掌と眼



見ようとしすぎると目が前に突っ込む。
とくに、スマホを長時間みていると、
目が固まって前にツッコミやすい。

体操や自主練習をしている時
カラダの感覚や自分自身のバランスがでてくると
目に奥行きがでて、目の中心がある。

目の中の瞳の奥で見つめているような感覚。

足の裏も、湧泉、足心、失眠があるとしたら
目も、前、真ん中、奥行きとあるのがイメージ出来る.

頭蓋骨の中に色を塗るのも
目が前後、左右、上下、斜めと
色々な方向へ移り変わることによって
中心のバランスがでてくる。

体操も色々な方向へ、最初は、臨界点まで
大きく動いているからどんどん中心、軸が出来てくる。


全体としてのアメーバが伸びたり縮んだりするイメージ
呼吸で広がり、集まり、満ちていく。



指は、五本だけではない。




球体も、動きを見せないイメージだけの球体と
実際の動きの中で産まれてくる動作の中での球体がある。
動作球の中心が合気のポイント??
中心を動かすために、各パーツのポイントポイントで釣り合い動かし、ゆらぎあう。



手根骨の細やかさで、肩甲骨、鎖骨が、振動する。

中心がうごくようになる為の動きの2点の支点がある。
二点を動かすことで、真ん中が
ある意味、支点をつくらずに動きが起こり始める。
その動きを繋げて連動させていくと、
どこから動かしているというより
動きが起きてきた中心から動き出している。


合氣体操を分解していくと、
体幹部からの繋がり、連動するように作られているように感じた。

しかし、そのためには、
ポイントの更に細かいポイントが必要で、
繰り返し新しい工夫と鍛錬の中に新たな発見が生まれる。

自己認識が、気づきを与え、身体、感覚を更に統合してくれる。

尾骨から仙骨の認識が高まり
恥骨、腸骨とバランスが変わると
仙骨から仙腸関節を動かそうとする発想が生まれてきて
背骨の奥から動き出す感覚が産まれて
それぞれの身体の感覚、位置関係の認識が細分化される。
それぞれ感じる事が出来るから統合できると気づく。
最終的に全体の繋がりをつくることを目標としながら
カラダのパーツパーツがどう動くか、
中心とどういった関わりを持つかを
確認しながら
合氣体操でまた検証して、
相対稽古で、立証を目指す。


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