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【トレインワーケーション】コロナ禍で苦境に立つローカル鉄道を救う!

列車移動をしながら仕事と観光を楽しむ「トレインワーケーション」は、売上が減少する鉄道業界の活路になるかもしれません。

千曲市の「ふろしきや」では、全国から30名程の参加者が集まっただけでなく、県内からの参加者が街づくりのために意欲的に参加者と交流を図るなど、一次的なイベントに留まらない新たなワーケーションの可能性を明かしています。

トレインワーケーションの背景

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全国各地で運行される観光列車は、それぞれに個性を持ち、地域色を反映した内装デザイン、地域文化との連携による車内・停車駅によるイベント、車内で提供される食事、大きな窓や車窓に対面する座席による眺望など独自の取り組みを進められています。

ですが、基本的に観光客向けの運行であり、週末・祝日を中心に運行されており、鉄道会社が投資して導入した貴重な資産の活用は半分程度となっていたのが現状です。

そこでトレインワーケーションでは、こうした平日の遊休資産を活用することができ、鉄道会社の資産を有効活用することができます。

観光列車の特性を活かした取り組み

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列車という特性上、列車運行とともに車窓に沿線風景が流れ、仕事をしながら流れる風景で気分転換できるのは素晴らしいです。

また沿線の観光地との連携を図ることで休憩時間にあわせて沿線の特産品を提供することもあります。
その地域の魅力を参加者にアピールできるのも素敵な取り組みですね。

そんなローカル鉄道をリモートワークに活かす取り組みが全国に広がっており、今年2月には、千曲市の「ふろしきや」が中心となり、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」をワークスペースとして活用した「トレインワーケーション」を運行開始。

千葉県のいすみ鉄道は「ワッペン・ワーケーション列車」で人気を博しています。

働き方ニューノーマルの時代に新しい鉄道資源の活用を

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今後全国の鉄道会社や自治体でも同様のイベント開催による売上創出に貢献したく、千曲市ではワーケーション体験会で行った実証実験の結果・ノウハウをオープンにしております。

働き方ニューノーマルの時代に新しい鉄道資源の活用をしているところが素晴らしいです。

観光列車ならではの車窓と食事を楽しみながら、仕事をしてみるのはいかがでしょうか。

引用元:千曲市ワーケーション

それではまた!


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