久しぶりにピアノの師匠に電話

先生に久しぶりにピアノの師匠に電話をしてみた。
先生、12月で92になられる。
若い!!受け答えはしっかりどころか普通~!。
耳が遠い気配もなく、頭の回転も相変わらず。喋っていると年齢不詳。

電話口で名乗ったら、
「あら、あなたいつもと声が違うから最初誰だかわからなかったわ」
と。そのうち
「あ、喋っているうちにいつもの声になってきたわね。」
って。
こちらの声色の変化にもばっちり気がついておられる。

今日もみんながやってきて、勉強会をしていたそう。
お誕生日が近いので、生徒さんから花束をもらったらしい。

「私ピアノ嫌いなの
生徒が来るからさらうけど。生徒が来なかったら弾かないわよ。めんどくさいもの。
弾くと楽しいけど。」
と、あいも変わらずおっしゃっていて笑える。
嫌いと言いながら92まで弾いて教えておられる。
いやそれ、好きでしょ。好きじゃないと続かないと思う。
いつもそう思うのよねー (笑)

実は経歴もすごいし。
でも全然そんな事おっしゃらない人で、習って数年後に初めて昔話を聞いて、写真を見せて頂いて、
へぇぇぇ~。
と思った事もある。

習いに行ったきっかけは、先生の奏でる音楽が素敵だったから。
昔の時代のピアノの巨匠たちと同じ香りがすると思って、教えてくださいとお願いした。
立体感のある音楽で、音色もリズムも素晴らしい。そして素敵な個性。

先生はほんと凄くて、弾き方もご年配の弾きかたじゃない。
音を聞いたら、年は分からない。

色々話していると、恒例のお言葉が飛びだす。
「リズムは一番大事よ。」
「感性が一番大事よ。」

好きなピアニストの話で盛り上がっていたところで、
「でもね、あなたのリズムで、あなたの音で弾くのよ。」
と。
先生の所に習いに来る人達は個性が豊か。

話していると
「遊びにいらっしゃい」
と言って下さる。
近いうちに遊びに行きます。と約束した。

音楽の話をひとしきりして、楽しい時間を過ごした。
お元気かしら?と、ちょっとドキドキしながら電話を掛けたけれど、
お元気そうで何よりでした。

   ***

うちの周りに92歳の方が二人いるけど、お二人とも元気。
この年代は元気なのかな?

先生のチャートを見ると、♋の木星冥王星のコンジャンクションが目を引く。
それと金星が120度
天王星と土星が90度。
先生が型破りなのはこの辺かも。(笑)

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