![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147802066/rectangle_large_type_2_9e08dd193d4189215f42d7a676b92f1e.png?width=1200)
NATUを作る(パート4)
HARUは失敗に終わってしまった。
だが、その悔しさをバネに、新たにNATUを作ることになった。
今回は、NX RED VIIIの実行ユニットの続きを作っていきたいと思います。
制作
アキュムレータの制御回路
まずは、アキュムレータの制御回路を作っていきたいと思います。
アキュムレータは、ALUから出力された演算結果を高速にALUの入力部分に伝える回路ですが、アキュムレータがALUの入力部分に「伝える」「伝えない」のどちらなのかを教える回路が必要です。
今回は、それを作っていきます。
まずは、信号強度が一致しているか調べる回路を作りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721376040748-fKlrop22io.png?width=1200)
アキュムレータの制御回路は、前回のレジスタ保存先と今回のレジスタ出力先が一致しているときのみ動作し、レジスタからは出力せずにアキュムレータから出力するように指示します。
なので、信号強度が一致しているか調べる回路が必要になります。
ちなみに、0で一致した時は、レジスタからもアキュムレータからも出力しないようにする必要があるため、アキュムレータは遮断させる必要があります。
仮で設置していた入力部分を撤去しました。
これから、この辺りに先ほどの回路を組み込んでいきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721376597972-4FIpFa4MBt.png?width=1200)
途中、パソコンがフリーズしましたが、なんとか取り付けることが出来ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721377899339-Hme0oiReZ2.png?width=1200)
それでは、次はアキュムレータの制御回路が反応した時に、アキュムレータなどを動作できるように、配線をしていきます。
無事配線を通すことが出来ました!
![](https://assets.st-note.com/img/1721378683795-aImkFcuDA1.png?width=1200)
これで、無事アキュムレータの速度、8rtの速度で動作させることができます!
では、早速+1する命令を8rtの周期で入力してみました。
途中までは順調でしたが、、、
「あれ?1000になった次が0001になってる、、、」
原因を探った結果、下の画像のミスを見つけました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721378642263-h213BT5wgz.png?width=1200)
なんと、パウダーを置き忘れていたのです。
まさかの凡ミス。
だけど、パウダーをちゃんと設置すれば、動きました!!
動画でみなさんにお届けできないのが残念ですが、ちゃんと0.8秒毎に動いています!
これで実行ユニットは完成、、、!
、、、と言いたいところですが、まだI/Oポートが残っています。
それは、次回作りたいと思います。
今回は、約1時間の作業でした。
お疲れさまでした。
それじゃあ、次回、また会いましょう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?