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【泉房穂さん】刑事告発不起訴で問われる“告発者の対応”

市長時代のツイートで納税情報を漏らしたとして、百条委員会や問責決議だけでお腹いっぱいにならなかった市会議員や県会議員、元市職員などが当時明石市長だった泉房穂さんを刑事告発していた件で、神戸地検は嫌疑不十分で「不起訴」という判断をしました。
神戸新聞の記事はこちら↓

泉さんのツイートは現実を伝えるうえで有効な策だったけど、決して誉められたことではないのはご本人も理解されているような向きがあるのでここでは問いません。
また、泉さん本人は弁護士なので、記事が伝えない、たぶん記者が理解できていないであろうプロセスをTwitterで(批判や怨み節込みで!?)流れも説明しています。

記事を見て、私は苦笑した部分がある。
告発者のひとり、西明石が地盤の市会議員で自民党幹事長の三好宏氏が「裁判所から説明を受けておらず、コメントのしようがない」と発言していること。
待てど暮らせど、永久に裁判所から説明なんてされませんよ…地検は起訴(話を裁判所に持っていってない)していないので、裁判所は無関係です。
 
それを思えば、同じく告発者の公明党幹事長梅田宏希氏が「どういう理由で不起訴になったのか知りたい」と述べたのはまともで、その知りたいことは検察審議会に不服申し立てもできるのだろうし、本気で罪に問いたいのならばその手段を使うだろう。

その手段を使わないのならば告発者の市会議員は泉さんの言い分の通り「“政治的思惑”で『刑事告発』しただけの案件」であることを認めてしまうだけに、次の手段に出るかどうか注目しておくべきだと考えます。

明石市は市長が替わり、市会議員も何人か入れ替わりましたが、いつまでも「過去掘れワンワン」に取り合ってる暇はあるのだろうか。
それこそ、明石市議会や無関係な市会議員までが批判の的になりかねないことなのだが。

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