急に身内を亡くした時のメンタル回復の流れ【ざっと1年】

物心つく前からずっと一緒にいた誰かが居なくなるのって
受け入れるのに、とても時間がかかりますよね。

私も居なくなってしまったときは呆然としつつ
世間のたくさんの人達はコレを
一体どんな風に乗り越えて普通に生活してるんだろう
と、外の世界を眩しく感じました。

1年が経ち、今は私もその"外の世界"寄りに来たので
参考までに私のメンタルフローを記してみます。


亡くなって1ヶ月

目が洪水です。
油断すると、どこにいても何をしていても、
ドバーっと涙タイムが訪れました。

ヒクヒク声をあげて泣くこともしばしば。
不安定ですが涙を流すことで少し楽にもなります。

涙ってストレス菌を含んでるらしいです。
だから我慢せずに流したほうがいいみたいです。

2ヶ月目

徐々に涙腺コントロールがきくようになりました。
時々ぐっと辛くなりますが、外では明るくも振る舞えるようになりました。

6ヶ月目

急にパニック障害になりました。
人生初のパニック障害は、閉所恐怖症でした。
信号待ちの地下鉄の中で始まり、狭い場所を避ける生活が始まりました。

8ヶ月目

メンタルからくる免疫低下っぽいコロナになりました。
2週間寝込んだのをきっかけに、慢性的な体調不良が始まりました。
8ヶ月目が一番カラダ的にボロボロでした。

9ヶ月目

亡くしたことを周りに話せるようになったと同時に、パニック症が改善していきました。

閉所で不安になった時は、明日や未来の休暇のことを考えて今狭いとことに居ることを脳内無視し、
スマホで長文の読み書きをし気を紛らわすと誤魔化せることが分かってきました。

慢性体調不良も点滴に通い始めて徐々に正常に戻っていきました。

1年が過ぎた今

寂しさは変わらないものの、心身ともに元気です。

気付いたのは心が元気じゃなくなると体も治りにくく
体が元気じゃないと心も落ち込みやすくなるという負のループがあること。

そしてこの相互作用は時間差でやってくる場合もあるので、
大きなダメージを負ったときには
焦らず休む時期として、気長に自分をいたわってあげるのが大切かなと。


周りに身内を亡くした人がいたら、是非優しくしてあげて下さい!笑
一番助かった声がけは「最近はどんな感じ?」です!

この質問だと亡くした身内について話してもいいし
話す気分じゃなければ他の近況でカバーできるので
優しいな〜と思ってました。


回復過程の心持ちで一番大切

だと感じるのは、どんな状況で亡くなっていても(失くしていても)
故人はあなたが悲しんだり、自分を責めるコトを決して望んでいないということ。

例えば自分が死んだとイメージして、
残された家族がいつまでも悲しみ責めてたら辛いですよね。

それより、
人生を楽しんで様々な経験をすることを必ず願っていると思います。

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