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舞台の上でセンスとセンスをぶつけ合え!TVアニメ「ワールドダイスター」紹介します

 どうも貝Pです。今回は私的2023年春アニメランキングで3位にさせていただきました「ワールドダイスター」を紹介させていただきます。ストーリー原案が『結城友奈は勇者である』シリーズを始め数多くの素晴らしい作品に携わっているタカヒロ氏です。演技をする少女たちの声優さん達の演技で舞台の上で輝く少女達を是非とも視聴してください。

あらすじ

 先ずは公式HPからイントロダクションとあらすじ1話です。

20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、演劇は世界規模の大ブームとなり、数多の役者たちは「ダイスター」を目指し、その頂点たる「ワールドダイスター」となることを夢見ていた。

鳳ここな、16歳。
彼女もまた「ワールドダイスター」になる夢を追い、憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑もうとする。

ここなはそこで目の当たりにする。
きらめく才能の持ち主たちを。
舞台に懸ける覚悟と情熱を。
そして、自身に秘められた“センス”を。

光溢れる舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が、いま始まる――。
舞台で輝く、私だけの光センス

アニメ公式HP INTRODUCTIONより

演劇界の頂点「ワールドダイスター」になることを夢見る高校生・鳳ここな。センスのなさを理由に夢を諦めかけていたが、親友の静香に背中を押され、憧れの劇団「シリウス」のオーディションに挑戦する。静香とともにシリウスの劇場を目指す途中、ここなは道に迷っていた少女・カトリナに遭遇。なんとカトリナもシリウスの受験者であり、ふとしたきっかけで厳しいひと言を放たれてしまう。強烈なライバルの出現に、ここなは……!?

アニメ公式HP 第一場より

 何もセンスがない鳳 ここながワールドダイスターになるために、一流の劇団に入団したところからスタートします。基礎能力を徹底的に教え込まれながら自分のセンスと向き合いながら演じていきます。自分が思う●●役の解釈、そして何のために、誰のために演技をするのか、悩みながら努力をしていきます。そして舞台の主役を狙うのは演者の誰しもの願い・・・外国から来たダイスターの娘カトリナや、劇団でエースの天才子役の新妻 八重、先輩方々を始め多くのライバルと切磋琢磨しながらキャスト発表に一喜一憂し、静香に時には厳しく、時には一緒に演技の勉強をしながら役の完成度を高めるため勉強にレッスンと日々演技力を高めていきます。

左上:鳳ここな 右上(流石 知冴・静香・柳場 ぱんだ) 左下:カトリナ・ グリーベル 右下:新妻 八恵

 そして、このアニメを演じている声優さん達が全員素晴らしくて感動です。特に主役である鳳ここなを演じる石見 舞菜香さん、 静香を演じる長谷川 育美さんの二人が7色の声を使い分け驚きと興奮を与えてくれます。
 ここなはまだセンスを磨けていない状態なので下手っぽい演技に一流すぎる演技。声色や演技の迫力の違いをつけたり、日常適な声とのギャップも半端なく、声優の力量がかなり問われるものだったではないかと個人的に感じました。
 静香はここなが演じるためにいろんな解釈の役を演じ、変化が激しい演技をされます。それはここなが目指す理想の演技を体現し、演じるキャラの感情を深く読み取るためニュアンスを変えたり、演技ではないときも自分の存在やここなのことで悩んだり等、難易度の高いキャラを演じられております。
 このアニメに関わらず、演技があるアニメの「演技をするキャラの演技」は相当難しいかと思います。それを十二分に演じている演者たちに脱帽です。
 また、その声優さんたちの演技を大いに活かすため、演劇中のキャラはド派手ではなく、細かいところをかなり細かく動き、所謂ぬるっと動かしながら、一動作一動作、一挙手一投足にまで丁寧に描かれていてこの融合したアニメーションは天下一です。本当にありがとうございます。最後の下にそれぞれの演技項目に対してのPVも張り付けておりますので、動きや声の表現を確認してみてくださいませ!

最後に

 ということでワールドダイスターを紹介させていただきました。制作陣の熱意を感じて是非ともこのアニメを視聴してください。
 


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