトのもと、特集以降の全ページも、編集部が興味をもち、確かめて、感動や衝撃を受けたことだけを掲載しています。——

まさに足で稼いだ情報。職人気質の人、という着眼点もイメージとしての京都をさらに深いレイヤーに結びつけてくれるような期待感がわく。

手にした79号は「御室仁和寺」バス停。どこやねん。神社仏閣ありすぎて、それぞれ由緒あるだろうけど知らん(歴史弱者)。

でも、先っぽにこだわる箸職人とか、元サッカー選手が焼くピザとか、私設の植物園とか、読んでるだけでその人となりが立ち上がってきて、もっと話を聴きたくなる。人が見える雑誌は良いなあ。

たまたま手にした「御室仁和寺」バス停号。次に京都に行くときは、ちょっとぶらついてみようか。


<追記>
Webページもあちこち読んでたら、ジョンさんとの対談を発見。繋がってる。
https://www.hankei500.com/article/1709.php


(メモ)
・近畿四方面会
・「道」フェリーニ(YouTubeで無料公開中)

そろそろパンのストックがなくなってきた

 

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