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天職って何だろう

たまには絵の話以外のことをと、先日私のところに来るご相談ジャンルのトップに君臨する恋愛の話を何となーく書いたら、


そう言えば、その次に来るジャンルもはっきりしてる、とふと思って、今度はそれについて書こうと思いました。


タイトルの通り、天職、仕事についてのお悩みですね。めちゃくちゃ多いです。



いっとき、やたらと仕事関連のご相談ばかり受けることがあったんですよね。もう、それ専門かというほどに。


実際、年間を通してコンスタントに来るんですが、特に年末年始、3月末から4月、夏の終わりから秋のはじめはとりわけ多い。あ、5,6月あたりも。


何でかは、皆さん何となくわかりますよね。仕事のこと、これからのこと、やってみたもののこれでいいのかなー?って思う頃……


この時期、転職サイトも賑わうんだろうなあ。


ああ、で、ときどき、「自分に向いている仕事って何でしょう……」という、丸投げモードのご質問が飛んでくることがあります。


その人の人生を左右しかねないので、結構どきどきしながらメッセージ降ろします。


で、こういうときに、ズバリと「◎◎しなさい」みたいなメッセージって来ないんですよね、私の場合。


たぶん、当事者にいろいろ考えてもらいたいんだろうと思います。たとえば、「『環境』に関わることをやってみるのはいかが?」みたいな答えが来たとして、


そこから先は、自分で考える。環境がキーワードになることって?地球環境?動植物?それとも人間の?水?海?山?


環境に配慮した何かを作る?それともサービス?システム?それを生み出す人?それを仕入れたり何なりして売る人?


それらを良いとわかって、記事にする人?写真撮る人?動画撮る?編集する?生産者を訪ねる?いっそ環境保護活動家とかになる?政治家になって、保護活動する?


もう、たくさん、いろんな仕事が出てきます。ただ、共通するキーワードは「環境」。


そして、ピンときたことをとりあえずやってみるのがいいのだと思うのです。具体的にかなり絞ったものを提示されるのを待つのではなく。


現代の日本は、実は職業についてはかなり自由だと思うの。なければ自分で作ればいいのではないかな、と思うほどに。


だから、降りて来るメッセージも、かなりアバウト。


だいたいですね、実際に具体性を求めた結果、


「あなたはアマゾン奥地、どこの言語も通じないところで、幻の魚を捕まえて輸入するのが天職です。魚、好きでしょ?ただし、現地の人に見つかった場合、確実にかなり残虐に殺されますが」


とか言われて、素直に転職します?しないでしょ?でも、魚がキーワードになって、いろんな仕事を続けた結果、


アマゾンの中へ探検に行こうという話になったとしたら、たぶんあらゆる対策を講じて最終的には臨むと思うのよね。


殺されないように(笑)


天職って、元からやることが決まっている人と、キャリアを積み上げて創り上げていく人と、二手に分かれるように思っていて、前者はレアな方。最初から「これしかなかった」って人、実はそんなにいない。


しかも、それでもね、人生長いので何が起こるかわかりません。若いときからこれしかないとその道を突き進んだものの、


何らかの事情でいきなり辞めなきゃいけなくなる……なんて、いくらでもあります。


聞いた話ですが、指揮者のコンクールの最高峰、ブザンソンのコンクールで良い成績をおさめて、さて指揮者の道を!となったものの、


結果的に仕事がなくてタクシーの運転手……とか、リアルにあります。


ですから、一見若くして上手くいっているように見える人を知って、焦ったりする人もいらっしゃるかもしれませんが、


天国に召されるその瞬間に笑って還る人が優勝、ということだと思って、トライアンドエラーをおそれず繰り返して構わない、と思います。やりたいことをやれば良いんです、結局のところ。


それでも、やっぱり氣になる、知りたい、という人、そのヒントの1つとして、


子どもの頃、何が好きだったか、何を知りたいと思っていたか、というようなことを、深掘りしてみるといいのでは、と思います。


ちなみに私は、子どもの頃はやたらレシピを収集していました。かと言って現在、料理人ではありませんが。あとは宇宙と古代に関わることが、やたら関心事の中の上位でした。


まあ、それでも自分の何かがうまく掴めないという方は、ご相談にいらしてください(笑)

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