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【ゼミ活動#01】視覚に障害があるユーザーとキャンパスツアーを行いました

はじめに

こんにちは!Kaishi Inclusive Design Labのりょうすけです。
本日は、私たちのゼミの活動について紹介します。

大学のキャンパスは多くの学生や教職員、訪問者が行き交う場所です。
しかし、そのキャンパスに課題を感じるユーザーも少なくありません。

先日5月に(株)NSGソシアルサポート様のご協力のもと、視覚に障害があるユーザーの方に実際に情報学部の米山キャンパスにお越しいただき、キャンパス内の課題発見のためにフィールドワークを行いました。
フィールドワークでは、大学キャンパス内を順番にご案内し、普段私たちが使っているキャンパスが視覚に障害があるユーザーの視点だと、どのように感じるのか探索しました。

Kaishi Lab


階段

ゼミ生のコメント

りゅー「私は今回フィールドワークで視覚障がいのある方のエスコートを担当しました。ここまではフォローが必要でここからは自分でできる部分の判別が難しく、私自身、戸惑ってしまうことがありました。しかし当事者としっかりコミュニケーションをとり、お互いの理解を深めていくことで認識の相違や気持ちのすれ違いが起きなくなり共生しやすい社会に近づくように感じました。ここからの活動は改善点や具体的な提案に繋がっていく予定ですのでお楽しみに。」

こーが「自分が予想していた課題と視覚障害者の方が実際感じた課題との間にはやはり違いがあり、当事者の方と関わりコミュニケーションをとることでより良い解決策を考える事ができると考えました。また、私たちが普段使っているサービスを視覚障害者の方でも簡単に利用できるというのは、考えるよりも非常に難しく優れたデザインだと感じました。」

だいご「自分は交通事故で視覚障害を持ったので視覚障害当事者としてわかっているつもりになっていたことに気づきました。しかし、一言に視覚障害といっても多岐に渡りそれぞれ見え方が異なるので必要としている支援も違いました。視覚障害だけでなく多くの障害で必要な支援が細かく細分化されると考えられるので、それを踏まえて活動していきたいです。」

終わりに

普段障害があるユーザーとの交流がないので、とても良い経験となりました。
次回はインクルーシブな大学キャンパスに向けての改善提案になります。
今後もこのようなゼミ活動投稿をしていきたいと思っていますので、ぜひご覧ください!

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