見出し画像

白トラ弐16 テレパシーによるイメージ伝達

 また別の話。

 2020年8月下旬にまざまざとUFOを目撃して以来。それまで見ていた超SFの夢のリアリティが上がりに上がってとどまるところを知らない。

 京都に引っ越して以降も、超SF極まりない夢はたま~に見ている。どうとらえても現実そのものとして。

 そんなある日の夢の情景を、初対面の人達を前に話したことがある。その人たちは特別イメージ力の高い人達だったわけではない。特別オカルト好きでも、都市伝説好きでも、なんでもない。3次元的なごく一般的な感覚を備えた人たち‥、という表現でいいと思う。学校の先生や銀行員、楽器奏者。やっていることもてんでバラバラだ。
 ただし楽器奏者は秀でてイメージ力が高い傾向にあるかもしれない。

 夜中、何処かの山中の木々が開けた広場で全然知らない人達と一緒に空を見上げて待っていた。『一緒に待っていた』と分かるのだ。ほどなくしてやって来た超SFの物体を見て白へびは喜び勇(いさ)んで大声で叫んだ。

「来た来た!UFO来たよ~!!」

 一緒に待っていた人達の中には、スーツ姿の30~40代の男性もいたし、OL風の40代女性の姿もあった。もうちょっとご年配の人もいたかな?不思議なことに『誰だよ??』という感じがしない。いや、むしろいちいち『誰??』とうい思考にも気持ちにもならない。 

 つづく

■白トラ弐 バックナンバー 一覧