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クラファン初挑戦

【プロジェクト内容】
女性用自転車専用ギャラリーとレンタルスタジオで構成されるKAISECYCLE別館。現在、年間約400組のご利用がありますが、別館すべての運営に必要な経費を賄うことができていません。それならば本店だけに事業縮小したらどうかと、当店を思った助言をいただくこともありますが、それでは何も前には進まないと考えます。
特にレンタルスタジオは若者の利用者も多く、ようやく認知度が上がってきたところです。コロナ禍でも安心して利用していただけるこの環境を手放したくはない。そんな思いから、今回は支援くださる金額を、まずはコロナ共生につながる非接触・非対面型の電子キー維持のために活用します。 
 
(内訳)
電子キーアケルン維持費 323,400円
クラウドファンディング手数料 44,400円 
税 4,440円
送料 3,000円
合計 375,240円 
 
(アケルンの写真)

【プロジェクトの展望・ビジョン】
電子キーの維持が皆さまからのご支援で叶うことにより、別館の設備、価格を充実させていきます。
レンタルスタジオ利用者さまに知名度の高い、予約サイト「インスタベース」と「スペースマーケット」にも登録済み。現在はそこから若者が、気軽にスタジオに予約を入れてくれています。この状況を軸として、ギャラリー含め現在の3倍増の利用者を獲得することを目指します。
レンタルスタジオは大音量の出せる場所ではありませんが、質の良い音で過ごしていただくために真空管アンプの音響を用意。キッチン設備や映像スクリーンも揃っています。マッサージ用ベッドもありますので、幅広い世代の方に気持ちよくご利用いただけるものと思います。
そして、まだまだ認知度の低い女性用自転車専門店舗であることもさらに広く告知し、皆さまのライフスタイルに沿った自転車のコーディネートをお楽しみいただける場として活用いただくよう努めていきます。
 
(ギャラリー&スタジオの動画と写真)
▼電子キーで入口のカギを開けてギャラリーとスタジオへ
https://youtu.be/GLKMtYwS0hQ

▼自転車のトンネルをイメージした内装のギャラリー。壁上面にも複数車を展示し、非日常的な目線で自転車を見られるよう工夫しました。普段あまり見えない自転車の裏側・下側もチェックいただけます。

▼正面だけでなく、横にも直交するワイドサイズのミラー。ダンスや振り付け、ポージングなどで気にかかる、横からの姿も確認できます。天井打ち抜きのため高い位置までミラーがあり、手を上げたりジャンプしてもその姿を逃しません。床面にはクッションフロアを敷いてあるため、膝などをついてもやさしい感触です。

▼スピーカーは安定のBOSE。高・中・低音がバランスよく聴こえます。天吊りとしたことで、室内に気持ちよく音が響いていきます。

▼レコード・CD・MD・カセット・スマホ・タブレット音源を流せる音響ブース。6L66真空管アンプは、小音量でも高音質なサウンドを提供します。思いきり音量が出せる立地条件ではないので、音のクオリティを高めることを重視しました。

▼服飾関連の裁断作業のためレンタルスタジオをご活用くださった利用者さま。このようにスタジオの使用目的はさまざまです。

▼最初に手掛け、最後に仕上がった清潔なトイレ。落ち着いた空間づくりのため、内装資材をきれいに見せる工夫を施しました。通常の明かりのほか、ムードを盛り上げてくれるブラックライト仕様の照明スイッチもあります。

【プロジェクトの背景】
時代がコロナに差し掛かる前、当店の位置する浅草・上野エリアはインバウンド景気で盛り上がっていました。その一方で歴史ある地場の個店が姿を消し、観光と飲食で旅行者をおもてなしする店舗へと変わっていったのです。家族経営である当店は、地元でおよそ70年、地域密着型の商売を営んできました。そのため商店街の過疎化や、若い世代の地元離れが時代の流れとともに進むのを肌身で感じていたのです。
 
そして当店は、ある決断を下します。それは、別館として女性用自転車専用のギャラリーと、スタジオを構えること。自転車店のあり方、市場のニーズ、自身のこれまでの経験を鑑みて、試行錯誤した結果です。
本店と別館は隣接ではないため、当初は2店舗を同時運営する方法を考えあぐねていました。そして熟慮の末、スマートフォンからインターネット上のURLをタップするだけで、指定時間に別館ドアを開閉できる電子キーを導入。その結果、自転車店としては珍しい予約制のギャラリーと、気軽に使えるスタジオが誕生しました。
何よりのメリットは、スタジオ利用者さまと「非対面」での運営が可能になったこと。新型コロナの世界的流行、度重なる感染拡大、変異株の出現といった混乱を迎える時代である今、感染リスクの低いこの電子キーの存在は、利用者さまに安心と安全をお届けしています。事実、電子キーを導入して1年の間に、ギャラリーとスタジオの双方で約400組の方々にご利用いただきました。
 
しかしこの電子キー、維持費がなかなかに高額で、年間約32万円がかかります。けれど新型コロナの時代、利用者さまに変わらぬ安心・安全を届けるためには、電子キーはこのまま維持していくべき。そう考えた末、今回クラウドファンディングで皆さまのご支援を募ることとしました。
 
 
【自店紹介】
◆KAISECYCLE(本店)
1946年、初代が「貝瀬自転車店」を開業。現会長である二代目は13歳から初代のでっち修行を授かり、1996年独立。店名を「カイセサイクル -KAISECYCLE-」と改め、現在の北上野(かっぱ橋)にて開業しました。
その後を継いだのが、三代目となる英語にも堪能な現社長。彼は、キャリア50年、自転車の歴史の生き字引的存在である会長のもと、祖父の代からの腕と知識を引き継いで寡黙に仕事へと打ち込んでいます。
笑顔でお客さまをもてなす現社長の母は、事務・経理を担当。このように静と動、絶妙のバランスで自店を家族運営しています。
店舗では一般車、電動車、子供車からスポーツ車、実用車、カスタム車までを取り扱い、お客さまのニーズに合わせた対応を行っています。
 
◆別館
2019年、女性用自転車をラインナップする別館を作り、事業を拡大しました。本店から歩いて15秒ほどの場所にあるこの別館では、予約制ギャラリーにて自転車のコーディネートチェックを実施。現社長が対面接客し、時間をかけて丁寧なご案内を行っています。
併設されたレンタルスタジオには、近隣地域だけでなく遠方からもダンサーや俳優の方々が来店。年間200組ほどがレッスンのためにスタジオを活用しておられます。そのほか、ボードゲーム配信やオーダーメイドの洋服採寸など、スタジオの活用法は自由ですので、多くの方に、それぞれの用途でご利用いただける場となっています。
 
私たちは、自転車のある生活と未来のための創作活動を、微力ながら応援させていただいています。

【現社長プロフィール】
KAISECYCLE三代目となる貝瀬大智は、日本独自のママチャリ両足スタンドを「部品」としてフォーカス。今まで不可能だった、スポーツバイクへの取り付けを実現化するためのアダプタを開発しました。この秋からの販売を目指して、すでに日本、台湾、アメリカで特許を取得済み。今後は自転車の盛んなヨーロッパ各国でも、順次特許取得していく予定です。また、実は貝瀬は火回し大道芸人でもあります。将来的には、スタジオにて火回しのレッスン講座も開設できるようにしたいと考えておりますので、ぜひ当店と貝瀬のInstagram、Facebook、YouTubeもチェックしてください!
カイセサイクルのinstagram
カイセサイクルのfacebook
貝瀬大智のinstagram
火回しのYouTube
 
これ以外にも、貝瀬にはやりたいこと、やってみたいことが山のようにあります。今後は店舗運営と並行して、それらやりたいことをひとつずつ実現させていきたいと考えています。

プロジェクト実行責任者:
貝瀬大智(レンタルスペース管理者)(有限会社カイセ)
プロジェクト実施完了日:
2022年6月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
電子キーの入退室管理アプリ アケルンの年間利用料323,400円 クラウドファンディング手数料44,400円 税4,440円 送料3,000円 合計375,240円

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