合氣の原理研究会 第三回

⚪︎歩法
擦ったり、触れ合ったりして、馴染ませ、反作用を吸収している。
身体と腕、足の内側と内側。

羽ばたき。

手の指先、掌、甲と感じている。
自然に繋がってくると、落下する。
手の向きを変えても、自然に落下する。

足の裏、足の甲、足の指、足のつき方
足首、膝、股関節と
全体を気にかけながら
身体の繋がりとリズム。

ゆっくり丁寧に擦り、前に進む。

自然なリズムが生まれながら丁寧に動けば動くほど、
吸い込みに深みがでてくる。

経絡を意識した歩法。


⚪︎杖を使ったゆらぎ
揺らぎが大きすぎると、相手の掴んでいる手の中でぶつかってしまう為、
相手の手の内の中での、繊細な揺らぎ。

相手が掴んでいる右手、左手それぞれの手の中で揺らいでいくと
掴んでいる杖の両手の間に、ゆらぎが伝わって交流している
結果としての間が出てくる。

そこのゆらぎの中に
自分自身のゆらぎを更に伝えると技になる。


○ゆらぎ
ゆらぎの質、レベルも
体内操作、呼吸によって変わる。

まず自分自身の、ゆらぎを感じれることが
必ず大切になる。

この辺りは、合気体操、手の創り方、歩法でのカラダの繋がり、気づきが大切になる。


ゆらぎのイメージ
合気体操を最初は、大きくやり
体の臨界点を気にしながら、伸び伸びやると
リズムが産まれてくる。

一通り、体操をした後、
ロッキングチェアで、少しずつ揺れを入静にしていく
この時、少しずつ揺れが繊細に細かくなっていくと
針金のような細い軸になってくる感覚。

自分自身の中で
ゆらぎのイメージが変わった。
柔らかい動きだけど、柔らかすぎるわけではない。
このあたりも、バランス。中庸。


細かい軸が産まれてくると
体操の階段がやりやすくなった。
狭い幅で、動ける。

体操の順番を変えて
色々やる。
苦手な動きや、リズムが取りにくい動きなど、
逆にやりやすい動きなど、様々な事に気づく。


リズム、呼吸、繋がり。



○天地人からの五指を使う。
親指の使い方が、大切。
親指だけではなく、腹に訊く。

常に身体から伸びる動きが出てくる時は、反作用を上手く処理出来ている。

反作用を上手く感じれないときは、
腹に上手く訊けていない場合が多い。
自分の施設が前に突っ込んでいたりしている。


○合気の極意
触れ合う、交流する
首にいれる。
相手の腕がどの位置なら
脇、首、耳に行くか。

この辺りのチカラの使い方は、
合気体操、体内操作、反作用の感覚に近い?

とくに、体内操作からの延長で空間操作がある。

しかし、まず自分自身のカラダを上手に使えないことには、意味が変わってくる。

やはり体内操作をキッチリ、合気体操から理解する必要がある。


中指を中心に人差し指で方向
親指を伸ばして腹と繋がり
親指、小指で引きと攻め
労宮が、自然と中心の渦になり
薬指が自在に呼吸を通して伸びて
相手に揺らぎが伝わる。

このときも、カラダから伝えられる、
自分自身の、ゆらぎレベルによって、結果が変わってくる。


先の結果を意識すると緊張する。
まずは、今の目の前の手順、すべきことに集中する。
そうすると、意識の向け方が変化する。
実況中継や、
ヴィパッサナー瞑想
マインドフルネス、、、

○S N 整体体験
体表に対しての、接点が少ないほど、体内での動きの伝わるチカラの流れが大きい。
体内操作や合氣の感覚に近い。
「オーリングテストや腹に効く、虚、実、平 
輸気」

特に、指と指だけの繋がりは、

合掌行気や愉気の時に自分の左手と右手で
相手の身体に触れずに掌を照らし合わせて、
繋がる感覚の先といった印象がありました。

霊術で透視をしたり、野口晴哉先生の師匠と言われている松本道別先生の
人體ラヂウム療法は、こういうイメージなのかなと思うような体験でした。
実際、人体ラジウム療法は、受けた事ないので
わかりませんが、
色々な体内操作の原理を
体感させていただけると
色々、自分自身の感覚の発想も閃き面白いです。
久しぶりに本を読みたくなりました。

 



○骨 経絡 アナトミートレイン テンセグリティ
複合的な実際のバランス
自分自身の認識
実際の動き

常に勉強、一生研究。



歩法をしてから足から身体を通って手に伝わる繋がりを少しずつ感じてきた。

歩法と体内操作、呼吸、リズム
どんどん実際の動きの中で、検証していこう。




今月も有難う御座いました。

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