親友の結婚式に参列してきたよレポ
こんにちは、カイセーです。
僕の親友であるTomyの結婚式に参列してきたので備忘録として書き残しておこうと思います。
めっちゃ感動したしとっても楽しかったので、このnoteを読み返すことでこれから先も「あの日は楽しかったなぁ」と思い返せるようにしておきたいという感じ。
ではさっそくいってみよう。
完全に身内向けの文章なので細かい説明は省略。
当日までの準備とか
時は遡って去年の秋頃。
Tomy「轟破天自分語！入籍決まりました！」
僕「おぉ！？」
てな感じでデュエマの対戦中に結婚報告を受けました。
ちなみにその試合は九十九語のせいで僕のマナからギガンディダノスが出てきて向こうが止まって勝った。
入籍はPokémon Dayの2月27日にするって話だし、結婚式は4月にやるってことでまだまだ先だとその時は思ってたんだけど、あれよあれよという間に年を越し、招待状が届き、入籍日を迎え、気づいたら式当日まであと少しに。時間経つの早すぎる。
時々Tomyに準備の進捗を聞いてもダメそうな返事しかこないから大丈夫なのだろうかと不安を覚えながら、自分の準備もぼちぼちするかってことで諸々の確認をすることに。
スーツなんて幾久しく着てないけどまぁ前のでいけるっしょとか思ってたら、クローゼットの中で腐ってるわサイズは合わなくなってるわで大慌てで買いにいったりと若干のピンチが発生したり、式に何持ってけばいいのかとか御祝儀っていくらくらいが相場なのかとか分からんことが多かったり、ただ参列するだけだってのにアワアワしていました。
結婚式に参列したことがある人からすれば、スピーチも受付も頼まれてないただ参列するだけの友人にそんな大層な準備なんて必要あるかいなって話だとは思うんだけど、なにぶん僕は今までの人生で結婚式というものに参列したことが無く、式でどんなことするのかとかマナーはどういうものがあるのかとかマジで全く分からない状態でした。
小説や漫画などの物語の中で描かれる結婚式は幸せな雰囲気は教えてくれても詳細なマナーまでは教えてくれないんじゃ。
そんなもん一般常識の範疇ではとか言われると泣きながら殴るしかなくなるのでやめてください。
ともあれ親友の人生の晴れ舞台の日に半端な格好で行くわけにもいかぬということで、とりあえず思いつくものからあれこれ調べて、あとは当日の僕がなんとかしてくれるだろうという心構えで臨むことに。
ポケットチーフの折り方の種類とかここで調べなかったら一生知らないままだったかもな。
一般常識❌。
ちゃんと式の前々日に髪を切って染め直して、持っていくものも全部バッグに詰めて、服装の予行練習もして、あとは無事に会場に辿り着くだけって状態に。
なおドが付く方向音痴のため辿り着けるかはかなり不安でした。
当日の様子
そんなこんなでついに当日。
ちゃんと早起きして、身支度もいつもの数倍時間をかけてキッチリ整えて、ソワソワしながら出発。緊張してたので朝ご飯は入らずお腹は痛かった。
福島駅でつのと合流してから新幹線で仙台へ。
案の定式場に辿り着くまでに結構迷っちゃった。
それでも無事に式場に繋がるエレベーターを見つけ、いざ突撃。
若干早く着いたから小さめの待合室に通され、中にいたあんくんらと喋りながら過ごしていると、バスケ部の他のメンツも到着。
式が始まる前に仙台で遊ぼうみたいな話をしていたってことは聞いていたけど、そのせいで既に疲れてたのは笑ってしまった。
同窓会みたいだなと思いながら廊下で喋っていたら大きい待合室に案内されたので突入すると。
受付のところにピカチュウと新郎新婦の推しポケのぬいぐるみが。
今回の結婚式はポケモンとコラボしたものにするよってことは教えてもらっていて、招待状からしてポケモンで彩られていたりとめちゃくちゃ楽しみにしていたんだけど、待合室の時点でもうポケモンがいるとは思ってなくてめっちゃテンションが上がりました。
新郎新婦がポケモン大好きなのはもちろんのこと、僕も他の友達もポケモン大好きなので、はしゃぎながら喋ったり写真撮影したりしていました。
だんだん人が集まってきたところで友人の受付開始。
新郎側の受付に立ってるのはあんくんだし、Tomyの結婚式でガチガチに丁寧な挨拶しなくてもまぁいっかってことで気楽にトップバッターで突撃。
この辺のマナーも調べておくべきだったかもなってちょっと思ったけど後の祭り。
結婚式でペンラ振ることになるとは思ってなくて笑った。でもTomyらしいわ。
僕はドレスのメタ読みとかは何も考えずに、ただ自分がアチャモ好きだからって理由だけで赤色を選択。
友人たちもあらかた選び終わったところで、ペンラに付いているリボンに番号が書かれているのを発見。
誰が言い出したかうろ覚えだけど、みんなポケモンオタクなので誰からともなく図鑑番号を検索し始める。あとから判明するけどこの時の僕らの勘は鋭すぎた。
各々がどのポケモンだーって言ってる中、僕の番号を見ると25番。調べるまでもなくピカチュウやんこれwって笑ってました。
当日の僕の服装が黄色いネクタイに黄色のポケットチーフだったので、その時点では巡り合わせが良いななんてことを考えていました。
ピカチュウを意識したといえばそうなんだけど、頭の中にあったのはどっちかっていうとポケモンカードのピカチュウ&ゼクロム TAG TEAM GXだったりします。
そのデッキを使っていたときに入っていたカプ・コケコGXのHRはTomyから譲り受けたものだったので、そういうちょっとした縁もあったりする。
推しポケであるゾロアークの色に合わせて黒シャツに赤いネクタイってのもちょっとだけ考えたけど、初めて参加する結婚式でその色を着る勇気は僕にはありませんでした。
時間になったとのことで奥の扉が開き、ついに結婚式本番へ。
ついにここまで来たかって思いながら、着席してしばし待機。
まず新郎が入場し、その後で新婦の入場。
バッチリ決まったTomyを見て笑っちゃわないかななんてことを考えていたけど、いざ実際に目にすると全然そんなことはなく、むしろ感動して目頭が熱くなっちゃって、気を抜いたら涙が零れそうだったので頑張って耐えていました。
歳のせいか随分と涙もろくなっちゃった。
その後も式はつつがなく進み、あっという間に新郎新婦の退場へ。
フラワーシャワーの勝手が分からなかったから投げつけるような形になっちゃったけどあれでよかったのだろうか。多分違う気がする。
あと賛美歌みんな歌えてたんだけどこれも一般教養だったりする？
式が終わり、次は披露宴へ。
ここからがポケモンまみれの本番だろってことで、いったいどんなポケモンたちが出迎えてくれるのかとワクワクしながら会場に向かうと。
どれもこれもエモすぎてテンションは最高潮でした。
こんなに色々飾れるのめちゃくちゃ良すぎる。
横にフォトスポットがあったので皆で交代交代で撮りました。
ひと通り楽しんでから、披露宴の席へ。
高校時代の友人がひとつのテーブルに固められていたので気楽で良かったです。
これは高校時代から今に至るまでずっと話題に出るけど、僕この身長とリーチもあってめっちゃバスケ部でしたがみたいなツラしながら実は違うんだよな。
かげポンとたくまにも｢なんでお前はバドミントンなんてやってたんだ｣とか「お前の身長があれば」って言われるし。自分でもそれは思う。
僕は今アルコールがダメなので、最初の乾杯のときにジンジャーエールを貰ったんだけど、実はこれで人生で初めてジンジャーエールを飲みました。
だって生姜の味すると思ってたんだもん。
このことを話したら「どんな人生？」って言われた。
ちなみにおいしかったです。
乾杯も済み、次々と運ばれてくる料理に舌鼓を打ちながら談笑することしばし。
ウェディングケーキへの入刀の時間がやってきました。
こんな風に進むんだなと思いながら眺めていたらそのままファーストバイトへ。
新郎から新婦へのひとくちはいいなーって思っていたけど、新婦から新郎へのひとくちがでっかくて面白すぎた。
頑張って食べようとしてるTomyが大変愉快でした。
テーブルマナーなんも分からんとか、この料理に使う正解の食器はどれだとか話しながら料理を食べていると、新郎新婦のお色直しの時間に。
新郎新婦がいったん退場して、その間にお互いの馴れ初めや思い出の写真が流れるムービーを見るお時間に。
それに合わせて流れている曲がBUMP OF CHICKENの『アカシア』でめっちゃ泣きそうでした。
僕はこの曲が人生で一番好きなんだわ。
高校の卒業式の時に皆で撮った、Tomyがひっくり返ってる集合写真が使われてて嬉しかったです。
そして映像が終わり、お色直しが済んだ二人が再入場。
新婦のドレスの色は赤で、見事に正解を当てることができました。
色を当てた人の中から抽選でプレゼントが貰えるということで、発表タイムへ。
リボンに書かれていた数字が図鑑番号だと言われたあたりで「俺の番号ピカチュウだしこれは貰ったな！」って薄々確信していたらちゃんと呼ばれて嬉しかったです。
ニッコニコでプレゼントを受け取り、さて席に戻るかって思っていたら。
スタッフさん「当たった方からご挨拶いただきます！」
僕「！？！？！？」
いきなりすぎて頭が回らないまま、マイクを渡されて練習無しのぶっつけ本番。
テンパりすぎてなんて言ったか覚えてません()
でも挨拶終わったあとにネクタイとポケットチーフの色これでピカチュウの番号引いたら外さねぇんだわ！ってちゃんと新郎新婦に見せてから席に戻りました。
もし頭と口が回ってたなら、「Tomyに初めて『来ちゃった♡』って言ったのも『仕事と私どっちが大事なの！？』って言ったのも俺だ！」って宣言したかったんだけど、自分語りがすぎるってのと緊張で頭がﾊﾟｰﾝしてしまったので吹っ飛んじゃった。
その後も美味しい料理を食べたり、新郎新婦と一緒に写真を撮ったり、デザートを食べたりしてと楽しい時間が続いていき、披露宴は終盤へ。
新婦からご両親に宛てた手紙も、新郎のお母様からのメッセージも、新郎から新婦へのメッセージも、どれも本っ当に良くてめっちゃ感動しました。
ポケモンのアニメの主題歌の歌詞が盛り込まれてるのはさすがにエモすぎだって。
マジでギリッギリで泣くの堪えた。隣のどでぃは耐えられなくて泣いてた。
最後に流れたムービーでは今日の式と披露宴の映像も使われていて、仕事はっやって思いながら見ていました。
一緒にゲッタバンバンが流れてたのも良かったです。
この他にも最初から最後までずーっとポケモンのBGMや曲が使われてて、終始エモいわぁってなっていました。
結婚式をこれほどまでにポケモンで染めることができるのかって感動しきりでした。
楽しい時間はあっという間に終わってしまい、新郎新婦とご家族の方々に見送られながら退場のお時間。
式も披露宴もあまりにも良すぎて語彙力が消失していたので、その場ではどれだけ感動したかを上手く伝えることができなかったけど、全部の意を込めて新郎を抱きしめておきました。
終わったあともしばらく余韻に浸りつつ、良い式だったねぇって話をつのとしきりにしながらその足でポケモンセンターに行きました。
だってあれだけポケモンへの愛に溢れた結婚式を見たらそりゃポケモンセンター行きたくなるじゃん。
ふわっふわのヌオーは可愛すぎていつか欲しいと思っていたのでお迎えできてよかったです。
そして無事福島に帰還して、つのと今日の結婚式の感想やらNBAの話やら競馬の話やらをしこたま喋ってから帰宅。
翌日に引き出物で頂いたバウムクーヘンを食べながら、「これがバウムクーヘンエンドか……」って笑ってました。
まとめ
幸せとポケモン愛に満ち溢れた素晴らしい結婚式でした。夫婦で趣味が合うとこんなに趣味全開の式にできるんだなと羨ましくなりました。
自分が結婚式を挙げるならこんな式にできたらいいなと思います。
人生で初めて参列した結婚式がこの式で本当に良かったです。
これまで生きてきた中でも屈指の良い思い出になりました。
こんな素敵な結婚式を挙げられる二人のこれからの人生が輝かしく、笑顔と幸福で満ち溢れたものになることを心から祈っています。
二人とも、お幸せに！
ポケカやってるオタクの日記。