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『Celes推し活』で推しの香水を選んでもらいました!

こんにちは。悪魔と言う概念に心から萌えている。江口カイムです。
最近推しが!推しが足りない!
私に萌えを!悪魔をください!

と言うわけで、推しの萌え補給の為に、
「推し香水」を選んでもらえるサービス『Celes推し活』
を利用してみました!今回はそのレポートです。


『Celes推し活』

「推し香水」のサービスはオリジナル香水を作ってくれるタイプと、既製品の中から推しのイメージの香水をチョイスしてくれるものに別れますが、『Celes推し活』は後者に当たります。
プロのスタイリストさんが500種類以上の香水の中からピッタリの一品を探してくれるサービスです。
世界に一品のフルチョイスもいいけれど、セレクトチョイスのいいところはクオリティの高い理想の香水に出会える事!

香水ブランドの品は香りが繊細で複雑だったり、なんとも言えない精密さが魅力ですね。
そんなクオリティの高い香水で、あたかも推しのために作られたような逸品に出会えたら素敵じゃないですか!
あるのなら絶対欲しい!

そんな期待に胸を膨らませながら、さっそくオーダーチャレンジです!

やり方はシンプルで、ワンタップお試し(税込み500円)15回プッシュ相当の0.75ml(税込950円)/50回プッシュ相当の2.5ml(税込1800円)の中から欲しい香水の容量を選び、推しの名前と推しについて語った文章をフォームに入力するだけ。

推し語り文章は文字数制限なし!語り放題!!
これはオタクの腕が鳴りますよ!!!

頼んだ推し

私が頼む推しと言えばこれしかありません。
それはキリスト教の悪魔…。
神に叛逆し、今は地獄の王である悪魔サタン!
…またの名を堕天使ルシファー(こっちが真名)

推し…つまりサタンがそこに居るような…香水が…欲しい!!

そんな熱い思いを抱きながらさっそく文章制作に取り掛かるも、
しばらくしてタイピングの手が止まってしまいました…。

「まって、私の推し2000年以上の歴史があってあまりにもいろんな顔がある、何から書いていいかわからん!!」

長期シリーズの推しを推してる人ならわかってもらえると思うんですが、
一言で推しと言っても、どのシリーズを選ぶかでニュアンス変わるじゃないですか…。
例えば、ダース・ベイダーだったら幼少期のアナキン・スカイウォーカーとはまた香りが変わると思うんですよ!

それはキリスト教世界の最強のヴィランであるサタンでも同じことで、
旧約聖書の紀元前のサタン、新訳聖書や神曲のサタン、失楽園の熱血サタンは…どれも愛しい推しなのだが、
どれもフレーバーが違う!!
もちろん、時代によって解釈も違います。
そんな推し…いったいどのように頼めば…。

安心してください、そんな多面的な推しを推していても大丈夫!
なんとこの『Celes推し活』
推しの別解釈も違う香水として注文できちゃうんです!!やったー!!
痒いところに手が届く。オタク心をわかってますね!素晴らしい!!

と言うわけで、どんな推しの香水が欲しいか整理し直して、
今回は2件の注文をしました。


★『失楽園』のサタン

ジョン・ミルトン著、キリスト教文学の叙事詩!
その主人公のダークヒーローであり革命児のサタン!!
キリスト教の悪魔であるサタンの原典(オリジナル文献)といえば旧約・新約聖書で『失楽園』はいわば二次創作にあたるのですが、
この物語を読んだ時
「うおおお〜〜完全に解釈一致!!最の高!!」
とミルトン先生と心の中で握手をしました。
キリスト教世界のいろんな逸話の中で最も推しているサタンです。好き。


★『アーリマン』のサタン

『失楽園』のサタンをベースに私の癖を盛りこんだオリジナル漫画の主人公のサタン!!
ミルトン先生と解釈一致のため、だいたい根っこは同じなのですが、そのなかでもオリジナルの要素はと言うと…。

・小柄で華奢
・中性的
・常に丁寧語


中性的細身キャラがね、好きなんですね。
あと丁寧語なのに強強キャラが好きなんですね。フリーザ様みたいなね。

プラスアルファ『アーリマン』は、
「現代日本でサタンがV系バンドを始めました。」
と言うお話なのでロッカーのイメージもあるということを文章に追記。


ミルトン先生のサタン私のサタン
性格設定のベースは一緒なので、どう香りに差が出てくるかも楽しみです!

友人は3000文字以上書いだとの事で、私も熱く語ろうと気合い十分で挑んだものの、やってみた結果は1500文字がせいぜいでした…。

推しを語るのって…難しい。

でも解釈違いの2件の文章、併せて3000文字なので…がんばったよ!

簡単そうに見えて難航してしまった文章作成。
結局三日三晩悩みましたが、なんとかブラックフライデーのセール期間内に間に合わせ、滑り込みで注文しました!
(別の友人は600文字との事でした。私が推し語りに構えてしまっただけで短くても全然大丈夫なようです。)

そんなこんなで渾身の文章をフォームに入力し注文!
木曜日の夜に注文したのですが…なんと…その週の日曜日の昼に届いてしまいました。

は…はやい!!まってまって?!心の準備ができてないよ。

届いた香水がこちら!

うお〜〜〜推しの香り〜〜!ドキドキする〜〜〜!
はやる気持ちを抑えながら、付属のカードにワンプッシュして香りを確認!


【『失楽園』サタン】で選んでもらった香水

1970年代にラルチザン パフュームの本社があった通りの名称にオマージュを捧げた、大聖堂をイメージしたオリエンタルウッディ。天国を連想させるユリの花と静謐なインセンスが清らかなぬくもりと儚さを生み出しています。「地獄通り」というネーミングに込められた、天国と地獄の間にいる人間の存在。ラストはシダーとムスクが溶け合いセンシュアルな余韻を残します。【ユニセックス/オリエンタル/オーデトワレ】

上品で気高い香り。
神聖でキリッとしていて、早朝のようなイメージ!
なるほど『明けの明星』を冠するルシファーに…合う!
でも「天国と地獄」のコンセプトの通り、神聖さだけじゃなくてどこか脆い…不安定さもある。
最後の「センシュアルな余韻」が堕天を暗示する甘い誘惑な感じが…あります!!

そうか…これは堕天前のルシファーだ!!!

注文の文章には、

サタンは悪役ですが、「失楽園」の作中では直前まで天使であったのもあり(しかもMAX位の高い天使です。)品が良いところ、まだ悪ぶりきれてない面もあるのも好きポイントです。
サタンだけではなく部下の悪魔にも言えるのですが、神に反抗しようと決めるものの、意外とルールを守り、きちんと仲間に相談し、行儀が良い面もあり、そこはギャップ萌えイイ!と思っています。

という説明を入れたのですがそのあたりのニュアンスを拾ってくれてる感じがしますね。

また『失楽園』のサタンの好きポイントとして、
"堕天の後悔と神への復讐の決意を超高速で繰り返す情緒のジェットコースター"というのがあるのですが、
"天国と地獄の間にいる人間の存在"というコンセプトがこの懺悔と復讐の不安定な揺らぎにピッタリだと思います。

なるほど〜〜〜めっちゃルシファーだ!!!

【『アーリマン』サタン】で選んでもらった香水

「悪魔の寝床」奥底深く赤々とくすぶり続ける焔のように罪への耽溺と悔恨が支配する夜、心の中に眠る悪魔を目覚めさせる甘美な罪の結晶。ウードのあたたかみとバルサミコのベースにスモーキーなラブダナム。神聖な煙にも似た空間に包まれて、フルーティな妖しさが揺らめく。一度足を踏み入れたら二度と戻れない、たちまちと身も心も悪魔の虜となる甘い香りです。【ユニセックス/ウッディ/オードパルファン】

甘いラム酒のような、コーラのようなスパイシーで刺激的な香り。
悪魔って西洋から見た"異教の神々"というイメージもあるので、
アジアの香辛料であるスパイスの香りは悪魔のイメージにぴったりです。
甘くて官能的でカッコいい香り!セクシー!!

「『失楽園』サタン」で選んでもらった香りはまだ天使の残り香がある感じで「ルシファー」だな〜という感じでしたが、
こちらの香りは地獄の王歴も長く悪魔として箔がついた感。

また、セクシーで中性的でなんとも言えない甘さが『アーリマン』のサタンさんのイメージに合う!
スモーキーさもライブハウスの香りを彷彿とさせて好き!

香水の色が赤みがかってるのも、新約聖書で「赤い竜」とされるサタンのカラーイメージに合ってて嬉しい。

っていうか…香水の説明…もう、まんま…サタンじゃん!!
これは200%サタンじゃん!!
そうそう、こういう悪魔が誘惑してくるような香りを…期待していました!!
やったー!!ありがとうございます!

これは既製品の香水からチョイスしてくれるタイプのサービスだからこそ出会えた香水ですね。この出会いを待っていた…嬉しい!!


期待を上回る香り

一通り香りを確かめて、確かに推しのイメージなのを確認して感動したのですが、香水の説明を読んでいてあることに気がつきました。
『アーリマン』サタンさんイメージの香水のコンセプト…。

「悪魔の寝床」

「悪魔の寝床」???!
なんとなく字面的に「竜の巣穴」くらいのファンタジーネームとして初見では流してしまいましたが…これってさぁ...つまり。つまりじゃなくても。

"サタンさんinベッド"

なのでは???!!!
えっやば...なにそれ...。

『Celes推し活』では、「推しがその場にいるような香り(推しがつけてる香り)」や「推しの概念としての香り(テーマ、イメージからチョイスした香り)」というニュアンスも注文時に記載して選んでもらうことができるのですが、私が頼んだのは前者。

「サタンが現れた時に香る匂い」

なので...この場合は…。

"サタンがベッドで手招きして誘っている時に香る…香り…。"なのでは。

↑衝撃すぎて思わず描いた↑


は????えっち…すぎますでしょ???!!!???

なんて...なんてブツをチョイスしてきたんだよ『Celes推し活』さん!!
こんなやべえ香りを…!!!???
ありがとうございます寿命が伸びました!!!!!!!

ものすごい速さでお届けされてきたので、スタイリストさんの「お前の望んでいる香りはこれだろ」という圧も感じました。
素敵な仕事をしていただきありがとうございました。
推しを全身で浴びさせていただきました…五体投地。

そんなわけで、今回の推し活は大・大・大満足の結果となりました!!
これで1800円×2は安い!!もっと払わせて!!(錯乱)

みなさんも推しの香りを探してもらってみてはいかがでしょうか?
以上『Celes推し活』レポートでした!

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